REPORT : MUSIC
熱狂のライヴ&DJパフォーマンス
ベテランから気鋭まで。うめきたを沸かした10組のアーティスト。
『BAYCREW'S FESTIVAL OSAKA 2025』を彩り、盛り上げたのが、総勢10組が出演したライブステージ。本記事では当日に撮り下ろしたライブフォトに加えて、ステージ裏で行ったバックステージインタビューもあわせてお届け。
DAY 01 : Oct 25, 2025
INTERVIEW
ー 初日のトップバッター、おつかれさまでした。『BAYCREW'S FESTIVAL 2025 OSAKA』はいかがでしたか?
Maika:天気が心配だったんですけど、雨にも降られず。小さい子から大人まで幅広い方がいらしてて、みんな自由にのんびりしてて、すごく気持ちのいい時間でした。
Moto:風も気持ちよくて、爽やかでしたね。
Lily:ゆったりしてて、日常の延長みたいな空気がありました。
ー 今日の衣装、デニムで揃えていましたね。普段もそうしたリンクはありますか?
Maika:普段はそれぞれ好きな格好をしてることが多いです。私は上がピチッとしてて、下はゆるめ。夏はおへそを出すこともあります。
Moto:私はチェックのシャツとか、ゆったりした服が多いです。家にいるときとあまり変わらない感じ。
Lily:私もシャツが好きですね。普段とステージでそんなに違いはないです。
ー Chilli Beans.にとって音楽フェスとは?
Lily:いろんなアーティストを一度に見られるし、ふらっと立ち寄っても楽しい場所。出会いのある空間だと思います。
Maika:フェスは場所ごとに雰囲気が違って、お客さんも全然違う。自分たちも新しい人や音楽に出会えるのが楽しいですね。
Moto:今日みたいに家族連れの方が芝生でくつろぎながら聴いてくれてる光景は、普段のライブではなかなか見られない。そういう場で演奏できるのは嬉しいです。
水曜日の
カンパネラ
七尾旅人
矢井田 瞳
INTERVIEW
ー 25周年イヤー、おめでとうございます。この一年はどのような活動を?
矢井田:アルバム『DOORS』を出したり、バンド編成のツアーや、ファン投票によるリクエストライブ、親子連れでも参加できるライブなどを開催しました。例年よりも「インプット」より「アウトプット」が多い1年ですね。これまで支えてくれたファンの方々としっかり関われる機会がたくさんあって幸せです。
ー 今日の『BAYCREW'S FESTIVAL OSAKA 2025』はいかがでしたか?
矢井田:会場全体がすごくあたたかい空気に包まれていて、ハッピーなオーラが流れていました。音楽好きの方が多くて、皆さんが能動的にライブに参加してくれているのが伝わってきて。ステージ上から見ても本当に気持ちよかったです。
ー ちなみに、BAYCREW'Sとのご縁も深いと伺いました。
矢井田:そうなんです。普段からBAYCREW'Sのお店にもよく行きますし、アプリも入れてます。ポイントカードもちゃんと持ってます(笑)。だから、今回フェスへのお話をいただいたときは本当にうれしかったですね。
ウルフルズ
DAY 02 : Oct 26, 2025
思い出野郎Aチーム
INTERVIEW
ー ライブお疲れさまでした。皆さんの衣装、とても素敵でした。オーダーメイドなんですよね?
高橋:そうですね。今回の衣装は以前と同じデザイナーのVender Woh!さんにお願いしました。
ー どういったオーダーをされたんですか?
高橋:以前の衣装はジャージだったんですが、我々もそろそろ良い年齢になってきたのでね。今回は少し大人っぽく、そしてソウルバンドっぽく、“ラグジュアリーなスポーツチーム”をイメージして作ってもらいました。
ー 確かにサッカーチームのような統一感がありますね。
山入端:そうなんです。柄は全員共通ですが、形はそれぞれ微妙に違っていて。しかも細部までこだわっていて、ミラーボールモチーフや“思い出野郎Aチーム”の文字を図案化して入れてもらってます。
高橋:ちなみにデザイナーさんがプロレスラーの衣装も手がけている方で、その影響か最近鍛えてプロレスラーみたいになった増田(Sax)の衣装が一番手が込んでいます(笑)。
ー『BAYCREW'S FESTIVAL 2025 OSAKA』はいかがでしたか?
高橋:やっぱり大阪のお客さんはノリがいいですね。リハからしっかり入り込んで聴いてくれて、本当に気持ちよかったです。会場もおしゃれで、最高の雰囲気でした。
大比良瑞希
INTERVIEW
ー 今日の衣装、とても素敵でした。
大比良:最初はブルーのセットアップでステージに上がろうと考えていたんです。セットアップの“強さ”が好きなんですよね。でも、今回の会場の雰囲気をイメージしたときに、もう少し柔らかい色のほうが合うなと思って。私のグリーンのギターとのパステルカラーの組み合わせがしっくりくる気がしたんです。ギターはいつも同じものを使っているので、どうしてもそこを軸に考えることが多くて。フェス自体がファッションマーケットのような雰囲気もあったので、少し華やかさを足してみようと思い、この組み合わせにしました。
ー 普段とステージでのファッションの違いはありますか?
大比良:普段も服は好きなんですけど、やっぱりステージでは“スイッチ”を入れたい。今日みたいにカラフルな配色は普段はあまりしないけど、ステージだからこそやってみようと思えます。服の組み合わせはいつも悩むんですが、リハーサルでも何着か着てみて、「これだ」と思えるものを見つけていく感じです。
ー『BAYCREW'S FESTIVAL 2025 OSAKA』のライブはいかがでしたか?
大比良:大阪のお客さんは本当にあたたかいですね。私の音楽は盛り上げるタイプではないんですけど、今日は一人ひとりの表情がよく見えて、じっくり聴いてくれているのが伝わってきました。ちゃんと“対話”している感覚がありましたね。
Ovall
INTERVIEW
ー 今日のライブ衣装、とても自然体で素敵でした。選ぶときに意識していることはありますか?
Suzuki:基本は“演奏しやすいこと”ですね。あくまで自然体に。
mabanua:僕は普段の1.5割増しぐらいビビッドなものを選ぶことが多いです。あんまり派手に変えることはしないですけど、気持ちのスイッチをちょっと上げる感じですね。
関口:僕はゆったりした服が好きなんですけど、演奏する際に干渉しないように袖まわりは気にします。ライブの時は少しだけ色味を入れたり、遊びを足すようにしてます。
ー 大阪でのライブはいかがでしたか?
Suzuki:大阪のリスナーは本当に音楽をしっかり聴いてくれます。ライブと音源のちょっとした違いにも反応してくれて、感度もすごく高い。ミュージック・ラヴァーが多い印象ですね。
mabanua:お客さんがすごくおしゃれですね。聴いてる音楽の幅も広いし、反応の仕方もスマート。東京から見ても“センスの良い街”って感じがします。
関口:「大阪=ノリがいい」ってイメージがありつつも、個人的には集中して聴いてくれる人がすごく多い印象があって。でも今は待っててくれるファンが増えてきて、一緒に盛り上がれるようになってきたなと感じます。演っていて楽しいですね。
PES
INTERVIEW
ー ライブ衣装について伺わせてください。ソロとグループ、それぞれで考え方は違いますか?
PES:基本的には、動きやすい服が多いですね。ソロのときは、“友達が作った服を着る”というのをテーマにしていて。友人のブランドやアイテムを身につけてステージに立つことが多いんです。
ー RIP SLYMEとしての活動時とはまた印象が違いますよね。
PES:グループだと人数が多いんで、ユニフォームっぽく揃えたり、コンセプトを共有したり。でもソロのときはもう完全に好きなものを着てます。今日もいろいろ持ってきたんですけど、リハから本番まで2分しかなくて(笑)、そのまま出ました。
ー ライブはいかがでしたか?大盛り上がりでしたね。
PES:大阪は何度も来てます。ソロでもリップスライムでも。大阪は特にこういうフェススタイルの“余白”のある音楽イベントだとすごくやりやすいんですよ。お客さんが自由で、ヤジも飛んでくるし(笑)、友達も見に来るし、何よりステージと客席との距離感が近いというか。どこでやっても大阪はそう感じますね。だから楽しいし、楽です。





























































