【作り手の解説付き】春のおすすめアウター4選 vol.2
▼今回ご紹介するコートはこの2つ!
-本日は、JOURNAL STANDARD relume MENSから山口さん、EDIFICEからは中山さんにオススメのアウターについてお話を伺っていこうと思います。
では、早速ですがrelume MENの山口さん軽く自己紹介からお願いします!
山口:relume MENSのMDの山口です。
ベイクルーズ歴は販売員、店長、エリアマネージャー、JSMのMD、EC、現在のREMのMDです。
-突然なんですが、趣味、特技を聞いてもいいですか?
山口:サッカーですね。
ゲームはしないですが、フットサルや試合観戦が好きですね。試合に関しては毎日見てます。
-今注目のチームはどこですか?
山口:プレミアリーグが好きなので、プレミアのチームはどれも好きです。
-今狙っているアイテムはありますか?
山口:狙っているわけではないですが、映画のタクシードライバーが好きで主演のロバートデニーロが着ていたM65とか、やっぱりミリタリーアイテムには目がいきますね。
-では、そろそろ商品についてお伺いしたと思います。
この服(フィールドパーカー)をどう着て欲しいとか、どんな人をイメージしたかなど、苦労した点などありますか?
山口:モッズコートって最近のミリタリーブームの中で一番人気と言っても過言ではないと思うんですよね。relumeでも、これまでモッズコートが定番商品として人気があったのですが、そことはまた違ったものをつくりたいと思い開発しました。
だからこそ、このフィールドは着丈の長さだったり、身幅のたっぷりさだったり、全体的なフォルムのバランスに関しては特に気を遣いましたね。
山口:着方については、ごくごくベーシックに普段のデニムとかチノパンツとか、スニーカーとか、そういう普通のコーディネートと合わせてもらうのが良いかと。
サイズもいつも買ってるサイズを選んでもらえれば、今らしいリラックスしたサイズ感で着てもらえますね。
デザイン上の一番のポイントは襟の部分で、ボタンを留めてもらうときれいに襟が立ち上がるようになっています。
-丈が短くしているのは何か理由があるんですか?
山口:春なので軽やかに見える丈に、それとフィールドパーカーという名前の通り動きやすくしたいというのがありますね。
-お待たせしました。
では次はEDIFICEから中山さん、自己紹介からお願いいたします。
中山:職種はEDIFICEと417のディレクターを兼任しています。
2001年入社なので、この3月で21年になります。
-ディレクターを兼任されているという事で、大変お忙しいところありがとうございます。
では中山さんにもお伺いいたしますが、趣味はなんでしょうか?
中山:趣味は、去年犬を飼いましてそのお世話が新しい趣味です。
かわいい犬グッズを買ったり、海に散歩に行ったり。
-ちなみにワンちゃんのお名前は?
中山:ピクルと言います。うちの娘がピクルスが好きなので。
一同(笑)
-中山さんの特技ってなんでしょうか?
中山:特技はー、あんまりないですね。
昔、学生のころは空手をやっていました。
-今狙っているアイテムってありますか?
中山:スーツには注目してますね。
というのも今エディフィスでもう一度、ビジネス寄りのスーツではなくファッションとしてのスーツを再開しようと思っていて。
ファッションのためのスーツスタイルの復活をさせたいなと。
そのためのヒントを探しに色々スーツを見に行ったりしてますね。
-ではでは、開発の経緯をお伺いしたいと思います。
中山:開発の経緯はエディフィスの22SSのテーマがTOKYO90'sで、当時流行っていたもの「渋カジ」とかその世代で人気だったものリバイバルさせようと思って。
例えば、東京ラブストーリーとかのトレンディードラマで俳優が着ていそうなコートをイメージしつつ、今、着るなら...と思ってつくりました。
素材にもこだわっていて、和紙と綿を撚糸し日本で織り上げたツイル生地でつくっています。
和紙は通気性や吸水性が良くて、やっぱり触り心地や着心地が和紙ならではというか独特なハリやコシ、ドライな質感が良くて気に入ってます。
前から好きな素材だったので、今回エディフィスで春のバルカラーコートをつくるにあたってチョイスしました。
シルエットは何回も修正を加えていて、バサッと羽織れるような。「ドラマチックなシルエット」が(個人的な)テーマだったので(笑)
着たらちょっと気分が上がるようなシルエットを目指しました。
-東京ラブストーリーというお話がありましたが、着こなしとしては今だとどういうイメージで着て欲しいですか?
中山:着こなしは、洗いざらしのデニムにブレザー着てその上に羽織るみたいなイメージですかね。
とは言っても、色々と合わせやすくはなっているのでカジュアルにスウェットと気軽に合わせるとかもオススメですね。
山口さん:つくる時には、あまりエディフィスらしさにとらわれすぎないように意識というか、今っぽさも大事してに作られてますか?
中山さん:エディフィスはやっぱり考えてます。ジャーナルとの違いとか417との違いとか。カジュアルな提案も増えていますが、やはりどこかにエレガントな要素を入れたいですね。
-お2人とも本日は貴重なお話を有難うございました!
2週にわたっておすすめの春アウターを紹介しましたが、作り手ならではのこだわりポイントが沢山ありましたね!
春のアウター探しの参考になれば幸いです!
▼今回ご紹介したコートはこちら!