
Photo_Naofumi Yoshimoto
Text_Aya Ueno
Edit_Ryotaro Miyazaki
―
誰に対しても取り繕わず、ありのままでいることは簡単なようで難しかったりする。
柔らかい笑顔と気さくなトーク力で、気がつけばお客さまを虜にする彼。
その背景には“好き”をとことん追求し、楽しみ、ただ自然体でいるという、強みが見え隠れしている。
ーベイクルーズに就職した経緯について聞かせてください。
学生時代からヒップホップダンスをしていたこともあって、ストリートファッションが好きでした。そして、JOURNAL STANDARDはお客さんとしても度々利用していたのがきっかけで、ベイクルーズに新卒入社したんです。最初はJOURNAL STANDARDの名古屋タカシマヤゲートタワーモール店に勤務して、その後名古屋PARCOに「BAYCREW'S STORE」がオープンするタイミングで異動してきました。



ーオンとオフで、ファッションスタイルは異なりますか?
普段店頭に立っている時は、シャツスタイルがメインです。ボトムスはスラックスでキレイめに、足元はあえてスニーカーで外すのがマイブーム。JOURNAL STANDARDはスニーカーの種類が豊富で、中には別注モデルの展開も。最近はadidasが再熱しているのもあって、結構チェックしていますね。今日履いているモデルは、JOURNAL STANDARD別注の「CAMUPUS」。またプライベートのファッションも、根本は変わらないのですが、店頭に立つ時より更にカジュアル寄りです。とはいえ、それを全面に主張しすぎず、ゆったりと着られるファッションが心地いい。ファッションアイコンは野村訓市さんや野村周平さん。彼らの遊び心のあるラフな着こなしがすごく好きで、インスタもよくチェックしています。


ーadidasの「CAMUPUS」、とてもかっこいいですね! では、前田さんが考えるJOURNAL STANDARDの魅力について教えてください。
テイストが1つに固執していなくて、色んな人にフィットするファッションを楽しめるところが、ぼくの思うJOURNAL STANDARDの魅力です。スタッフとしても、1つのテイストに縛られず、幅広い着こなしやファッションの提案ができるのがとても楽しくて。お客さまのスタイルにぴったりなアイテムを見つけるのはもちろん、そこに足し算できる新しいジャンルのものを提案をしたり、一緒に開拓していけるのは、このブランドならではかなと。

ー未開拓のファッション分野に抵抗がある人も、そういった提案をしてもらえるとトライしやすいですよね。前田さんが接客をされていて、1番楽しいことは?
ぼくの接客を受けに来てくださるお客さまがいることはやっぱり嬉しいですよね。以前に接客したことを覚えて下さってて、また再来店していただけると、何よりのやりがいになります。なので、ぼく自身も接客をさせていただく中で、一人ひとりの特徴やニーズをしっかり覚えること、また次にお越しいただいた時に、前回から繋がるコミュニケーションをはかるのはいつも心掛けていますし、仕事の中でも一番に大切にしています。
ー確かに店員さんに覚えてもらえると、次もまた行きたくなりますよね。では、プライベートなお話も。前田さんの趣味は?
地元の埼玉で家族と頻繁に釣りをしていたこともあって、名古屋に来てからも休日は知多や常滑まで釣りに行きます。アジやカサゴ、イワシが釣れるんですよ。それらをお刺身にしたり、唐揚げにしたりします。あとはサウナですかね。名古屋PARCOのJOURNAL STANDARDは年齢の近いスタッフが多くて、休日もよく一緒に遊びにいくんですよ。今週も、岡崎市にあるテントサウナに行きます。サウナは好きなんですが、人混みがあまり好きじゃないので、ぼくは断然テントサウナ派。月に一回は行っていますね。

ープライベートでも仲がいいのは、働いていても楽しいですよね。
そうですね。 あと、JOURNAL STANDARDにはみんなそれぞれ色んな趣味を深く追求して楽しんでいる人が多くて。もちろんファッションについても話したりするんですが、ぼくが知らないジャンルの知識を教えてもらったり、みんなに好きなものの話を気軽に話したりします。

「自然体でいること。誰に対しても、壁をつくらずオープンであること。」
