イラストレーターとして活動したのち、9年前から刺繍を中心とした制作を続けるアーティスト、コリン・ボングラン。
祖母は刺繍職人、母はオートクチュールメゾンで働く仕立て師でもある彼女は、「糸と布は家族の歴史の一部」と語ります。
そんな彼女と共に作ったのが、インスピレーションの源でもあるパリの風景を刺繍したシャツです。
今回の主役はボディではなく、刺繍。そのモチーフがなんともユニークなんです。
エッフェル塔やポンピドゥー・センターといったランドマークをはじめ、リュクサンブール公園でお馴染みの椅子と栗の葉、
そしてパリの街を自由気ままに徘徊する行儀の悪い犬まで。
彼女の目に映るパリの断片を、10種類の刺繍として表現しました。それぞれ一着ずつのご用意です。
今回のコラボレーションについて、コリンはこんな言葉を寄せてくれました。
「L’ECHOPPEのために、この繊細なリネンシャツへ私のパリの断片を刺繍できたこと。
そして、東京とパリ20区との間に赤い糸を結ぶことができたことを、とても嬉しく思っています」
一針一針に込められたのは、パリの日常と家族から受け継いだ記憶。そして遠く離れた東京との、小さなつながりです。
3/10 モリス柱。パリの街路家具の象徴的な要素で、19世紀からショーや映画の宣伝に使われてきました。
4/10 パリの街灯と、行儀の悪いパリの犬!
5/10 テラス席のあるブラッスリー。食事や飲み物を楽しめます。街の至る所で見かけます。
6/10 パリ最大の園芸公園、パルク・フローラルにある赤い椿。
7/10 パリの屋根の約70%を占める亜鉛葺きの屋根。
8/10 セーヌ川を航行する水上シャトル、バトー・ムーシュ。
9/10 パリ中心部、マレ地区にある、特徴的なタイル張りのオテル・ド・ヴィル駅。
【c.bongrand / コリン・ボングラン】
フランスの作家、Corinne Bongrand。紙や古いリネンに糸を走らせ、絵を描くように物語を紡ぐ。
イラストと刺繍、その境界を曖昧にしながら生み出される作品群は、どこか懐かしく、静かな詩情を湛えている。
手仕事によるわずかな揺らぎまでもが作品の一部となり、量産品にはない豊かな表情を見せてくれる。
【ご注意】
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