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  3. 【CREW'S VOICE 名古屋PARCO編 vol.12】JOURNAL STANDARD ファッションアドバイザー / 西浦大智
CREW'S VOICE

Photo_Etsuko Nagano
Text_Aya Ueno
Edit_Ryotaro Miyazaki

「なかなか手が出せないけれど、こんな服を着てみたい。」新しいファッションに挑戦するのって、勇気がいる。
ベーシックなスタイルの中に、色や柄ものをミックスして遊び心を見せる彼は、
お客さまの心の内に隠れた憧れや挑戦心もくすぐり、いつもと少しだけ違う新しい自分を見せてくれる。
そんな彼に聞く、ファッションの楽しみ方について。

ーベイクルーズに就職した経緯について聞かせてください。

もともと、洋服が好きなのと、周りの友人もアパレルに携わる人が多いこともあって、新卒から地元の三重県でアパレルショップに勤務をしていました。 もともとJOURNAL STANDARDはお客さんとして何度も遊びに行ったことがあったんですが、入社のきっかけは大学時代の先輩であり、いまは上司でもある鍬野さんの勧めでした。名古屋に「BAYCREW'S STORE」がオープンするタイミングで、スタッフ募集があると教えてくださったんです。入社が決まったと同時に、名古屋での一人暮らしが始まって。環境がガラッと変わることに少し緊張しながらも新しい生活にワクワクしたことを覚えています。

ー西浦さんの好きなファッションスタイルは?

昔からちょっと派手目な差し色や、個性的な柄物をスタイルに落とし込むのが好きですね。ストリートから少しクラシックなスタイルまで、いろんなジャンルのアイテムを混ぜて着るのが自分らしいなと思っています。系統だけではなくて、古着だったらレディースの服も結構チェックしますね。

ージャンルレスで幅広い取り扱いのあるJOURNAL STANDARDは、まさに西浦さんにぴったりですね。

そうなんです。JOURNAL STANDARDもストリートファッションを軸にしながらも様々なアイテムを取り揃えているところが魅力的。ジャンルの違うものを組み合わせると、雰囲気もガラッと変わるので、遊び心を持ってファッションを楽しめる場所だなと思います。

ー普段のコーディネートを組むときに参考にしているものはありますか?

基本的にファッションアイコンみたいな存在はいなくて、自分の直感や感性を頼りに、かっこいいと思うものを割と自由に組み合わせていますね。ただ、映画や音楽鑑賞が好きなので、生活の中で見たものから自然と色の組み合わせなどにインスピレーションを受けていることはあるかもしれません。

ー好きなブランドはありますか?

デニムが好きなので、Levi’s®︎ですかね。特にヴィンテージが好きなんですが、JOURNAL STANDARDでも今年からジャケットやデニムパンツの復刻などを別注で展開していて、ぜひチェックしていただきたいです。年代ものでいうと、1970年代に作られた「501®︎」の66シリーズが好きです。中でもステッチや色落ちの具合なんかが違う前期と後期があって、後期のものはすでに持っているので、いまは前期のものを探しています。

ーよく行くおすすめの古着屋さんはありますか?

大須にある「Feeet」というお店はよく通っています。スタッフが友人なんです。ヴィンテージのLevi’s®︎はもちろん、可愛いバンドTもたくさんあるので、いつ行っても長居しちゃうんですよね。

学生時代に自分も軽音部でベースをやっていたのもあって、バンドTを集めています。特にお気に入りなのがこの5着。System of a Down、Liam Gallagherが2着、Gorillaz 、Red Hot Chili Peppersです。古着屋さんで購入することがほとんどですが、たまにライブを観にいってグッズを買うこともあります。いまはRage Against the MachineのバンTが欲しいですけど、めちゃくちゃ高いんです…(笑)。
キャップは職場でも結構被ることの多いアイテムです。ここにあるのはSasquatchfabrix.、THE H.W.DOG&CO.、Needles、TACOMA FUJI RECORDSの4つ。好きなブランドが定まっているというよりは、旅行先とかでたまたま見かけて気に入って購入することが多いんですが、その旅のことを思い出せるし、後からもずっと楽しいのでおすすめです。気づいたら、数え切れないほど持っていました(笑)。

ーいよいよ春夏シーズンも到来します。今季トライしてみたいスタイルはありますか?

もうすぐ春が来るので、明るい色やビビットなカラーのものが着たいです。

ー接客をしていて楽しいと感じるのはどんな時ですか?

接客した方が普段着なさそうで、でも絶対に似合うと思ったアイテムを提案して、実際に選んでくださったり、更にそれに合うものを聞いてくださったりする時。信頼していただけたと嬉しい気持ちになりますね。お店に遊びに来てくれるお客さまはファッションセンスの高い方が多く、こんな組み合わせもいいなと刺激を受けることもあります。

ー新規のお客さまには、JOURNAL STANDARDをどのように提案されますか?

合わせやすい万能なものから、ニッチで個性派なものまで取り揃えているのがJOURNAL STANDARDの良いところ。普段あまり着ないようなアイテムも、楽しく着こなせるような提案をさせていただくので、カジュアルな気持ちで挑戦していただけたらと思います。

ー仕事の日の密かな楽しみについて教えてください。

お昼休憩にランチを食べに行くことです。お気に入りのお店は矢場町の「イエゴリコ」と「Bon tante」。「イエゴリコ」は古民家っぽい落ち着く内装で、「Bon tante」はどちらかといえば少しカフェっぽい雰囲気。居心地が良いだけではなく、どちらもごはんが本当に美味しくて。休憩は一人のことが多いんですが、とても入りやすいお店で。ぜひ、お買い物ついでに行ってみてください!

ーでは、休日は何をすることが多いですか?

休みの日は少し遠出したり、旅行へ行ったりするのが好きですね。旅先でもやっぱり、1番の楽しみはごはんかも(笑)。前々から気になっていたお店を開拓したり、人に聞いたりして行くのが楽しくて。去年の秋頃に京都へ行ったんですが、それもいい思い出。愛知県って日本の真ん中あたりに位置しているので、いろんなところに行きやすいのがいいんです。京都も30分程で行けてしまうので、その時はサクッと日帰りで行きました。その時「いづう」という鯖姿寿司が有名なお店で、とてもよかったですよ。次は海鮮を食べに北海道とか行ってみたいです。

「いつもマイペースに。焦って何かをやると、正確さがなくなる性格なので、
どんな時も心の中では平常心でいることを心掛けています。」