『BAYCREW'S FESTIVAL '22』アフターコンテンツ第2弾では、大盛り上がりのミュージックエリアの模様をお届けしてまいります。
今回はコロナ禍での開催となったため、入退場時のアルコール消毒、マスク着用の呼びかけを徹底し、蜜を避けるべく、足元には立ち位置のマークを配置。皆様には一定の間隔を保ちながら、楽しんでいただきました。
また、BAYCREW’SのオフィシャルYouTubeチャンネルでは、オンライン配信も実施。ライブの幕間にはBAYCREW’S STORE NAGOYAで実施された、荒谷翔大(yonawo)によるアコースティックライブや、各ブランドのオリジナルコンテンツの放映も。たくさんの方々にご覧いただき、ありがとうございました。12:00DYGL
時刻は12:00。トップバッターを飾るのは5人組のロックバンド・DYGL(デイグロー)。UKインディーロックが下地となった骨太なガレージサウンドが赤レンガ倉庫に響き渡る。テレビコマーシャルにも使用された「SINK」や各ラジオ局でパワープレイされた「Half of Me」など、全9曲を披露した。
ライブの際のファッションについては、「打ち合わせはしないけれど、なんとなくみんな似た雰囲気の服装になる」と話しており、この日も5人は共通して肩の力の抜けた、自然体な装い。
あなたにとって、ライブ衣装とは?
「日常の延長線上(DYGL Vo.& Gt.・秋山信樹)」13:20chelmico
時刻は13:20。おそろいのオーバーオールに身を包んだchelmicoがオンステージ。横浜会場とオンライン会場の盛り上がりは最高潮に。6月リリース予定のアルバムに収録される最新楽曲「Meidaimae」や「三億円」を中心に、ポップで親しみやすいラップ・ミュージックを次から次へと紡いでいく。
ちなみにMamikoさんはライブ後、楽屋にあったお弁当を2つ召し上がったそう。
あなたにとって、ライブ衣装とは?
「わたしたちをchelmicoにしてくれるモノ(Rachel / Mamiko)」14:40eill
こよなく愛しているという、Oriens JOURNAL STANDARDのアイテムで全身をコーディネートしたeill。「20」や「23」、TVアニメ『東京リベンジャーズ』のED主題歌「ここで息をして」などのソウルフルかつ甘い歌声が際立つ楽曲で、会場をロックした。
メジャーデビュー1周年を迎え、ますます勢いを増す若きシンガーソングライター。これからの活躍にも期待が高まる。
あなたにとって、ライブ衣装とは?
「戦闘服。強い自分であるために大切なもの(eill)」16:00D.A.N
3年ぶりの、待望のフルアルバム「NO MOON」が各所で話題を集めたD.A.N.は、「SSWB」や「Anthem」といった、新旧織り交ぜたセットリストで赤レンガ倉庫をミニマル・メロウな空気に満たしていく。過去の楽曲には、SF的なコンセプトで作られた同アルバム仕様のアレンジが加えられた。
時刻は16:50。会場は少しずつ、夜に向かっていく。
あなたにとって、ライブ衣装とは?
「結構、ノリで選んでいます。強いこだわりはありませんね(D.A.N. 櫻木大吾)」17:20サニーデイ・サービス
夕日に染まる赤レンガ倉庫。時刻は17:20。サニーデイ・サービスのフロントマン、曽我部恵一は愛機のテレキャスターを片手に、近年では見慣れた装いともいえる、セットアップスタイルでステージに登場。「コンビニのコーヒー」でライブがスタート。そのままMCを挟みつつ「恋に落ちたら」、「さよなら! 街の恋人たち」、「I’m a boy」と続く。そして締めには1997年の名曲「サマー・ソルジャー」を演奏。
「今日は間違いなく今年で一番いい日!」と高らかに叫ぶ曽我部恵一の人間らしさに触れた会場中が、多幸感に包まれているのを感じた。
- 18:50
宮沢和史
時刻は18:50。ヘッドライナーとして登場した宮沢和史。トーマスメイソンファブリックを用いたEDIFICEのストライプシャツが、潮風に揺れる。エイサーの太鼓と共演した「島唄」、「風になりたい」といった誰もが知るアンセムに会場が湧き上がる。大トリに相応しい、堂々のステージングであった。
- SEE YOU NEXT TIME!