過去に展開した某メゾンブランド別注“ダンバー”をベースにデザインした今回の別注
■MACKINTOSH - マッキントッシュ■
イギリス・スコットランドに本拠地を置くブランド。チャールズ・マッキントッシュが1830年に世界で初めてコットン生地に天然ゴムベースのオリジナル素材を塗布した防水生地コートを発表。
その後、防水素材をコットン生地で挟む「マッキントッシュ・クロス」へと進化しました。英国らしいクラフトマンシップ溢れるクオリティの高さで、日本でも抜群の知名度を誇ります。
近年では過去の名作たちをモデル名から変更し、デザイン性をさらにブラッシュアップ。クラシックでありながらもモダンなコレクションを展開し、ますます目の離せないブランドへと進化を続けています。
イギリスにはかつて、200社くらいゴム引き工場があったという。
傘をさすまでもない雨が多く、オイルドコットン、ゴム引きなどのアウターがちょうどいい。
そうして英国のクラシックなアウターは歴史を刻んできた。今、ゴム引きの生地が作れる工場は2箇所しか残っていない。
服の面白さは、歴史の中で淘汰された機能や合理性が、正解にならないというところにある。
今合理的に雨具を選ぶならゴアテックスの方がいいけれど、ゴム引きならではの質感とシルエットは、単純に袖を通したい服として、理屈を超えた魅力を持っている。
今シーズン展開するマッキントッシュのコートは、これまでよりもさらにユーティリティな魅力を備えている。
過去に別注で展開して好評を博したダンバーをベースに、着丈を短く、ネックを下げた。
特徴はマルチポケット。ただポケットを多くしたのではなく、過去にフランスのメゾンブランドが展開していたマッキントッシュ製コートの片側チェンジポケットを、そのままシンメトリーにした。
トップボタンもそのコートと同じスナップボタンを採用。
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