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その他カラー K(999)
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堅牢な構造の段ボールでできたスツール
1965年にデザインされたリキスツールは、椅子としての十分な耐荷重を持ちながらも、子供が積み木のようにして遊ぶことができるほど軽量なスツールです。
段ボールというリサイクル可能な素材を完璧な組立構造によって堅牢さを強化。
発売当時には「4つのスツールで象の体重を支えられる」と話題になりました。
接着剤を使わず、山折り・谷折り・はめ込み作業だけで組み立てることができます。
分解も簡単で、折りたたんでコンパクトに収納も可能。
公共施設やワークショップなどで広く使われており、表面に絵を描くこともできるので、自由な発想を重視する保育園・幼稚園でも採用されています。
「リキスツールは、東京オリンピックの翌年、1965年に婦人画報社の展覧会の企画の一つとしてデザインされた。
1964年に東海道新幹線が開業し、1965年には国内初の家庭用電子レンジが登場し、1970年代にかけて家電メーカー各社から次々とカラーテレビが発売されていった日本の高度成長期の真っ只中である。
その時代の流れに逆行しているかのような段ボール製のリキスツールが、当時デザインされたことに驚かされる。
渡辺力は、人や環境に優しいデザインが重視される遥か前に、未来を予測していたのではないか?
リキスツールの耐荷重は、ロースツールで740kg、ハイスツールで650kgもある。
一般的なオフィスチェアの耐荷重が100~200kgだから、オーバースペックとも思える強度だ。
おそらく、紙は弱いという固定概念を覆そうとしたに違いない。
紙は絵を描ける一方で、汚れやすい。
一見ネガティブなこの特徴も、使用者の人生記録の媒体となると考えていたのではなかろうか?
紙に残された記録は、アップデートの必要がない。
いまなおリキスツールが愛されている理由が、そこにあるように思う。」として、2021年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しました。
デザイナー:渡辺 力
デザイン年:1965年
ブランド:METROCS
生産国:日本
サイズ幅33×奥行33×高さ42cm
重量:1kg
耐荷重:650kg ※垂直荷重試験
材質:段ボール
《RIKIシリーズ取扱商品》
23023940002578: LOWスツール
23023940002678:HIGHスツール
※詳細画像のカラー:ベージュ
【Riki Watanabe/渡辺 力】
処女作「ヒモイス」や「トリイスツール」などの家具類、「ポール時計」など時計のデザインで、戦後日本のデザインに革新をもたらした存在である。
metroc
サイズ | 幅 | 奥行 | 高さ |
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