翌シーズンの立ち上げを迎える前に知っておきたい、注目の色、素材、着こなし方。スタイリングの鮮度を上げてくれるのは、どんなアイテム?
この企画では、先日開催されたベイクルーズの2022年秋冬プレス展を徹底リポート。新たなシーズンの訪れを予感させる最旬トレンドを、6人のプレスたちへの聞き取りとスタイリングから、紐解いていきます。BRAND LINE UP
Yuto Tamaki / 玉木悠斗
/ SNAP
2022年秋冬シーズンの、ブランドのニュースについて。
力を入れているアイテム、別注や新規セレクトブランドなど、トピックスを教えてください。2022年でブランド設立より25周年を迎えることができました。コラボアイテムやスペシャルな企画など、いろいろとご用意しています!お楽しみに!
スタイリングを組む上で考えたことについて、教えてください。
無骨な印象のレザーブルゾンはガバッとゆるめのサイズのものを選んでワイルドになりすぎないように。インナーにはロゴアイテムを差し込んで、とことんカジュアルにまとめました。サンダル、キャップは抜け感をプラスするのに重宝しています。
スタイリングに使用した各アイテムについて、教えてください。
レザーブルゾンはCCUのもの。インナーに着たスラッシャーのトップスは、ジャーナルスタンダードが別注したものです。デニムはTAKEIT。サンダルはビルケンの『KYOTO』でまとめました。
2022年秋冬シーズンのブランドのテーマやムードを教えてください。
引き続き、アメカジ推しです。男らしいアイテムをサイズバランスや合わせ方で今っぽく。
ご自身の気分としては、2022年秋冬シーズンはどういったアイテムに注目していますか?
久しぶりにカウチンニットやロッキーマウンテンのベストなどの、クラシックなアメカジアイテムを着たい気分です。
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Sho Iwata / 岩田笙
/ SNAP
2022年秋冬シーズンの、ブランドのニュースについて。
力を入れているアイテム、別注や新規セレクトブランドなど、トピックスを教えてください。毎年好評のチャンピオン別注スウェット、今年はスターウォーズとのコラボレーションでご用意しています。
スタイリングを組む上で考えたことについて、教えてください。
チェックシャツ+ダウンベストという土臭いトップスに、クリーンなスラックスを合わせることで綺麗めにしました。
スタイリングに使用した各アイテムについて、教えてください。
snow peakに別注したダウンベストは、インラインには展開がない、レトロなアメリカンアウトドアのムードがポイント。中に着たバッファローチェックのシャツは、king koleに別注したものです。肉厚なネル生地にレトロなチェックパターンを掛け合わせたチェックシャツは、オーバーサイズで着ると今っぽくなります。
2022年秋冬シーズンのブランドのテーマやムードを教えてください。
アメリカンアウトドア、ミリタリー、ワークなどの土臭い印象のトップスに綺麗なパンツを合わせて、古き良きアメカジスタイルにクリーンな要素を散りばめた、大人っぽい着こなしがrelumeとしてはおすすめです。
ご自身の気分としては、2022年秋冬シーズンはどういったアイテムに注目していますか?
今日も着ていますが、ダウンベストには注目しています。
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ベスト / スノーピーク別注ダウンベスト
シャツ / kingkole 別注チェックシャツ
Daichi Katsura / 桂大地
/ SNAP
2022年秋冬シーズンの、ブランドのニュースについて。
力を入れているアイテム、別注や新規セレクトブランドなど、トピックスを教えてください。A.P.C.の別注デニムやGlenmacのセーターの別注など、ÉDIFICEとしては久しぶりのお取り扱いとなるブランドの名品を現代的にアレンジした提案が特に見どころです。
スタイリングを組む上で考えたことについて、教えてください。
今期のイメージに沿って私なりの「サンジェルマンスタイル」を表現してみたところ、意図せずだったのですが、Renomaのジャケット、A P.C.のデニムと、フランスをルーツに持つブランドで構成したスタイリングになりました。特に70年代のセーヌ川左岸のサンジェルマンデプレでは、固定概念に囚われずにテーラードを自由に着崩す文化があって、これは私どもが春夏シーズンから意識しているスタイルでもあります。
スタイリングに使用した各アイテムについて、教えてください。
RENOMA Parisのジャケットは、アーカイブを現代版にアップデートして作り上げた、インラインにはないÉDIFICEだけのアイテムです。デニムは、ÉDIFICEが生地別注をしたA.P.C.のもの。アメリカのデニムとは異なる、どこかエレガンスを感じられるデニム生地はぜひ実際にご覧いただきたいです。
2022年秋冬シーズンのブランドのテーマやムードを教えてください。
春夏から継続して「フレンチスタイル」を改めて見つめ直し、現代的に置き換えて再編集し提案する今シーズン。フレンチシックなスタイルをベースとしながらも、国籍にとらわれずに「良い物」をセレクトしたMIXスタイルを提案します。
ご自身の気分としては、2022年秋冬シーズンはどういったアイテムに注目していますか?
コロナ禍の影響もあってか、最近ではリラクシーなムードのカジュアルなアイテムを着用することが多かったのですが、またテーラードに袖を通したくなっています。モノの背景や歴史といった事にとらわれず、自由な精神でジャケットやスーツを着崩したいです。
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ジャケット / RENOMA Wide Peaked 2B Jacket¥93,500(tax in)
ニット / ÉDIFICE 16GG Crew Neck22080300500030 ¥13,200(tax in)
パンツ / A.P.C.for ÉDIFICE NEW TAILLE HAUTE INDG22030310772330 ¥33,000
Ryu Horike / 堀家龍
/ SNAP
2022年秋冬シーズンの、ブランドのニュースについて。
力を入れているアイテム、別注や新規セレクトブランドなど、トピックスを教えてください。WISMは今年で10周年を迎えました。国内外、さまざまなブランド、人、モノとのコラボレーション企画を仕込んでいます。
スタイリングを組む上で考えたことについて、教えてください。
ANCELLMの綺麗なシャツにダメージデニムを合わせて、スタイリングの中にも相反するものを共存させています。
スタイリングに使用した各アイテムについて、教えてください。
真っ赤なオーバーシャツは、ANCELLMのリネン素材のものです。色はカジュアル、仕立てはドレスの相反するものが上手にまとまったアイテムです。
2022年秋冬シーズンのブランドのテーマやムードを教えてください。
アメカジやストリートなど、ワードでセグメントすることができない、自分たちが良いと思う事や新しいと感じるものに今の気分を反映させていきたいです。この10年でWISMが見てきたいままでと、WISMが考えるこれからとを融合するような感じです。
ご自身の気分としては、2022年秋冬シーズンはどういったアイテムに注目していますか?
ANCELLMのリネン素材のセットアップ。
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ANCELLM LINEN OVER SHIRT
Koichi Kawai / 河合光一
/ SNAP
2022年秋冬シーズンの、ブランドのニュースについて。
力を入れているアイテム、別注や新規セレクトブランドなど、トピックスを教えてください。JOINT WORKSらしさを追求し、元気な配色やデザインにこだわりのディティールが含まれたアイテムが盛りだくさんです。冬小物には力を入れています。その他、オーストラリア発のONE TEANSPOONなど、デザインの効いた新規ブランドも登場します!
スタイリングを組む上で考えたことについて、教えてください。
加工や素材にこだわったアイテムでまとめました。ジャケットを主役に、パンツも同系色で合わせましたが、インナーにはネイビーを入れて少し引き締まるように。
スタイリングに使用した各アイテムについて、教えてください。
ジャケットはBOWWOWのもの。ブランドお得意の古着加工が施されたモノです。ベストはrefomedのもので、素材や染料、オリジナリティあるシルエットやほかにないディテールにこだわりを感じています。
2022年秋冬シーズンのブランドのテーマやムードを教えてください。
秋冬のテーマは『PLAY ART』。華やかで楽しさのある商品展開で抽象的なアートを感じられるようなアイテムや、絵の具のバケツをひっくり返したような、鮮やかなカラーリングのファッションアイテムを多数ご用意しています。
ご自身の気分としては、2022年秋冬シーズンはどういったアイテムに注目していますか?
普段から色物をあまり着ないのですが、今年は少し変わった色や大胆な配色にも挑戦したいです。また、素材や加工などにこだわった、面白みのあるブランドも取り入れていきたいですね。
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ジャケット / BOW WOW "93-SJ" SWEAT CHORE COAT¥39,600(tax in) 10月発売予定
ベスト/ refomed BALACLAVA WOOL VEST22011731201030 ¥41,800(tax in) 8月発売予定
Genki Furukawa / 古川元気
/ SNAP
2022年秋冬シーズンの、ブランドのニュースについて。
力を入れているアイテム、別注や新規セレクトブランドなど、トピックスを教えてください。ロンドンの若者のリアルクローズをOriensらしくポップに仕上げたオリジナルアイテムがおすすめです!
スタイリングを組む上で考えたことについて、教えてください。
メンズらしいルーズなシルエットは活かしつつ、色やデザインで遊ぶ着こなしがポイントです。東京のストリートシーンには見られない雰囲気をまとえるように、ヘアスタイル、カラーもスタイリングの一部だと考えています。
スタイリングに使用した各アイテムについて、教えてください。
トップスは、2022年秋冬から初めて取り扱いの始まるirojikakeです。ベーシックながらもかなり癖のあるデザインに一目ぼれしました。特徴的な柄のボトムスも国内では見られない色の切り返しがかわいい一本です。
2022年秋冬シーズンのブランドのテーマやムードを教えてください。
さまざまな時代のロンドンのストリートスナップカルチャーにインスパイアされています。ロンドンっぽさにOriensのポップさを掛け合わせた『BRIT POP』がテーマになっています。
ご自身の気分としては、2022年秋冬シーズンはどういったアイテムに注目していますか?
もともと自身のコンセプトとしていたロンドンのファッションシーンがブランドのテーマということもあってなかなか選べないのですが……カラフルでポップな色遣いのアイテムや、変形デザインに注目しています。
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BRAEN DEAD10月頃発売予定