【Buyer’s Recommend vol.03】Bourrienne Paris X
【Weekly Buyer's Recommend Vol.03/Bourrienne Paris X 】
EDIFICEのバイヤー三浦凛太郎が、今週のリコメンドアイテムをご紹介します。第3回目は、EDIFICEとの結びつきも深い、パリのジェンダーレスなシャツブランド「Bourrienne Paris X/ブリエンヌ パリ ディス」を採り上げます。バイヤー自らが語る、バイイングにまつわる背景や拘り、拘りのシャツをメインにしたスタイリング提案など、他では聞けない秘話をお伝えいたします。
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|今回取り上げる「Bourrienne Paris X」のブランド紹介とバイイングの経緯
2017年にパリ10区で誕生した白いシャツだけを取り扱うブランド「Bourrienne ParisX(ブリエンヌ パリ・ディス)」は伝統的なディテールを活かし・再構築したジェンダーレスなシャツブランドです。
EDIFICEが2024年で30周年を迎えるにあたり、改めて”世界の名品”をしっかりとご紹介する必要があるのではないか⁇と「Bourrienne Paris X」の話が上がりました。
幾つかのアイテムにおいて”世界の名品”について話を重ねていく中で、シャツ(特に白シャツにおいては)Bourrienne PARIS X以外にないという方向性に固まりました。
それは、フランス王族であるユーグ・カペーの子孫であり実業家のシャルル・ベグベデが創設したという点。そしてパリの10区に建てられた邸宅、Hotel de Bourrienneにアトリエを構えている点など、ブランドの背景からも、Bourrienneを取り扱うことに意味を感じたからです。
普段僕たちが止まるホテルの近くにお店を構えていることもあり、実際にHotel de Bourrienneにも伺いました。
シャツにあしらわれる刺繍のデザインベースとなっている壁画を見たりと、ブランドのフィロソフィーを感じる内容を目の当たりにした瞬間はまさに開いた口が塞がらなくなりました。
バイヤー私物の型違いのBourrienne Paris Xシャツの着こなし。
|シーズンレスで使える定番品「シャツ」の中でも「Bourrienne」のシャツならではの独自の魅力
Bourrienneのシャツは基本的に台襟が高く、クラシックな作りです。特に今回EDIFICEで展開している形はどれも高い襟のバンドカラーとなっております。
シャツの基本的な美しさを保ちながらも、このブランド特有の優雅な雰囲気を醸し出しています。僕はシンプルにジャケットと着るのがとても素敵だと思っています。
タートルネックの様なネックデザインなので、羽織るだけで品良くなるポイントが素敵です。
|今季取り扱いアイテムの着こなし提案
”APPARAT Hi round co APPOP5M”という形は襟にボタンの無い仕様ですのでこれの中にタートルネックを合わせて、首周りにレイヤードを作るのも大人っぽく仕上がると思います。
カジュアルなブルゾンなどよりも、少しこっぱずかしさを感じながらでもいつもより気取った着こなしをしてほしいです。
足元は自分的にはレザーシューズ一択!僕は少しモードなスタイリングを意識してMaison Margielaの足袋ブーツを合わせたりもしますが、
EDIFICE別注のEnzo Bonafeのモンクストラップなどでシャープに合わせるのが本来僕たちが提案する着方です。でも、ヴィンテージのデニムなんかを合わせたらキマりすぎてなくて良いなあ。
なんてスタイリングの妄想が止まらないです。笑
この秋の普段の着こなしに、エレガントで袖を通すと、身が引き締まるような「Bourrienne Paris X」の傑作シャツを取り入れてみてはいががでしょうか。
ぜひ次回もお楽しみにお待ちください!
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