IÉNA

Serial Interviews Essences of Life

何を纏い、どこへ行こう? 何を選び、どう働く?
私たちの暮らしには、たくさんの選択が溢れている。
たくさんの選択が重なり、自分らしい愛すべき日常が
出来上がっていく。
輝く女性たちはIÉNAを纏い、何を想い、
どんな風に過ごしているんだろう?
日常を少しだけのぞき見させてもらいました。

#2

金子 夏子

Stylist

Instagram

SCROLL

Shibuya

6:00 p.m.

芯が通っているIÉNAは、
いつでもブレずに不変的

スタイリストとしてIÉNAと長く関わらせてもらっていますが、1本筋が通った不変的なブランドという印象です。不変的といっても、もちろん色や形などブラッシュアップしながら今の時代をものにしています。でも、トレンドを集めたり追いかけているだけということとは全く違い、きちんと1本の芯がある。芯さえあれば、時代を取り入れてもブレずにいられると思っています。フォルムや色出しがとても綺麗で、すごく考えてしっかり作っているなぁと手に取るたびに感じています。IÉNAは、作っている人の考えが見える服。長年スタイリストという仕事をしていて、洋服やファッションと関わってきていますが、人の想いが入って作られているものって、きちんと伝わっていくと思うんです。それはきっとファッションに限らず、どんなものにも言えることだと思っています。

人、洋服、どんなものでも
凛としている姿は佇まいから美しい

美しいと感じるのは、不変的で凛としている姿。変わらないものの美しさは、朝早い時間や夜遅い時間の、あのキーンと冷えた感じも何となく近いような気もします。洋服も同じで、芯がある服は佇まいから違うんです。人も同じ。自分に何かを持っていて、凛としている人は佇まいから美しい。何をしていても、年齢や性別関係なく、そこに美しさを感じます。何か不変的な芯を持つということと、頑なであることは、似ているようで全く違う。芯を持ちながらも、しなやかであることはとても大切。

実際に足を運び、聞く。見る。
そういう体感を大事にしている

撮影が終わった後、打ち合わせの合間に時間の余裕ができたとき、そういうぽっかりと空いた時間に気軽に好きな場所に行けるのが車のいいところ。本や展示、写真集やアートなど、仕事ともプライベートともいえる存在と触れ合う時間は私にとって必要不可欠です。私はきっととても欲張りなんだと思うんです。色々見たいし知りたい。チャレンジしていく、学んでいく、そういうことがとても好きなんだと思います。私のプライベート時間を大きく占めるアウトドアも、趣味が高じて仕事にも繋がっていき、そのことで少しずつアウトドアブランドの人などとも縁が広がり、そういうプロの人たちから話を聞いたり一緒に出かけたりもするように。そうして、自分が興味あることを色々な人から教えてもらったり、見ることができたりすることは、とてもありがたいしとっても嬉しい。何事も“自分自信が感じているか否か”を大切にしているので、出来る限り自分で体験・体感していきたくて。

大切な日常と仕事を同じ比重で
繋いでくれるのが車という存在

この日IÉNAへのリースも車で行きましたが、ほとんど車移動の私にとって、車は相棒的な存在。仕事で使うのはもちろん、大好きなアウトドアの時間も車が相棒。車は、日常と仕事を繋ぐという役割を果たしてくれています。ここ4、5年前から本格的にアウトドアに夢中になって以来、仕事と遊びは同じくらい重要に。リフレッシュできることで仕事に対してクリアに向き合えるようになる。そうして、仕事の時間と遊びの時間、その両方がいい影響を与え合いながら相乗していると感じるので、バランス良く両立していけたらと思っています。その真中に車が存在しているという感じです。仕事と遊び、どちらも気持ちが良くて始めていること。何が気持ち良いかは人それぞれなので、何でもいい。私は、今この年齢になって、仕事も遊びも両立しながら、自分がやれることをやろうという今のスタンスが気持ちいいんです。仕事、自然と遊ぶ、どちらも、実際にその場所に行く、見る、着る、触れる、感じる、そういう自分自身で感じることを大切にしていきたいと思っています。

Movie

photo and movie
Yu Inohara

edit and text
Maki Kakimoto

art direction and design
Yoshihide Uchida

special thanks
SPBS

IÉNA アイテム一覧