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  3. わたしの好きな軽井沢 ここにしかないモノ・コト・ヒト vol.2
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    STAFF CREDIT / PHOTO:CHIHIRO KIYOTA,
    TEXT:MEGUMI HIRAI,MODEL:AIRI

    ガイドブックには載っていない、まちの魅力。この地に根付いている人が、ついつい集まる場所。さわやかな気候にぴったりな、ここでしか食べられないもの。地元の人だからこそ知っている軽井沢の素顔を、長野県出身のスタッフの目線でご紹介します。

    ファッションアドバイザー

    B.C STOCK EDIFICE / IENA OUTLET STORE 軽井沢店(以下、B.C STOCK軽井沢店という)勤務。最近の趣味は、カフェ巡り。休日にドライブしながら友人とカフェでおいしいものを食べる時間が好きです。

    わたしのすきな"休日"

    休日は、軽井沢の気になるお店や職場のスタッフに教えてもらったカフェをめぐっています。今回は、ある休日の様子をお見せします!

     

    モノトーンコーデが好きなので、休日はオールブラックにしました。ただ、重たくなりすぎないように、涼しげなシアートップスを選んでいます。シャツのボタンを開けているので、胸元がさみしくならないよう、ネックレスを重ね付けしてバランスをとりました。また、かごのバッグを合わせてさらに夏らしく。お気に入りは、バックルの大きなサンダル。アクセサリーのようなメタルの質感が、モノトーンのコーデを華やかにしてくれます。

     

    HOLIDAY①

    軽井沢星野エリア ハルニレテラス

     
     

    周囲の自然と共生するように設計されている「軽井沢星野エリア ハルニレテラス」は、豊かな自然に囲まれながらくつろげるお気に入りのスポットです。施設の名前にもついている「ハルニレ(春楡)」はこのあたりで自生している木のこと。ハルニレの木を保護しながらウッドデッキがつくられているので、まるで森の中を歩いているかのように気持ちいいんです。降り注ぐ木漏れ日を感じながらお昼寝できる「お昼寝デッキ」でひとやすみするのもおすすめですよ。また、雨の日でも空を見上げるのが楽しめる「軽井沢アンブレラスカイ 2022」が開催されていました(※)。1日に2回だけシャボン玉が現れ、幻想的な景色が楽しめます。

    (※)今年は2022年6月3日〜7月10日に開催。来年も梅雨の時期に合わせて開催するほか、定期的に季節ごとの催しも行われています。

    HARVEST NAGAI FARM
    ・かぼちゃ/ミントチョコ ダブル 550円(税込)

    丸山珈琲
    ・アイスカフェラテ 702円(税込)

     
     

    サジロカフェ リンデン

    雑貨と飲食スペースが併設されているサジロカフェ リンデンは、おしゃれな雰囲気でありながら、本格的なカレーが楽しめるので、たびたび訪れています。わたしのおすすめは、お店の方もいちおしのバターチキンカレーと、チーズナン。プレーンのナンもありますが、とろんととろけるチーズが、カレーにコクを足してくれるんです。厨房でナンを手作りしている様子を見ることもできます。また、カレーも、ネパール人のスタッフの方が、一からスパイスを調合しているんだそう。カレーを堪能したあとは、ゆっくり雑貨を見るのもたのしいですよ!

    バターチキンカレー 1,430円
    チーズナン 726円

     
     

    我蘭憧(がらんどう)

    お店に入った瞬間、やさしい木の香りが広がり、ひとつひとつの商品に木のぬくもりを感じられるところが好きです。わたしはこの十二支の起き上がり小法師が目に止まりました。自分の干支を買っていこうかな。一緒に買うなら招き猫と、ふくろうを並べた福を呼び込むセットがおすすめです!
    店主さんは、42年前に木のおもちゃ屋さんとしてこのお店を始めたのだそう。電池を入れて自動で動くものではなく、自分で触って動かすような、心を育むおもちゃを扱われています。だから、店内がやさしい雰囲気に包まれているんだな、と感じました。

     
     

    ギャラリー樹環

    ここギャラリー樹環は、さまざまな作家さんの作品が集まっていて、バラエティ豊かな雑貨の数々が面白くて惹かれます。なかには軽井沢の作家さんの作品や、浅間山の火山灰を練り込んだ「浅間かるいざわ焼」のうつわもあり、地元のものがつい気になります。

     
     

    NATUR TERRACE

    普段から自炊をするので、気分の上がるかわいいテーブルウェアが並ぶNATUR TERRACEでは、つい、いろいろ手にとってみたくなります。オーナーの方がデザインしたものを長野県の作家さんと一緒につくったものも販売されています。また、店頭では雑貨販売のほかに洋服やバッグのセミオーダーを受け付けています。

    HOLIDAY②

    軽井沢高原教会

     
     

    軽井沢高原教会は、以前クリスマスの時期に、仕事が終わったあと同僚と一緒に来たことがあります。そのときはイルミネーションやランタンが灯るイベントを催している時期だったのですが(※)、前回来たのは夜だったので、今日は礼拝堂の中を見学させていただくために、お昼の時間帯にお邪魔しました。
    教会に入るのは少し敷居が高そうなイメージですが、軽井沢高原教会は「星野遊学堂」という名前の通り、「感じたことを感じたままに表現し、自由に討論できる空間」として、もともと人々に開かれた教会だった歴史があるそう。誰もが参加できるようなイベントを通年で開催しているので、きっと行くたびに違った表情を楽しめるはずです。

    ※2022年8月1日〜31日にも「軽井沢高原教会 サマーキャンドルナイト」が開催される予定です。予約制ですので、詳しい参加方法は公式サイトをご覧ください。
    ※取材のため、特別に撮影の許可をいただいています。

    HOLIDAY③

    離山房

     
     

    ここ離山房は、わたしが働いているB.C STOCK軽井沢店の店長から教えてもらいました。当時軽井沢に滞在中だったジョン・レノン夫妻が夏の訪れとともに足繁く通っていた歴史あるお店。ジョン・レノンがお気に入りだったというブルーベリージュースと、数量限定のホットケーキを注文。ブルーベリージュースは、濃厚な甘みとさわやかな酸味が感じられて、さっぱりしたい夏にぴったり。ホットケーキは懐かしい味わいで、ボリュームがあって大満足でした。軽井沢には歴史あるお店が年々減ってしまっているようですが、古き良き当時の空気がそのまま流れているような店内の佇まいに、心が安らぎます。

    離山房特製ブルーベリージュース ¥830(税込)
    昔懐しい味のホットケーキ 1枚 ¥830(税込) 2枚 ¥1,250(税込)

    HOLIDAY④

    軽井沢タリアセン

     
     

    ここはお天気のいい日にお散歩コースとしてぴったりな場所。見学可能な睡鳩荘(すいきゅうそう)は元別荘だったんだとか。一部屋一部屋がとても広々としていて、とても雰囲気があります。
    ここで食べられる軽井沢バーガーは、地元の素材である信州黒毛和牛を100%使用していて、ボリューム満点! 木々や湖といった自然に囲まれた景色を見ながら味わうことができますよ。
    6月下旬から9月下旬はちょうど薔薇が咲いていて、たくさんの品種を楽しめます。映えスポットとして有名で、今日もブライダルの撮影をしている方が何組かいらっしゃいました。

    おわりに

    遠出をしなくても緑豊かな場所にすぐアクセスでき、ここにしかない魅力的なお店がいくつもあるまちだな、とあらためて感じました。軽井沢星野エリア ハルニレテラス、軽井沢高原教会は季節ごとに催しを開催しているようなので、季節によって移り変わる風景もぜひ楽しんでほしいです!軽井沢は、数少ない自然とにぎわいが調和した場所。わたし自身、休日に友だちと過ごすのはもちろん、ひとりでリラックスしたいときにも、ついこの街に引き寄せられます。