
何を纏い、どこへ行こう? 何を選び、どう働く?
私たちの暮らしには、たくさんの選択が溢れている。
たくさんの選択が重なり、自分らしい愛すべき日常が
出来上がっていく。
輝く女性たちはIÉNAを纏い、何を想い、
どんな風に過ごしているんだろう?
日常を少しだけのぞき見させてもらいました。
#1
西田 美紗子
IÉNA Buyer

Jiyugaoka
10:00 a.m.
デザイナーさんと密に話し合いを重ね、
想いを共有する大切さ
第1回は、バイヤー・西田美紗子さん。バイヤーという仕事は、デザイナーさんとの打ち合わせ、展示会まわり、発注などの管理や資料づくりなど、バイイングだけではありません。月に1度本社に店長が集まり、そこで洋服を見せながらその洋服の魅力やデザイナーさんの想いを皆さんにきちんと伝えるのも大切な仕事のひとつ。だからこそ、デザイナーさんと密に連絡をとるようにしていますし、その時間が私にとって、とても大切な時間でもあります。リュンヌのデザイナー・前沢さんとも何度も話し合いを重ねながら、リュンヌのニューライン“ブケ ドゥ リュンヌ”で別注アイテムを作りました。シーズンレスが今注目されていますが、カジュアルやベーシックになりがち。けれど、ブケならではの世界観によって、ガーリーすぎず、カジュアルすぎず、着心地が良い、そんな女性の理想を叶えるお洋服が出来上がりました。


身に纏うものが、
気分や所作をガラリと変えてくれる
衣食住とある中で、“衣”は常に自分が身体に直接纏うもの。その日に何を着るかによって、女性のテンションや気分はガラリと変わるはず。姿勢や所作までも変わることも。落ち込んだ気持ちが明るくなったり、自然と女性らしい所作になったり、気分をぐっと底上げしたり助けてくれるのがお洋服の力だと思っています。IÉNAを通してハッピーになってくれたら、そう思いながらバイヤーという仕事と向き合っています。どんな時間帯にどんな人がどんな風に着たいのか、そうして女性の暮らしをきちんとイメージし、そこに寄り添いながら、バイイングをしています。

自分らしい着こなしをずっと長く楽しめるのが、
ベーシックアイテムの強み
IÉNAのベーシックアイテムともいえる、オーラリーとのコラボアイテムはもう7シーズンめ。今季は、色はシーズンに合わせた絶妙なカラーを作っています。フィッティング感はとてもベーシックで、トレンドは関係なく、ずっと長く着られるものを目指しています。ずっと長く着られる不変性という部分で、IÉNAの核であるフレンチと通じるものがあり、コラボレーションがずっと続いています。ベーシックこそ、着こなし方でその人らしさがにじみ出やすいもの。自分らしく長く大事に着てもらえたら嬉しいです。


お花やお茶、その存在が生活を彩りながら
ほっと一息つかせてくれる
私が仕事の合間にほっと一息つけるのは、お茶を飲む時間。玄米茶、煎茶、お抹茶入り玉露、ほうじ茶…、色々な日本茶をストックしておいて、「今日はどれを飲もう?」と選ぶ時間からとても楽しいんです。そして、私の日常を整えてくれる大切な存在は「お花」。自宅の玄関に必ず飾っておくことで、出かけるときや帰宅した時に自然と心がリセットされています。コレクション時期は出張が続くのですが、その土地でお花屋さんを見つけ、ホテルの部屋に飾るようにしています。生のお花の力が、ホテルの部屋をぐっと居心地いい空間にしてくれるんです。一緒に出張に行っている人たちの分も買っておき、プレゼントすることも。そういったちょっとしたことが日々を彩り、いい気分転換となっています。

Movie
photo and movie
Yu Inohara
edit and text
Maki Kakimoto
art direction and design
Yoshihide Uchida