NEW RELEASE | 話題の MARGE for CITYSHOP 発売!
【Conceptor片山の 物づくり、モノ語り Blog 】
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MARGE for CITYSHOP 1st. ‘’HOLLY'’ capsule collection
12 月は生まれ変われる月だ。
煌めくヒカリを纏い、そっと目を瞑る。瞼のしたで、まだ見ぬわたしと出会う。
儚く柔らかで、強い。
凛々しく、そして軽やかに。
ふわふわ躍る可憐は、高度なテクニックと漆黒の中へ。至福の組み合わせが浮かぶ。
’MARGE’の描く世界と、新しいわたしがシンクロする。
新しいとは、過去と現在の延長。
Find NEW ME.
新たなわたしで、新しいいちねんへ歩きだそう。
それぞれの流儀で
‘私らしさ‘という美しさを胸に。
’HOLLY’ Merry Christmas x
CITYSHOP
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こんにちは。CITYSHOP Conceptorの片山です。
12月ですね。師走ですね。年末ですね。
早いもので今年ももう終わり。みなさまは今年いちねん、どんな年でしたか?
CITYSHOPにとって、2022年最後にして!最大の!スペシャル企画のローンチがやってきました。このNEWSをみなさまにお届け出来る日を、わたしは本当に首を長くして待ち侘びていました。遂に。お届けします。(嬉しい)
「Tulle decorative wrap skirt」 という一枚の作品に出会った瞬間、わたしはMARGEさんに恋に落ちました。そしてすぐさま、まだお会いしたこともないMARGEさんにLove Letterを書いたのは、まだ5月の新緑の頃。
そして6月の夏のはじまりには、神戸に旅立っていました。MARGEさんのアトリエへ。心からのお願いを抱えて。
‘MARGEさん、惚れてしまいました。今年のCITYSHOPのHOLIDAYを彩るコレクションを、どうか作り上げてください‘。
(*わたしの今年のサンタクロースは、MARGEさん♡)
MARGE 「マージ」とは、自身を表現する余白を意味する。
何気ない日常に彩を添えてくれる ‘着飾る’ ためのコレクションを展開。
ウエディングドレスのデザイン・ディレクションを手掛けてきたデザイナー2人が(超美人!!!)、手掛けるMARGE。クチュールで培ったチュールやビーディング、エンブロイダリーレースなど…繊細な素材を巧みに使い、職人技と共に【高揚感をデイリーに】落とし込んだアイテムを、丁寧に生み出していく。
神戸・旧居留地は、1911年に竣工された「景観形成重要建築物」である古き良き ''海岸ビルヂング''。
和風の窓上唐破風の形態や幾何学装飾、玄関から一直線に駆け上がるダイナミックな直階段を駆けあがると、そこにMARGEさんのアトリエ兼ショップが、静かに、美しき佇まいで存在します。
扉を開けると、一気に抜ける高い天井、凛とした気持ちのいい空間。
そこに、繊細で可憐、けれど、強い意志を包括するチュールアイテムの数々、ジュエリー、オーダースーツ…が並びます。洗練されたインテリアに、澄んだ空気。
この素敵なショップに一歩足を踏み入れた瞬間に、わたしはMARGEさんの作りたい世界観がすぐに理解できました。(是非みなさま、ショップに行かれてみてくださいね!)
MARGEさんが本格的にセレクトショップで展開されるのは、今回がはじめて。
CITYSHOPとの、より良い化学反応を起こしながら、MARGEの世界観が、正しく、美しく、お客様へお伝えしなければならい重責と、
ただただ、素敵な商品を目の前に、ピュアにわたしのファッション脳がコーフン大爆発している気持ちを抱きながら、素敵なexclusive3型を作り上げていきました。
■ Beading short gilet ¥48.000+TAX
此処に、無敵のブラックショートジレの誕生です。
上品で滑らかなギャバタッサーのマニッシュ系アイテムかと思いきや、そこに描かれるは、オリジナルカラーのインドビジューで描かれた細やかなフローラルモチーフ。
【Women &Gentleman】- CITYSHOPが掲げているテーマに正にぴったりです。(だいすきすぎる訳だ!)
コンパクトな身ごろと、前後で着用可能、それぞれにムードが変化する秀逸さ…。
胸躍る、無限大のスタイリングの広がりに、ワクワクが止まりません。
まず、基本運用はコチラ↓
①タラーンとベスト風に
②サイドコードを結びカシュクール風
③後ろを前に、詰まり気味ネックを楽しむ(この時は、パンツにジレをinしたら、爆おしゃれ!)
シャツ、ニット、ジャケット、コート、ドレス… お手持ちのアイテムに取り入れることで、普段の装いがアップグレードされる一枚。さらっとした素材なので、シーズンレスに活躍します。
■ Beading short skirt ¥59.000+TAX
チュールにオーガンジーを重ね、オリジナルカラーのインドビジューを流れるように配置したショート丈のオーバースカート。スペシャルな気分を盛り上げてくれる、特別なアイテムです。
一際目を引く、華やかなビジュー達を良くまじまじと見てみてください。
ブルー~グレーのグラデーションカラーとイエローだけでなく、奥行きを出すために透明のパーツが埋め込まれていて、まるで絵画のような濃淡で、この美しいパーツが構成されています。これはすべてMARGE別注のビジュー達。
それを今回のCITYSHOP別注のミニ丈のために、元の図案から細かく切り出し、一番美しい配置になるよう、こだわりの再編成をしてくださいました。
ビーディングモチーフは、細かく仮止めするピン刺し作業を経て、すべて手まつりで裏から糸が出ないように慎重に手づけして頂いた、職人さんの魂がこもった大事な一枚です。
元々ロングスカートであった仕様を、CITYSHOPらしく、モードにもカジュアルにも振れるように、ショート丈のスカートカバーにアレンジ。
シアーなブラックベースやミニ丈が、実はスタイリングに取り入れやすい、優れもの♡
パンツやロングドレス、スカートはもちろん、ニットのジャンプスーツに合わせたい!!と今回特別にCITYSHOPオリジナルで作ってもらいました。(是非check!してみてください)
ドレスアップもカジュアルダウンも、お手のもの!
ここまで繊細なプロダクトができるのは、ウエディングドレスデザイナー出身の背景があってこそ。ため息が出るほど、細部に至るまで美しい。
まるで、ジュエリーを身に纏っているかのような高揚感を、着飾ることの幸せを、
ぜひ味わってください。
■ Sustainable tulle asymmetry ruffle p/o ¥37.000+TAX
空気を纏わせるように、波打つように、細やかにギャザーリングしたラッフルパーツを、アシンメトリーに装飾したオーバーサイズのブラウス。
シンプルに見えて、実はラッフルの幅や装飾する分量や配置にも徹底的に拘られています。これをすべて読み終わられる頃には、絶対に欲しくなる程に!笑
まず、デザイナーさんによる徹底的なデザイン設計。
限られたディテールの中でも、複雑さを持たせるためのカーブや交わる点、それでいて素肌に纏うことも想定し、軽さがでるように細かく調整されています。
その後アトリエにて、ギャザーを寄せる調整を職人さんが手の感覚で。ギャザー取りミシンを使ってしまうとカチっと仕上がってしまう為、もう熟練の技と手間暇でしかありません。それを袖においてバランスを見た後にミシンで縫い、それから、最初にギャザーを寄せていた糸を全て外して1本糸のみが残るようにしています。
この外し作業が意外と大変で、違う糸を切ってはいけないし、チュールを傷つけてもいけないしの至難の業。しかしそれを経て出来上がる、ミシン1本ラインの仕上がりは繊細で、とても美しいものとなります。
存分なボリュームが目を引く印象的な一枚は、まるでファーを纏ったかのよう高揚感。
こちらも、お手持ちのアイテムを自由にレイヤード!普段の装いをアップグレード!CITYSHOP的おススメは、「繊細なチュールと相反する性質を合わせる」こと。
シャツ、ニット、スウェット、デニムなど、カジュアルなアイテムと掛け合わせると、お互いが際立ちます。ドレスとレイヤードする際は、足元をスニーカーやビルケンなどで抜いてあげると可愛い。春夏にタンクトップやVINTAGE TEE、キャミドレスに重ねるのも楽しみですね。
カラーは麗しいBLACKと、透明感あるチャーミングなMINTの2色。HOLIDAYをイメージして。サスティナブルチュールという循環型の高品質チュールを使って、この程よいハリとしなやかさが実現しました。
ラッフル部分を、ぎゅぎゅっと捻り上げても、表情が変わってまた素敵。
チュールが重なるコントラスト、レイヤードの空気感、ベースのカラーを通して表現されるニュアンスを、お楽しみください。
■ Tulle decorative wrap skirt ¥42.000+TAX
前回、即完したインライン商品が待望の再入荷!(MARGEさんのONLINEでも入荷のたび、即完のレアアイテムです。)
柔らかなチュールにラッフルパーツを流れるように装飾したラップスカート。
華やかに印象づけてくれるアイテムでいて、普段の装いに気軽に取り入れて頂ける軽いつけ心地。最小限のラッフルを、余白を設けながら軽やかに…。
ウエストに巻いたりショルダーにかけたり、アレンジが楽しめる秀逸な一枚。
ここまで書いてきて、言えることはひとつ。
MARGEさんのアイテムには、「うつくしい魂が宿っている」ということ。
ただただそのパワーに、わたしは呼ばれたのだな、と改めて思うのです。
この時代、効率やコストを鑑みどんどん排除されうる「人の手が加わる手間」、クチュール要素、それこそがMARGEの美しさを象徴する、唯一無二の特徴です。
オーガンジーとチュールのレイヤードやビーディング装飾、ラッフル装飾など…ドレス制作の延長にあるデザインである高度な技術を、デザイナーの経験と英知、職人技で丁寧に1点ずつ作られている賜物たち。
見た目が可愛い!素敵!
もちろん、それも、私たちの心を満たす重要なパーツ。
でも加えて、このように大事にたいせつに作られているものだと知れること、手に取って頂いた時に実感できること、
それこそが「一枚の布」が「一生の宝物」に変わっていく理由であると、わたしは信じています。
2022年の沢山の素敵な出会いに心からの感謝を。
みなさま、来年もよろしくお願いいたします。
佳きお年をお迎えください。
▼関連BLOG
発売日前の昨日、INSTALIVEを開催いたしました!
サイズ感や素材感などご紹介しておりますので、ぜひアーカイブもご覧くださいませ✔