現代の「ベーシック」 ”春コート編”
今着たいコートとは何か?について。
皆様こんにちは。
仙台店ブログです。
気温も上がり、ニュースで桜の開花宣言を聞くと春を一気に感じますね。
ちなみに私は例年に無い程の花粉症に苦しんでおります。
毎日くしゃみや鼻詰まりが止まりません。
コロナの影響から毎日マスクを付けていますが、元来マスクが嫌いだった私がこんな所で恩恵を感じてしまうとは・・それもまた皮肉なものです。
これ以上は長くなりそうなので本題に切り替えるとします。
今回のテーマは「春コート」です。
ひとえにコートと言っても現代ファッションにおいては多種多様な種類があります。
ここでまず一つの基準を考えました。
それは、「ベーシック」である事。
ただあくまで今の時代に、街に馴染む服を私達は提案したい。
今回はそんな気分でチョイスした2着のコートをご紹介します。
こちらのコートはオーバーサイズに仕上げた「バルカラーコート」。
通称「バルマカーンコート(Balmacaan Coat)」と呼ばれ、襟腰の後方が高く、前方に向かって低い状態で折り返る襟が特徴のコートです。
略称として「バルマカーン」「バルカラーコート」と呼ばれます。
※日本では「ステンカラーコート」という呼称が一般的になっていますがこれは和製英語になります。
本来的にバルマカーンコートを特徴付けるデザインとして「ステンカラー」「ラグランスリーブ」「比翼仕立て」がありますが、このコートはそれを踏襲しつつ、サイズ感を現代的に調整した仕様です。
素材は100/3コットンギャバジンを使用。
細番手の糸を3本にすることにより、しなやかさとクリアな表情が出るのが特徴です。
この素材の特性から、ルーズさの中に品を感じられる為、幅広い着こなしに対応出来ます。
現代のトレンドは押さえつつ、
あくまでコートとしての基本には忠実である。
正に「これからの時代のベーシック」とも呼べる洋服かと思います。
続いてはジャーナルスタンダードでは定番となっているこちらのコート。
その名も「ダントツ撥水コート」。
キャッチーなネーミングですが、その撥水機能は折り紙付きです。
素材は老舗のテキスタイルメーカーの生地を小松マテーレにて加工した生地を使用。
生地と水滴の接触角が鈍角となることから接触面積が小さく、水滴が転がりやすくなる為、抜群の水切れの良さが生まれます。
また、家庭洗濯を100回繰り返した跡でも撥水性能を維持するうえ、磨耗にも強く、日常生活においても撥水性能が低下しにくい特性を持ち合わせております。
デザインは適度に細身なシルエットと、扱い易い膝上の丈感。初めてコートをトライする方にも安心感のある仕様ではないでしょうか?
光沢感のある素材の為、ブラック、ネイビーなどシックなカラートーンはビジネスシーンにも対応頂けます。
このコートの様に機能とファッションを両立させた洋服もまた、現代のベーシックと呼べるのではないでしょうか。
これらベクトルの違う2着のコートですが、洋服本来の基本となる要素をしっかりと押さえているというのが今回のポイントです。
だからこそ、「永く着れる」に繋がるはず。
是非、今の気分で選んでみて下さい。
悩み、考え、選択する行為もまた買い物の楽しみの一つだと思います。
そこも含めて、目の前の春を楽しみましょう!
今回のご紹介は以上になりますが、仙台店インスタ、スタッフスナップも更新しております。下記リンクからご覧下さい。
最後までご覧頂きありがとうございました。
それでは、また次回!
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