ÉDIFICE

ベルナール・ザンス2代目、フランクさんからの書簡

FROM PARIS WITH LOVE

Illust_Hisayuki Hiranuma   
Edit&Text: Rui Konno

スマホひとつで世界中の情報が手に入るようになって、もう随分経つ。
だけど、今でもタイムラインには上がらない驚きや感動が、
そこかしこにあるはずだ。服で言ったらベルナール・ザンスのパンツも
きっとそんなアイテムで、
このブランドがなぜ名門と呼ばれるのか、
そこにはどんなストーリーがあるのか、
モノが魅力的だからこそ
知りたくなるのは洒落者の常というもの。ここでは、
そんな老舗の代表のフランクさんが自ら、
僕らの好奇心に応えてくれた。
遠く海の向こうフランスからここ日本に届いた、一通のメッセージ。

WHAT'S BERNARD ZINS?

ベルナール・ザンスとは?

フランス北部の街、ランスでパンタロン(ボトムス)専業工場として生まれたブランド。創業者のベルナール・ザンスさんは'50年にアメリカに渡って服づくりのノウハウを学び、縫製機器を携えて故郷に凱旋していて、'70年代からはシャネルにエルメス、ルイ・ヴィトン、 ランバンやヨウジヤマモトなど、名だたるメゾンから生産依頼を受けるようになる。 その高いテーラリング技術による穿き心地の良さは、かのムッシュ・サンローランをもってして
 

 Lorsque vous l'endossez vous
oubliez celui que vous venez de quitter.

 ザンスのスラックスの心地よさは、
穿いていることを忘れてしまうほどだ
 

と言わしめたほど。 現代は息子のフランクさんが彼の後を継ぎ、 ますます高品質で洗練されたボトムスをフランスの自社工場にて日々、つくり続けている。

現CEO フランク・ザンスさん

MESSAGE FROM
BERNARD ZINS

ベルナール・ザンスから、日本のみんなへ

27 ITEMS TO CHOOSE FROM

シルエットこそ同じでも、
個性は異なる多彩なラインナップ
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最小限の修正で、
格段に新鮮味のあるスタイルに

ベースモデルとなった“バック”は、腿から裾までゆとりのあるストレートシルエットと
高めのウエスト位置を想定したパターンで、'80年代から現代まで、人気を博し続けているトラウザーズ。
今回“ラスパイユ”の制作にあたってエディフィスがリクエストしたのは、そこからヒップのゆとりを増やし、
ウエストを腰骨に乗るくらいまで広げることで、よりリラックス感を強めた新しいシルエット。
その結果、フランスの老舗らしい上品さはそのまま保ちながら、ワークパンツのように気負わず穿けるバランスに仕上がっている。
14種類の生地と27種の色柄が揃う圧巻のバリエーションは、選ぶ過程で頭を悩ませる時間も魅力のひとつ。


Raspail :
BROOKS BROTHERS for EDIFICE

¥35,000 - 39,000 +tax
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Knit : EDIFICE  ¥26,000 +tax
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Shirt : EDIFICE  ¥12,000 +tax
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Pants : BERNARD ZINS for EDIFICE  ¥35,000 +tax
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Shoes : WHEEL ROBE × EDIFICE  ¥45,000 +tax
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Knit : EDIFICE  ¥26,000 +tax
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Pants : BERNARD ZINS for EDIFICE  ¥39,000 +tax
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Shoes : WHEEL ROBE × EDIFICE  ¥45,000 +tax
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