1. HOME
  2. 特集
  3. こだわりの部屋 vol.3 フォトグラファー 田中 舞

こだわりの部屋 vol.3
フォトグラファー 田中 舞

部屋というのは誰しもがくつろげる居心地の良い空間。特に何かを表現したり、これまでにないものを生成する人たちの“こだわりの部屋”とはどのようなものなのでしょうか。そこで、シーンの最前線で活躍しているクリエイターの部屋を訪ねて、ライフスタイルの根幹を紐解く連載企画の第三弾。前回出演したJファッションコンサルタントやDJとしても活躍している田口さんからの紹介で、フォトグラファーの田中舞さんが登場。

 


  • ヴィンテージとDIY家具が調和した
    居心地のいい部屋。

    フォトグラファーとしてファッションからライフスタイルに至るまで様々な写真を撮りおろしている田中舞さん。「ずっと都心エリアに住んでいたんですが、手狭に感じて広い場所を求めるうちに、いま住んでいる西武線沿いに越してきました。」と話してくれたように、旦那さんと猫と生活を営む自宅には、こだわりの家具や雑貨がレイアウトされていました。

  • ダイニングの中心に置いているテーブルはミシン棚を再利用したもの。夫婦二人で食事をするのにいいサイズ感なんです。飯能市にある「REFACTORY antiques」というショップで購入しました。いいなと思う家具や雑貨は大体そこに行けばあるんです。
  • テレビ台の周りが本だらけなんです(笑)。本棚を置くスペースがなかったので、布でうまく隠しています。主にアウトドアに特化したもので、野草図鑑やキャンプで役立つ本が多いですね。また、旦那の仕事関係の雑誌や洋書だったり、私の仕事で使用する写真集や料理本などの参考資料もまとめています。
  • ここのスペースは国内をロケハン兼旅をしたときに現地で拾ってきたものをそのまま飾っています。流木や乾燥したヒトデは撮影するときのプロップとしても活躍するんです。その隣にあるフィルムカメラたちは昔から使っているものばかりです。仕事上、ものが増えていくので、見せる収納にこだわっています。
  • ダイニングの脇にはPCスペースを設けています。ここでは写真のレタッチ作業をしたり、日々のメールのチェックを行っています。横に置いているプリンターの上が飼い猫の定位置なんです(笑)
  • 外食は極力避けていて、ほとんど自宅で食事をしています。私自身料理好きなので、人を招いてホームパーティをすることもしばしば。キッチンスペースのラックも旦那のお手製。包丁はマグネットでくっつけていて、すぐに調理をすることができます。色々なスパイスを取り揃えているのもこだわりのひとつかなと。
  • ダイニングの端のディスプレイスペースには、アウトドアグッズをレイアウトしています。棚は中野で格安で手に入れたヴィンテージのもので、その上にはイモリとベタという熱帯魚を飼育しています。
  • 知人から譲ってもらったキャビネットには食器類や小物を収納しています。木の古びた質感が気に入ってます。その上から吊るしているドライフラワーは趣味でやっている生け花や貰い物の花たちを乾燥させました。
  • 私も旦那もキャンプが好きなんです。仕事も兼ねて自然がたくさんある湖畔に行ったりしています。人の手が加えられていないところでテントを張って過ごすのが好きで、そういったシーンで使用するギアなどを棚に集約しています。

     
    Photo_Shintaro Yoshimatsu