ゆったりした無地のTシャツはもう持っている。

少し変化が欲しい。インナーに差し込むジャストでわずかに色気のあるTシャツ。できるならインナーとしてだけではなく、一枚でも着られるものがいい。

そんな願望に応えるのが、LEのフライスTだ。フランスの某ブランドが制作していたミリタリーのカットソーをベースに作り上げた。しなやかさの裏側に無骨なルーツが見え隠れるする、夏の定番品。

LEといえば身幅と着丈の組み合わせで豊富なサイズバリエーションが最大の特徴。

一方で、フライスTはワンサイズのみの展開。それでもさまざまな人にフィットするTシャツとして人気を博している理由は、伸縮性の高さとこだわり抜いたパターンにある。

円筒型に編み上げるフライス機を用いてつくられるゴム編みの生地は、体に程よくフィットして、美しいシルエットを描いてくれる。身体の可動域を考慮して各部位にわずかな余白をもたせているため、細身でありながらもピタピタにならない。程よい肉厚感で一枚で着用してもいい。

変更点はカラー。1980年代にフランス軍に支給されていたアンダーシャツをイメージしたナス紺を今季復刻し、定番の白、黒と合わせた3色で展開する。

機能性と着心地を兼ね備えたフライスTは、レショップメンバーの多くが無意識に袖を通してしまうほど、定番として根付いている。

すでに愛用している方はもちろん、フィットするTシャツを忌避していた方にこそ一度試してみてほしい一着です。

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