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  • Yoo-Hoo Store Journal Vol.2

    ヤッホーストアのオトナ遊び通信、
    気分の上がるギア編

    都会の喧騒から逃れ、緑豊かな自然に身を置けば、言わずもがな気持ちがいい。でも、それで満足できるのか。例えば、お気に入りのチェアに座り、一目惚れした焚き火台で薪を焚べ、軽さに富んだカップで飲むコーヒーは、きっと何物にも変え難いひと時になるだろう。そんな気分を高めてくれる傑作アウトドアギアをご紹介。セレクターはもちろんヤッホーストアの番頭、松尾忠尚。あなたのアウトドアライフがきっと変わります。

    Photo_Yuma Yoshitsugu, Masaaki Kiyokawa

    Interview & Text_Takashi Abe

    松尾忠尚 JOURNAL STANDARD ディレクター / コンセプター
    Yoo-Hoo Store ディレクター /コンセプター

    1975年生まれ、2001年にベイクルーズへ入社。
    キャンプ歴は13年。最近買ったキャンプアイテムは<ビッグアグネス>のテント、<ワット・ウィー・ウォント>の『KATORI』、<フェデカ>のトング。

    松尾氏が厳選。
    ヤッホーストア的気分の上がる
    ギアリスト

    普段使いできることも

    ギア選びの重要な要素

    01

    <NESTOUT>のLEDランタン、モバイルバッテリー
    「サンドベージュ・カラーがミリタリー的な印象を感じさせるこのランタンは、中央部分にあるモバイルバッテリーと組み合わせて使用します。もちろんモバイルバッテリーは普段使いも可能です。キャンプだけでなく、自宅でも使用したくなるデザインがいいですよね。ちなみにこの<NESTOUT(ネストアウト>は、PC周辺機器メーカーである<ELECOM(エレコム)>が手がけており、機能面で信頼が高いというのもポイントです」

    場所を取りがちな

    ジャグの収納問題はコレで解決

    02

    <Colapz>のウォータージャグ
    「イギリスブランド<Colapz(コラプス)>の存在を知ったのは、今から2年ほど前。“2イン1”という名の通り、ウォータージャグだけでなく、バケツとしても使用できます。折り畳み式でかさ張らず、高さ6cmに縮まるコンパクトさが魅力です。また個人的に惹かれたのがカラーです。最近こういった折り畳み式のジャグはよく見かけますが、グレー、オリーブドラブ、タンというカラー展開にセンスの良さを感じます」

    鉄分補給もできる万能アート

    03

    <Akihiro woodworks> ×< READYMADE PRODUCTS> ×< JOURNAL STANDARD Yoo-Hoo store> のオブジェ
    「鹿児島を拠点に活動する秋廣兄弟の<Akihiro woodworks (アキヒロ ウッドワークス>と福岡で鋳鉄(キャストアイアン)製を手がける< READYMADE PRODUCTS (レディメイドプロダクツ)>と共作で作りました。弟さんである秋廣琢さんの代表作に木彫りの鳥「チッチ」というプロダクトがあるんですが、それをキャストで仕上げていただきました。ご覧の通り、インテリアとしても活躍しますが、鉄製なので飲料水に入れるだけで気軽に鉄分補給することもできます」

    軽さにだってこだわりたい

    04

    <EVERNEW>のテーブルウェア
    「登山が好きなので、ギアの軽さには自分の中でかなりこだわりを持ってます。<EVERNEW(エバニュー)>は世界で初めてチタンクッカーを作ったことで有名な日本発のブランドで、このMP500 FlatとGUBI GUBIもチタン製のためとても軽量です。デザインが良くて、使い勝手も良いので、僕自身もいくつか愛用しています。本格的なギアを手掛けながら、ユニークなネーミングをつけるなど、ユーモアあふれるブランドです」

    自宅の収納用として

    買われる方も多いです

    05

    <DELTA>のアルミコンテナ
    「<DELTA(デルタ)>は1983年に創業したブランドで、主に輸送用のアルミコンテナを手掛けています。このミリタリーテイスト溢れる無骨なデザインと、使えば使うほどアジが出るアルミならではの質感がキャンパーにも人気を集めています。このコンテナの良いところは、自宅のインテリアとしてもサマになること。“魅せる”収納ギアとしてもオススメです。ちなみにこのブラックは限定カラーです」

    かゆい所に手が届いた

    秀逸リクライニングチェア

    06

    <AS2OV>のリクライニングチェア
    「ローバーチェアは、元々イギリス軍が車載することを考慮してデザインした折り畳みチェアのこと。そのチェアをベースに<AS2OV(アッソブ)>が独自の要素でアップデートしました。モデル名の通り、リクライニングが可能で、4段階調節により、フルフラットに近い状態にまでなります。また背面と座面のウレタンが厚いため、座り心地も抜群。まさにかゆい所に手が届いたチェアです」

    ジャーナルらしさも感じる

    角型ハンガーに一目惚れ

    07

    <TRIPATH PRODUCTS>の焚き火台

    「<TRIPATH PRODUCTS(トリパスプロダクツ)>は北海道石狩市の金属加工を手掛ける会社<TRIPATH(トリパス)>が展開するプライベートブランドです。そんな金属加工のプロが作る組み立て式の焚き火台は、至る所にこだわりが詰まってます。1番のポイントは、北海道を想起させる角型のハンガー。ダッジオーブンもハンギングできるという耐久性もさることながら、鹿の角というデザインが<ジャーナルスタンダード>のブランドイメージにも通じるものがあり、とても気に入ってます」

    ※ベイクルーズストアでは7月中旬に販売開始予定です。お問い合わせは「ジャーナルスタンダード福岡店」もしくは「ジャーナルスタンダードペリエ千葉店」までお願い致します。

    キャンプの定番カップは

    カラーでオリジナリティを

    08

    <GLOCAL STANDARD PRODUCTS>のシェラカップ
    「キャンプの定番アイテムであるシェラカップですが、他の人とちょっと違ったものを選びたいという方にオススメなのが、この<GLOCAL STANDARD PRODUCTS(グローカルスタンダード プロダクツ)>のツバメ シェラカップです。見ての通り、カラーがゴールドなんですが、これは真鍮を使用しているから。金属加工の聖地である新潟県燕三条で作られているため、このネーミングになっています。自宅で使用される人も多く、女性に人気というのも納得です」

    この人わかってるね、

    と思わせるナイフ選び

    09

    <HELLE>のハンドメイドナイフ

    「<HELLE(ヘレ)>は1932年の創業したノルウェーの老舗ナイフブランドです。すべてのナイフをハンドメイドで製作しているため、他社のナイフに比べて、価格はちょっと高めです。ただハンドメイドならではのハンドルの形状や刃長や刃厚など、大量生産品にはない職人技が随所に見ることができます。言うなれば、気分のアガるナイフです。実際僕の周りでも愛用している人が多いですね。そういえばぼっちキャンプでお馴染みのあの芸人さんも<HELLE >を使用してるそうです(笑)」

    ※ベイクルーズストア(EC)での取り扱いはございません。お問い合わせは「ジャーナルスタンダード福岡店」もしくは「ジャーナルスタンダードペリエ千葉店」までお願い致します。

    細部にまで気が利いた万能コット

    10

    <AS2OV>のコット
    「この< AS2OV (アッソブ)> のフォールディングコットの良いところは、アウターケースやポールケースがそのままコットに取り付けられるだけでなく、それらをポケットとして使用できること。ポールケースには、ベルクロが着いているので枕にもなるなど、とにかく気が利く設計なんです。かなりコンパクトになるので収納にも優れてますし、自宅で来客があった時などはベッド代わりとして使用するのもいいですね」

    災害時の自宅用に

    買われる方も多いです

    11

    <GOAL ZERO>のモバイルバッテリー(左)、LEDランタン(奥)、ポータブル電源(右)
    「< GOAL ZERO (ゴールゼロ)>が日本で有名になったのは、このライトハウスマイクロフラッシュと呼ばれるランタンがきっかけです。軽い、小さい、明るい、それでいて点灯時間が長いというのが人気の要因で、単体というよりは一人で3、4個使っている人が多いです。モバイルバッテリーやポータブル電源も今日のキャンプでは必需品ということで、とても人気です。キャンプはやらないけど、災害時に備えて自宅用に、という方も多くいらっしゃいます」

    サイドテーブルの大本命

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    <COLONISTA>のテーブル
    「<COLONISTA(コロニスタ)>は2021年に山形県で誕生したガレージブランドで、ヨットの帆などに使用されるX-PACを使用した金平糖型のLEDランタンが有名ですね。僕も持ってます(笑)。この木製サイドテーブルは、ねじ込み式の脚を天板裏にぴったり収納できる優れもの。天板の両サイドには真鍮製のバーが付いているので、シェラカップなどをかけられ、とても便利です」
    ※琺瑯のポットは松尾氏私物。

    クラシックとハイテクの

    絶妙な融合

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    <BAREBONES>のLEDランタン、<WHAT WE WANT>のスタンド
    「この<BAREBONES(ベアボーンズ)>のLEDランタンを初めて見たのは、確かアメリカのREI(アウトドストア)で。充電式のランタンの先駆け的な存在です。このランタンの素晴らしさは、クラシックな見た目とは裏腹に高機能というところ。このMIX感が最高です。旭川の家具メーカーが手がける<WHAT WE WANT(ワットウィーウォント) >はこのスタンドだけでなく、テーブルや蚊取り線香ケースなど、クオリティの高いプロダクトで今人気を集めています」

    <BAREBONES>Mini Edison Lantern LED ¥4,180(tax in)

    ※<WHAT WE WANT>のGoalstand(Oak) はベイクルーズストア(EC)での取り扱いはございません。お問い合わせは「ジャーナルスタンダード福岡店」もしくは「ジャーナルスタンダードペリエ千葉店」までお願い致します。

    世界初の熱反射素材を

    使用した超軽量シュラフ

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    <Rab>のシュラフ
    「イギリスのアウトドアブランド<Rab(ラブ)>のシュラフは、まさに凄いの一言に尽きます。世界で初めて熱反射素材をシュラフの内側に使用しているんですが、その効果もありとても軽くて暖か。零度まで対応できるこのミシックウルトラ180の重量は、わずか400グラム。実際に触れてみると、この軽さに驚くはずです。あとこのシュラフにはもう一つ魅力があり、今もなお英国製であるということ。ここに魅力を感じているのは、僕だけではきっとないはずです(笑)」

    冬の極寒キャンプにも適した

    グッドデザインテント

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    <NORTENT>のテント
    「ブラックに赤のアクセントが目を引く<NORTENT(ノルテント)>のGAMME(ギャム)6です。名前からも察する通りノルウェーのテントブランドで、モデル名のGAMMEとは、ノルウェーの部族サーミ族の伝統的な住居を意味し、その形状をモチーフに作られたドームテントです。4シーズン仕様で薪ストーブが設置できよるに煙突ポートが標準装備されているのは、さすが極寒の北欧ブランドならでは。自立型のドームテントのため、設営の容易さも魅力のひとつです」

    ※完売のため、現在入荷待ちとなっております。お問い合わせは「ジャーナルスタンダード福岡店」もしくは「ジャーナルスタンダードペリエ千葉店」までお願い致します。