【ETS.MATERIAUX】 - 2021AW 4th Delivery -
こんにちはETS.MATERIAUX PRESSの小島です。
ようやく羽織やニット類が着用出来る時期になりましたね。
先日衣替えを行い、昨年ほぼ毎日のように着ていたニットやシャツ等を手に取ってみると色々な思い出が浮かんでしまいました。少しエモーショナルになりますが、結局翌年も着れる物って自然と愛着に変わりますよね。
前置きはこのぐらいにしといて、、
今週末からリリースするマテリオの新作が入荷致しましたので今回も綴らせていただければと。
■フレンチ アーミー M47
軍パンといえばと考えたときに、僕らが真っ先にイメージするのがフランス軍のM47カーゴ。
服好きからしたら、誰もが納得してしまうほどの完成されたディテールを持つミリタリーの名品だ。
僕らのつくるスタイルを常に支えてくれるそんなM47に、また新たな一本が仲間入りした。
いわゆる後期型のデザインをお手本にして、テーパードの具合にもさらに拘っているから、その光沢のある生地感も相まって太さの中にもどこか品がある仕上がりだ。
オリジナルには無い色合いを得たことで、一層新しさのあるプロダクトとして生まれ変わっている。
普遍的なデザインのアイテムだからこそ、履き込みじっくり育てることで、自分だけの物にしていきたい。
■M52 チノパンツ
各国のミリタリーウェアをお手本にしながら、フレンチミリタリーのM52には本来無い色合いを載せた事で、どこかモダンな印象に昇華した。
オリジナルのあのボリューム感を損なわないように、コーマ糸を限界密度まで織り上げた中肉厚なタフなチノクロスを採用。
滑らかな表情に対しての立体的なフォルムがなんとも魅力的だ。
細かいディテールを見直し裏の仕掛けを少し変更するだけで、フレンチミリタリーのパンツもまるでスラックスの様な美しい佇まいになった。
無骨で一癖ある物も、クリーンな物に。
■TYPE A-1ニット
格好良いとは思いつつ、ヴィンテージのミリタリーニットはそのままだと少し着づらい。
アメリカ軍のA1タイプの雰囲気ある佇まいは残しながらも、着心地に拘ってリプロダクトした。
ドイツの世界最高峰のニッティングマシーンで限界まで度詰めした編地を用いており、肌当たりは抜群に良い。
適度なゆとりを持たせた事でリラックス感のある現代的な雰囲気に仕上げた。
軍物の雰囲気を兼ね備えながらも、日常着として袖を通しやすい一枚になった。
■ドライバーズニット
メゾンからドメスティックまで、今や様々なブランドから提案されているドライバーズニット。
僕らが提案するドライバーズニットは、トラックの運転手に愛されていたという背景に着目したうえで、着心地と現代的な機能美を兼ね備えた仕様を考えて作った。
腰掛けた時に便利なダブルジップの仕様はオリジナルの雰囲気のままに、両サイドには本来付くことのないスリットポケットを採用し、より利便性を高めた。
硬いウール製のものは良く見るけど、今回採用したドイツの編み地は柔らかくて肌触りが抜群だ。
オリジナルの着づらかった点をできるだけ解消した、思わず袖を通したくなる一枚になっている。
ざっくりご紹介を致しましたが、また後日物にフォーカスをしたスタイリングブログを各STAFFからお送りさせていただければと。
今回も大げさになりますが翌年、翌翌年も愛着を持って手に取りたくなるようなアイテムです。
小島
ETS.MATERIAUX 新宿店
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