〈HERMES(エルメス)〉と並び称された、フランスの伝説的メゾン〈ARNYS(アルニス)〉。
その熱心なコレクターでもあるクリストフ・ルフセンが手掛ける〈Chato Lufsen(シャトールフセン)〉は、
マニアが高じて、ついには〈アルニス〉側から正式に認可を受け、そのスタイルを正統に継承し、製作する唯一のブランドです。
〈アルニス〉といえば、サファリジャケットの名作“フォレスティエール”があまりにも有名ですが、
フォーカスしたのは、その陰に隠れた名作“エルテビーズ”です。
“フォレスティエール”がどちらかといえばカジュアル寄りなら、“エルテビーズ”は、よりトラッドで端正。
そこに〈シャトールフセン〉らしい解釈を加えて生まれたのが、今回の別注のベースとなった“Plume(プリュム)”です。
“Plume”とは、フランス語で「羽」を意味する言葉。その名の通り、まるで羽織っていることを忘れてしまうほど軽やか。
色気のあるフレンチテーラードでありながら、どこか肩の力が抜けているのは、筒袖による絶妙な抜け感があるからです。
カフスのような堅苦しさはなく、シャツ感覚でさらりと羽織れる。
色気一辺倒では終わらない、気軽さを備えたジャケットに仕上がっています。
そして、生地には、ドライな質感のトロピカルウールを採用。風が抜けるように軽やかで、
夏でも気持ちよく着られる仕様です。
着こなしもまた、実にフランス流。袖丈はきっちり合わせるのではなく、ひと折り、ふた折りと無造作にまくるのが〈アルニス〉のスタンダード。
そもそもフレンチスタイルのテーラーには、“きれいすぎないこと”を愛する感覚があります。
ポケットに手を突っ込めば自然と丸みを帯び、しゃがめば膝が出る。
そんなふうに、その人の動きや癖が服に刻まれていくことを、むしろ良しとする。
整いすぎていない、でもどこか品がある。まさに、“フランスのプレッピー”とも言うべき一着です。
【Chato Lufsen / シャトー ルフセン】
2016年に誕生。オーナー兼、クリエイターのクリストフ・ブレアールは、ヴィンテージコレクターとしても知られる人物で、ネクタイやポケットチーフなどのオリジナル小物をデザインするかたわら、ヴィンテージアイテムを販売する目的でオープン。2019年春には、プレタポルテのコレクションをスタート。パリジャン・シックを体現する上質なジャケットやアウターを生み出し支持されている。
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