気温差6℃に勝つ、“シャツ以上アウター未満”の服|RELUME
春は、少しややこしい季節です。
昼は暖かくても、朝晩はひんやり。歩くと暑くて、立ち止まると肌寒い。
シャツ1枚では頼りないけれど、ジャケットでは少し構えすぎてしまう——。
そんな微妙な気温の“ゆらぎ”にちょうどいいのが、「シャツ以上アウター未満」の存在です。
名前にとらわれず、“役割”で服を選ぶ。
今日は、そんな視点で選んだ、春にこそ頼れる羽織たちを紹介します。
1.“春の温度”に、ちょうどいい凹凸感。
ヨーロピアンフラックス混のざっくりした生地感に、配色ステッチと撚り糸が映える一枚。
軽やかなのに中肉厚で、肌寒さにも対応できる。
ショート丈のオーバーシルエットは、さっと羽織るだけで自然とサマになる。
細かなチェックの遊びが、春の装いにちょうどいいアクセントです。
2.“完成形”を、今の気分で羽織る。
定番のLevi's® TYPE 3を、現代の空気に合わせてアップデート。
細やかなダメージ加工と絶妙なシルエット調整が、ただの復刻に終わらない存在感を生む。
インナーを仕込んでも、Tシャツの上に羽織っても決まる、春の温度にちょうどいいバランス感。
同企画の501®とのセットアップも、自然とサマになります。
3.軽やかさと品を両立する、春の“ちょうどいい”羽織。
イタリアの老舗alfa-fi社の生地を使った、涼やかな綾織りリネンジャケット。
短丈×オーバーサイズの絶妙なバランスで、ワイドパンツとも好相性。
カジュアルに見えて、素材が生む空気感は上品そのもの。
セットアップでも、単品でも、春の気温差をやさしく受け止めてくれます。
4.着心地も、見た目もちょうどいい。
シャリ感のある杢調素材に、軽いストレッチ。
羽織るだけでサマになる短丈トラッカー型は、気温が読めない春の頼れる選択肢。
見た目はミニマル、着心地はイージー。
洗えて気負わない、春の“実力派”羽織です。
5.シャツ以上、羽織未満の頼れる一枚。
ソフトなコットンと清涼感のあるリネンをブレンドした、春らしい軽さと着心地。
Tシャツに羽織っても、1枚で着ても成立する、計算されたシルエット。
柄で遊び、気温に寄り添う。今の季節にちょうどいい“万能シャツ”です。
シャツでもなく、ジャケットでもない。
だけど、どちらの要素も少しずつ備えている——そんな服たちは、気温の読みづらい春にとって、実はとても現実的な味方です。
気温差6℃という、この季節のちょっとしたハードル。
名前にこだわらず、「どう着られるか」「どこで使えるか」に目を向けてみると、選ぶ服はもっとシンプルになるかもしれません。
自分にとっての“ちょうどいい”を見つけるための、ひとつのヒントになればうれしいです。
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