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  3. 【CREW'S VOICE 名古屋PARCO編 vol.05】PARIS SAINT-GERMAIN STORE ファッションアドバイザー / 村上 拓也
CREW'S VOICE

Photo_Naofumi Yoshimoto
Text_Aya Ueno
Edit_Ryotaro Miyazaki

子どもの頃からサッカー一筋だった。
就職を機に、半生を共にしたスポーツから一度は離れたが、偶然なのか必然なのか、サッカーを軸としたブランド、
「PARIS SAINT-GERMAIN」の名古屋パルコ店の店長としてファッションを発信している。
サッカーを愛する彼だからこそ提案できる、オトナのスポーツカジュアルの真髄に触れてみる。

ーベイクルーズに就職した経緯について聞かせてください。

元々ファッションが好きなこともあり、新卒でベイクルーズに入社しました。最初はÉDIFICE博多店からキャリアをスタートして3年勤務しました。その後、広島店がリニューアルオープンしたタイミングで異動してまた3年、そのあと再び博多に戻ってきて1年くらい経った頃に名古屋に「BAYCREW'S STORE」ができて、現在はPARIS SAINT-GERMAIN STOREに所属しています。

ー村上さんは、サッカーをずっとやってこられたんですよね。

小学校から高校まで、サッカー一筋でしたね。中学校まではクラブチームに所属していたのですが、高校進学を機に本気でサッカーをやってやろうという想いで、強豪校の広島観音高校に進学し、部活動に明け暮れていました。当時を思い返せば、辛いこともたくさんありましたね。実家も観音高校も広島県ですが、市は違ったので、毎日ほぼ始発に乗って朝練へ。学校が終わってからもまた練習があり、毎日帰宅は22時過ぎの生活でした。自分自身、忍耐力には自信がある方なのですが、それはこの時に培ったものだなと思いますね。

学生時代に使用していたサッカーアイテムは大体処分しましたが、唯一残っているユニフォームがこちら。高校三年生の卒部するタイミングで、後ろに自分のニックネームを入れたユニフォームをみんなでお揃いで作る風習があって、その時に作ったものです。これを見ると、いまも気持ちがシャキッとしますし、とても懐かしい気持ちにもなるんです。

ーPARIS SAINT-GERMAIN STOREの魅力を教えてください。

本国のショップでも取り扱いのあるNIKEとPARIS SAINT-GERMAINのコラボレーションアイテムをはじめ、オリジナルアイテムも多数展開しているのですが、日本の実店舗は渋谷と名古屋の2店舗のみなんです。なので、PARIS SAINT-GERMAINファン、サッカー好きな方にはたまらない聖地のようになっていると思います。

もう一つ、ぼく個人として強く感じている魅力は、サッカーを軸としつつも、普段とは少し違った視点のファッションを楽しんでもらえるということ。お店の中の配分を考えてみても、半分以上がオリジナルのファッションアイテムで、中でも、オリジナルに加えてユニフォームテイストの製品が豊富にあります。

例えば、サッカーのユニフォームはスポーツウェアという印象のある人が多いと思いますが、スポーティさの中にファッション性も詰まっていて、実はデイリーウェアとして着てみると案外とてもかっこよく着られるアイテムなんです。ユニフォーム以外のアイテムにしても、スポーティなファッションスタイルをカジュアルにトライできるものばかりなので、今後もそういった楽しみ方をもっとたくさんの人に知ってもらえるように発信していきたいですね。

ー実際に来られるお客さまはどのような方が多いんでしょうか?

「PARIS SAINT-GERMAINが好きだから」「サッカーが好きだから」という方が県外からお越しいただく場合もありますし、あくまで普段着る服を買いに来られる方もいますね。“PSG”のロゴはキャッチーですし、女性の方がオーバーサイズに着ると可愛いので、性別を問わずアイテムを購入していただいてます。それを踏まえると、ベイクルーズブランドの中でも、ボーダーレスで、かなり幅広い方に楽しんでもらっているのではないかと思います。

ーサッカーと同じく、村上さんは無類のサウナ好きという噂も聞きました。いつぐらいからハマり始めたんですか?

元々お風呂は好きだったんですが、サウナには馴染みがなかったんです。きっかけは、名古屋に異動したタイミングで観ていたドラマの『サ道』。ドラマを見ていて、整い方をなんとなく学んで通い始めたら、次第にハマりましたね(笑)。いまでは大抵の休日は通っています。名古屋PARCOのスタッフもサウナーが多いんですよ。半年に一回はクルマを借りて遠出したりとかも。一番好きなサウナは「ウェルビー」ですかね。

WISMで購入したサウナバックには、クージー、チープカシオ、サウナ物産展で買った37番の鍵のキーホルダーを常備。サウナーには欠かせないナンバー「37」の下駄箱が空いてたらやっぱり嬉しいです(笑)。サウナ後は、大体「MATCH」を飲んで、名古屋名物の豚のホルモン焼きのお店「とんちゃん」で〆るのがぼくのルーティン。サウナ後の飲み物といえば、「オロナミンC」と「ポカリスエット」を割った、"オロポ"じゃないですか。オロポとMatchって味が似てるんです。気になって調べてみたんですが、これらのドリンクすべて販売元が一緒なんですよ。この件に関して、企業側は回答を控えていらっしゃるみたいなのですが(笑)、その二つを合わせているから“MATCH=マッチ”という名前にしたんじゃないか…というのが、ぼくの予想です(笑)。

ー最後になりますが、去年に引き続きPARIS SAINT-GERMAINが、今夏もジャパンツアーを開催しますね。お店では特別なアイテムは予定されていますか?

本当にもう間もなくなの始まるので、とても楽しみです。お店でも、今回のジャパンツアーに伴い、スペシャルアイテムが続々と入荷予定なので、お楽しみに!

ー村上さんは今回試合を観に行かれるんですか?

去年はパナソニックスタジアム吹田で行われていたガンバ大阪との試合を観に行って、間近でハイクオリティなプレーの数々を観ました。今年もできたら観に行きたいです…!

「余裕を持って行動すること。謙虚さを大事にすること。
どんな立場の人とも、謙虚さを忘れずに接していきたいですね。」