MAATEE & SONS|別注シリーズ
■MAATEE & SONS - マーティー & サンズ■
2018AWまで「tim.」を展開していた松村大基氏が中心となり、これまで様々なセレクトショップや海外ブランドのクロージングの屋台骨として活躍してきたメンバーと共に、2019年SSに設立。
優れた素材を仕込み、表情にならってカタチを描く。ドレスとカジュアル、強さとしなやかさといった表裏へのアプローチから、広がりを提案する。縫製、パターン・ニュアンスの研究と追及を通じて、輪郭を研ぎ澄ませる。普通なようで普通でない、真に愛着が持てる日常着は、これらの真摯な遂行を経て生まれるものと確信されている。
90年代の雑誌や海外アーティストや俳優の普段着を探っていると、服装に頓着がないようなラフなスタイルに強く惹かれてしまう。
シルエット、素材感、色合わせ。方程式なんて無視しているのにかっこいい。そういう存在感は一朝一夕では身につかない。背景にある蓄積が試されている。そんな気になる。
裏原宿ファッションというとブランドの名前で語られることが多いけれど、その背景には国内外の様々なカルチャーが混じり合って生まれた、当時のあの場所の空気と群像劇がある。
今回レショップは、そんな90年代の空気を、マーティアンドサンズとともに追いかけてみた。
形になったのは4つの服。シルバータブ型の無双ウールパンツ。パンツと同素材で染めを変えた強撚平織りウールのチェックシャツ。Gizaコットンのカバーオール。異なる2つの生地を袋縫で組み立て表現したボーダーTシャツ。
店舗でも問い合わせの多い商品です。
是非これを機会にお見逃しなく。
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