TAILOR TOYO ACETATE SUKA
メーカー品番:TT15877
1950年代後期の作品のなかでも非常に珍しい「ハワイ柄」のスカジャン。表面は胸にパイナップル、背にハワイ諸島を描いたマップ柄。ヴィンテージには日本の舞妓をモチーフにしたスカジャンが存在するが、この作品は舞妓をハワイのフラガールに置き換えているのが特徴。1950年代に見られるハワイやアラスカなどの海外モチーフのスカジャンは当時、神奈川県の大船にあった米軍の環太平洋PX商品調達本部からの依頼で港商(テーラー東洋の前身)が製作し、米軍基地へ納入していたものである。
リバーシブル面は、龍虎が睨み合う「和」の絵柄。ハワイのPX(基地内の売店)で売られていたスカジャンだが、日本から輸出されていたため、背中にHAWAIIの文字がありながら絵柄はオリエンタルという和洋折衷な組み合わせとなっている。ボディはシルバー×グリーンの「逆配色」で、明るい色がメインカラーとなった南国ハワイを想わせる爽やかな仕上がり。
【TAILOR TOYO / テーラー東洋】
スーベニアジャケット(スカジャン)とは戦後間もない頃、米兵が日本駐留の記念としてオリエンタルな柄(鷲・虎・龍)や所属していた部隊、基地名などを自分たちのジャケットに刺繍したのが始まりである。それらは土産物として商品化され、各地のPX(Post Exchangeの略で米軍基地内の売店の通称)で販売されるようになった。当時、このスーベニアジャケットをはじめとした衣料品を米軍基地へ納入していたのが、テーラー東洋(東洋エンタープライズ)の前身の会社「港商商会」であり、スーベニアジャケットの生産が全盛期となった1950年代には納入シェアの95パーセントを占めるほどであった。港商から始まり半世紀以上スーベニアジャケットを作り続けてきたTAILOR TOYO(テーラー東洋)。一過性のブームではなく、スカジャンを文化として継承し続けているこのブランドこそが、スカジャンのオリジナルである。
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