宮本工芸の山ぶどうバッグ
青森の自然の恵みを大事にしながら、昭和24年4月宮本幸治創業開始以来、昭和55年26日有限会社宮本工芸として50年もの間、数十人の職人をかかえ、伝統を守りつづけ今日に至る宮本工芸。
宮本工芸の山葡萄バッグは、東北の厳しい寒さに負けず自然の中ですくすくと育った国産の山ぶどうの蔓を、丁寧に青森の熟練職人が編み込んだバッグです。使い続けるうちに、一回りもふた回りも濃い色に変化し、驚くほど素晴らしいあめ色の艶が出てきます。また、修理も承っております。
この山葡萄の皮を使用したバッグを、SELECT by BAYCREW'Sにて発売いたしました。
材料となる山葡萄の皮を収穫できる時期は6月~7月の1か月間のみ。
自然環境の変化、収穫する人の減少と高齢化が進んでいて材料自体がとても貴重なものであり、籠を作る技術者の高齢化も重なり、山葡萄バッグは年々貴重なものとなっています。
【あじろ編み】
青森県認定 伝統工芸士作
津軽地方に自生する貴重な山ぶどう皮を胴用、縁用、持手用、縄用などに引きそろえ、熟達した職人があじろ編みに作り上げていきます。
自然の皮だけに曲がりくねっていて、真っすぐな部分はほとんど無く、節や、肌のグラデーションや汚い部分もあり、あじろ編みに適した部分はあまりありません。
そんな自然の皮にバカにされないようにしっかり組まれたあじろ編みは、堅牢さの中にも自然の温もりを感じられます。
使い込みほどに飴色に艶があがり、愛着が増し離しがたい籠となります。
持ち手部分は、芯はあけび蔓で回りを山葡萄で巻いています。
この手法は三上の昔ながらの伝統でもあります。
バッグ ¥291,500
※SELECT by BAYCREW'S にて発売中
※写真のLLサイズの他に、Lサイズ(¥242,000)もあり
【かこべ編み】
自然の風合いそのままに仕上がっている、かこべ編み。
あじろ編みにはできなかった部分の皮を使用しながら作り上げていきます。
時には節や曲がりくねっている部分も上手く活かしながら。
木型を使わずフリーハンドで編み上げていく為、その時の材料や職人の気持ちで籠の雰囲気が違います。その自然の優しさや荒々しさそのままが素敵な籠です。
使い込みほどに飴色に艶があがり、愛着が増し離しがたい籠となります。
このかこべ編みができるのは、現在年齢80代・職人年数40年のベテラン職人です。
かこべを作れる職人さんは宮本工芸ではこの方たった一人。
とても希少なものとなります。
バッグ ¥192,500
※SELECT by BAYCREW'S にて発売中
【かこべ・あじろ編み】
2種の編み方のミックスです。
バッグ ¥192,500
※SELECT by BAYCREW'S にて発売中
【修理対応】
購入後一年以内に、通常使用していてほどけてしまった等は無償で対応いたします。
一年以降は修理内容にもよりますが、有償にていつでも対応いたします。
(いずれも配送料は実費となります。)
山ぶどうのかごは、3世代受け継ぐことができるとも言われています。
ずっと大切に持ち続けたい1点もののバッグを探してみませんか?
ぜひSELECT by BAYCREW'Sで実際に見て、触れてみてください。
ご来店を心よりお待ちしております。
8月2日(金)~4日(日)
MUSE de Deuxieme Classe 虎ノ門店にてイベント「夕立ち」を開催いたします。
茶室/茶藝室〈池半〉による茶会をはじめ、〈A LITTLE PLACE〉による、苧麻の着物をほどいて仕立て直した服や、花写りのよい壺や器〈tonoto〉セレクトの茶器など、”現代のリトル京都”をお楽しみいただけます。
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