- 長く使えるお気に入りの家具や雑貨に出会いたい。
おしゃれな部屋になるテクニックを知りたい。
欲しいものはあるけれど選び方がわからない──。
そんなインテリアにまつわる疑問に、
JOURNAL STANDARD FURNITUREと
ACME Furnitureのスタッフがお答え。
「選ぶのが難しい」が「考えるのが楽しい」に変わるポイントとは?
今回のテーマは「ラグ選び」について。
部屋の中で大きな面積を占めるラグは、
がらっと雰囲気を変えられる一方で、
他の家具とのバランスや
肌に触れるアイテムであることを考えると迷いがちに。
解決に導く、3つのアンサーをお届けします。ラグの選び方を教えてください。冬に向けてラグの敷き替えを検討しています。
部屋に合うサイズや適した素材、おしゃれと実用性を兼ねたものを上手に選ぶコツはありますか?
子どもが小さいので洗えるものや、取り扱いやすい素材も知りたいです。A1好みのテイスト+実用性インテリアコーディネートは、理想のテイストを見つけることでグッと選びやすくなります。明るさや軽さのある部屋にしたい、重厚感がありリッチにまとめたいなど、まずは「ご自身の好み」を探ってみましょう。迷ったら、SNSなどで理想の部屋を探してみるのもひとつの手です。
好みのテイストが見つかったら、生活スタイルに合うか、扱いやすいかをチェック。お子さんがいる・ペットを飼っている・お手入れはラクな方がいい・掃除は頻繁にしたいなど、実用面のポイントをおさえることで、長く使えるラグを選ぶことができます。
最後は、手持ちの家具やインテリアとのバランスを考慮してみましょう。同じソファでも、合わせるラグと小物でかなり雰囲気を変えることができますよ。JOURNAL STANDARD FURNITURE、ACME Furnitureでは、Instagramやブログ、Featureページなどでコーディネートのおすすめもしています。ベイクルーズストア内では、#ベーシック×旬なアイテム #men’sライクカジュアルアイテム #ミニマル×モダンなリラックスアイテム #ヴィンテージスタイルアイテム と、ハッシュタグつきで紹介しているので、好みのテイスト探しにぜひ活用してみてください。
また、ラグの商品ページでは、【滑り止め】〇【床暖房ホットカーペット】〇【手洗い】〇といった記載もあるので、参考にしてみましょう!A2部屋の雰囲気×素材理想の部屋の雰囲気が決まったら、それに合った素材を決めていきましょう。
例えば、吸湿性に優れているジュート素材。パッと見は夏っぽさを感じるかもしれませんが、ざっくりとした質感と仕上がりでカジュアルな雰囲気を演出してくれます。海外では一般的な素材ですが、日本で取り入れている方はまだ少ないので、他の方と被らないコーディネートができることもポイントです。アメリカンスタイルの部屋も作りやすいですよ。経年変化を楽しめるレザー素材のラグは、きれい目なコーディネートにも、西海岸のような雰囲気にも、モダンなテイストにも自在に合わせることができるのが特徴です。スモーキーでくたっとした雰囲気はレザーならでは。断熱性に優れ、調湿作用があるウールは、湿気の多い日本の気候にぴったりな素材です。素朴な風合いは、ヴィンテージライクな部屋やモロッカンスタイルにおすすめです。A3配色の黄金比+サイズ選び=一気に垢抜け最後は色とサイズの選び方です。色の合わせ方が難しい……という方もご心配なく。インテリアには「7:2.5:0.5の法則」という配色の黄金比があり、7はベースカラー、2.5はメインカラー、0.5はアクセントカラーの比率を指します。
配色の7割を占めるベースカラーとは、床・壁・天井の色味のこと。2.5割に当てはまるメインカラーはインテリアの主役となる色で、カーテンやブラインドなどの窓装飾品・家具・ラグなどを指します。残りの0.5割のアクセントカラーは、クッションや小物の色味です。
ラグはメインカラーに属するので、同じくメインカラーの家具と同色系で合わせると、比較的簡単にコーディネートを組むことができます。最後の重要な“こなれ”ポイントは、サイズ感。選ぶときはソファの幅に合わせて、左右それぞれ10cm程度の余裕を持たせるのが、バランスよく見えるコツです。あえて小さめのラグを選ぶことで空間に余白が生まれ、部屋を広く見せることもできますよ。