

case:
001
Mayumi Sada
モデル / 女優 / ジュエリーデザイナー
Photo_Yuhki Yamamoto
Movie_Taiga
Hair_Eiji Sato
Make-up_Aiko Ono
Cooperation_Inter-University Seminar House
case:
001
モデル / 女優 / ジュエリーデザイナー
Photo_Yuhki Yamamoto
Movie_Taiga
Hair_Eiji Sato
Make-up_Aiko Ono
Cooperation_Inter-University Seminar House
今年も春がやってきた。出会いと別れ、期待や不安。
色んな予感と気持ちが胸の中を巡りつつも
なぜだがジッとしてはいられない。
それは、輝いて見えるあの人たちだって変わらない。
新しい景色を見るために人知れず葛藤して、
今も挑戦を繰り返しているはず。
歳も性別も、畑も違う13人の人々が教えてくれた、
彼らの心を動かすもの。
時代の閉塞感がどれだけ強まっても、
好奇心と情熱は奪えない。
お気に入りの1着に袖を通したのなら、
さぁ、新たな自分に会いに行こう。
モデル歴39年。類い稀なファッションセンスと
底抜けの明るさで、
幅広い年齢層の女性から
絶大な支持を受けている佐田真由美さん。
女優やジュエリーブランドEnasolunaの
デザイナーとしての顔もあわせ持ち、
そしてプライベートでは二児の母でもある
彼女のバイタリティと我々を惹きつける魅力とは。
表現者として立ち続けること、
40代を迎えて変わったこと、
母として子どもに寄り添うこと…。
佐田さんのこれまでとこれからを紐解いていく。
今回はご出演頂きありがとうございます。3歳の頃からモデルとしてデビューした後、「ViVi」の専属モデルとなり、現在では様々な媒体で活躍されていますが、長いキャリアの中で変化を感じることはありますか?
時代の変化はもちろんですが、私自身にもたくさんの変化がありました。モデルからスタートしたキャリアですが、2003年からは女優のお仕事もさせて頂き、目まぐるしい日々を過ごしました。目の前のお仕事に必死で食らいついて駆け抜けた10〜20代を経て、30代は結婚・出産を経験。スタッフの方々の協力のおかげで、子育てと仕事をどうにか両立していますが、10代20代とは違う意味で、目まぐるしかった(笑)。そして、2020年は何でもチャレンジしてみようと決めています。
モデル・ジュエリーブランドのディレクターとしての表現方法は違いますか?
全然違うと思います。モデル業はあくまでも服がメインなので、コーディネートがいかにきれいで可愛く見えるかを大事にしています。でも、やはり常に見られる仕事ではあるので、長く続けられる様に戒めたりします(笑)。例えば、食事制限とか、身体を動かしたりとか。常に冷静に自分を見ていたりする部分もあります。
人に対してよりも、自分との戦いかな…。ディレクターを務めるジュエリーブランド「Enasoluna(エナソルーナ)」は、頭の中のやりたいことを表現できる場所だと感じます。こういうデザインにしたい、こういう人につけてもらいたい、ヴィジュアルはこうしたい、というイメージを自由に反映することができるんです。
Enasolunaはどういう経緯でスタートしたんですか?
ブランドをスタートしたのは2006年なのですが、当時パワーストーンが私の周りですごく流行っていて。ピンクゴールドやターコイズをカスタムした数珠を身につけることで、運気アップみたいな(笑)。でも、数珠よりも、それをアクセサリーとして付けられたら、女性らしくて素敵だなと思って。ならば自分でデザインしてしまおう!と思い切ったのがきっかけです。
Enasolunaのプロダクトは繊細なデザインがたくさんありますよね。インスピレーションはどこから得ているんですか?
お仕事中のスタッフとのちょっとした会話や、雑誌や本の中からヒントを得ることが多いです。後はヴィンテージの家具のデコラティブなパーツやディテールとか、古い日本家屋の格子をそのままデザインとして抜き取ったりなど様々です。
「肌身離さずつけているジュエリーがスタンダードアイテムです」と語る佐田さん。
特に最近よく身につけているのが、“東京”という文字をそのままデザインにしたピアスと、ゴールドとパールをミックスしたリング。
最近ではYouTubeデビューもされましたよね。
わたしが始めた『さだまゆTV』は、「THE B APARTMENT」というチャンネルに入っているんです。設定が架空のアパートメントということになっていて、それぞれの配信者=入居者みたいなイメージなんです。そんな入居者達のB面を発信していこうとスタートしたのが「THE B APARTMENT」なんです。わたし以外にもモデルの滝沢眞規子さんやリヒトさんが登録していて、今後も入居者は増えていく予定です。主にファッションやビューティのアレコレを話していますので、特にわたしと同じくらいの世代の方々には観ていただけたらと嬉しいです。
華やかな世界で活躍されている佐田さんですが、オフの日はどう過ごされているんですか?
基本的に子ども中心の生活です。ご飯を作ったり、近所の公園に遊びに行ったり。それと最近、子どもたちが原宿にすごく興味を示しているので、一緒に買い物にも出かけます。
お子さまが生まれてから生活環境が変わったかと思いますが、子育て中のリフレッシュ方法はあったんですか?
子どもたちが小さい頃は外食も難しかったので、自宅に仲の良い友人たちを招いて、ホームパーティーをしていました。情報交換したり、美味しいご飯を食べたりすると気分も上がるので。女子トークに花を咲かせるのが、一番のストレス解消方法です(笑)。あとは家で本を読んだり、漫画を読んだり。結構インドアなんです、わたし。実は根っからのオタク気質で(笑)。
なるほど。では、佐田さんがいま一番興味があることはなんですか?
『鬼滅の刃』とBLACKPINK(ブラックピンク)にのめり込んでいます。最初は子ども達が好きになって、それを温かい目で見守っていたんですが、わたしも気づいたらドハマりしちゃって(笑)。
仕事もプライベートも変化をしていく中で、楽しみを見出しているんですね。それでは、ご自身が目指されている理想像はありますか?
身近でいうと主人のお母さま(料理家の野村紘子さん)ですかね。誰にでも謙虚ですし、いつもチャーミングで。わたしの目指す理想形なんです。
最後になりますが、2020年に挑戦したいことや展望を教えてください。
少し前に、何年ぶりかに舞台のお仕事をさせていただいたのですが、とても刺激的でした。なので、今年はまた女優業に挑戦したいと思っています。ブランクがあるので、まずはセリフが少ない役からのリスタートになってしまいますが(笑)。そこから自分のペースで、モデルとジュエリーデザイナーとの両立をしていきたいなと思っています。
PROFILE
佐田真由美 / さだまゆみ
ファッション誌を中心にモデルとして活躍し、幅広い年齢層から支持を受けている。 現在、Marisol、otnaMUSEレギュラーモデルを務める傍ら、ジュエリーブランドEnasoluna(エナソルーナ)のディレクターとして、ブランドに関するすべてを手がけている。2児の母。
Instagram : @sadamayumi
13th Anniversary present campaign
17,000円(税込)以上購入の方、先着25,000名様にもれなく
オリジナルポーチとシャンプー&コンディショナーをプレゼント
期間:2020年4月1日(水)~ 4月23日(木)
キャンペーンはご好評につき終了いたしました。