『村松英俊｜Return to Stone』展覧会オリジナルのアートステッカーセット（5枚組）

村松英俊の作品写真をプリントした、5枚組のステッカーセットです。
石化されたギターやスケートボード、ヘッドフォンなど、作品の世界観を手のひらサイズで楽しめるアイテムに仕上げました。

展覧会の思い出としてはもちろん、ギフトに添えたり、コレクションとして楽しむこともできる5枚セット。
背景は透明仕様になっているので、貼った場所の素材を活かすのも◎

【展覧会概要】
村松英俊の作品は、私たちの身の回りにある「もの」と「時間」の関係を静かに掘り下げていく試みです。誰かの手の跡が残る道具や、長い時間を経た物体に宿る「気配」を、石という永遠の素材へと変換することで、失われゆく記憶や関係を未来へと延命させる。村松はその営みを通して、人ともののあいだに生まれる見えない関係性を可視化しようとしています。

作品の起点となるのは、偶然の出会いや日常の中で訪れる「石にしたい」という直感です。バイク、スケートボード、ギター、ヘッドホン──それらは作家自身の記憶や憧れと深く結びついた存在であり、同時に誰もが持ちうる時代の記憶でもあります。時間を帯びた“もの”が石として再生されるとき、私たちはそこに、過去と現在、そして未来をつなぐ目に見えない回路を感じ取ることができます。

「すべての起源は石にある」と語る村松にとって、石は単なる素材ではなく、世界の循環を象徴するメタファーです。人が生み出す鉄やガラスも鉱石から生まれ、やがてまた石へと還っていく。『Return to Stone』というタイトルには、その普遍的な時間の流れへの畏敬とともに、現代における“存在”のあり方を見つめ直す思考が込められています。

【村松英俊】
1988年静岡県生まれ。2016年東北芸術工科大学大学院彫刻領域修了。モノや道具など既製品の一部分を大理石などの石に置き換え、モノの一部が石化した、或いは石がモノの形に物化したイメージの作品を制作している。主な展覧会に2025年個展『return to stone』（日本橋高島屋美術画廊X、東京）、2024年個展『time』(CANDYBAR GALLERY、京都)、2024年『マツモト建築芸術祭　ANNEX』（旧松本市立博物館、長野）、2023年『マツモト建築芸術祭』（松本市内各所、長野）がある。

【art cruise gallery】
art cruise galleryは、ベイクルーズが運営するアートギャラリー。ライフスタイルの中でいずれも必要不可欠であるアートとファッションが交差する場。有形無形、古今東西を問わず、ベイクルーズならではなクロスジャンルな視点によるキュレーションで、普遍的な美しさを秘めた作品・作家を取り上げ、世に伝えていきます。
展示ごとに変化していく、アーティストたちの世界観を具現化するセノグラフィー。鑑賞方法を限定しないことで作品同士に無限のリレーションが生まれ、鑑賞者の主体性と感性が空間を無限に拡張していきます。

【店舗】
東京都港区虎ノ門二丁目6番3号
虎ノ門ステーションタワー 3F
SELECT by BAYCREW’S内
TEL:03-3528-8262


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