名物MD鷹野が語る、渾身のリメイクデニム。
relumeオリジナルのリメイクデニムが誕生。MD鷹野に話を伺いました。
インディゴシリーズに始まり、NOMAとのリメイクデニムやラングラー別注シャツなど、インディゴスタイルを提案するジャーナルスタンダードレリューム21SSシーズン。
ファーストデリバリーが続々と入荷する中、3月末の投入にて遂に目玉商品が登場。
レリュームがオリジナルで製作した”リメイクデニム”です。
レリュームが提案するベーシックスタイルに新たな風を吹き込むリメイクデニムは、生地にもこだわった本格仕様。
早速産みの親であるMD鷹野に話を聞きました。
鷹野 徹 (タカノトオル)
JS relume MD
2011年3月よりベイクルーズでの商品開発キャリアを開始。JS HOMESTEAD商品開発担当を経て現在はJS relumeのMDに就任。
『snowpeak』との別注企画や、レリュームオリジナルのベーシックライン『HOUSE HOLD』など数々のヒット企画を打ち出す。
ー宜しくお願いいたします。ー
鷹野(以下T) 宜しく御願いします。
ーオリジナルのリメイクデニムができると聞いて、正直はじめはリメイクは古着だから良いのでは?と思っていましたが、実物を見て驚きました。かなり雰囲気のある佇まいで。ー
T 出来るだけ本格的なものを作りたかったんですよね。新品ならではの今っぽいデニムも良いけど、僕らの世代含め、誰が見ても「おっ」と思ってもらえるものを作りたかった。生地も今までレリュームのオリジナルデニムで使っていた生地とは違うものを選びました。
ー違う生地、というのは?ー
T コーンデニム社というところの生地を使っています。この会社は元々はコーンミルズ社っていう名前でリーバイスのデニム生地とかを作っていた会社なんだけど、特にホワイトオーク工場で生産されたデニムは色落ちがすごく綺麗で古着市場でも人気が高い。
2017年にそのホワイトオーク工場は潰れてしまったのですが、中国とメキシコに工場は残っていて。今回はコーンデニム社の中国工場で作っている生地を使っています。
ダメージを与えた時の馴染み具合だったり、色落ちの絶妙な風合いを求めてたどり着いたのがこの生地でした。
ーリメイク加工もかなり本格的ですね。ー
T リメイクって言うからにはもっとゴリゴリの加工を施しちゃってもよかったんですけど、それだと今のレリュームのテイストとマッチしないし、何より普段古着を着ない人にも着てもらえるようなデニムにしたかった。その時にクローゼットにある私物のリメイクデニムが思い浮かんで。それを基にデザインを落し込みました。
ー確かに、履いてみると意外と馴染むというか。思っていたよりもクリーンな印象です。ー
T 置いてあるものと実際に履いているものではだいぶ印象が変わりますよね。程よいラインを見つけるのに少し時間はかかったけど、そう言ってもらえると嬉しいですね。
ーこちらは深みのあるブルー。サイドのアタリが自然で、嫌味がなくて良いですね。シンプルなストレートシルエットも合わせやすそうです。ー
T ブルーも綺麗な色合いですよね。カーキとの相性はもちろんですし、個人的にはシャンブレーシャツとかを合わせてブルートーンでの合わせもおすすめしたい。
シルエットは80年代の501のようなジャストなサイズ感をイメージしています。
ー鷹野さんが履いていると大きく見えますが。ー
T 僕はあえて大きめのサイズを選んでやや太めで履いています。でもそれは僕自身ビンテージの少し野暮ったいシルエットのデニムが好きだからと言う理由であって。
細身で履きたい人は是非ジャストサイズで履いてもらえれば良いと思うし、ストリートスタイルが好きな若い子にはダボっと大きく履いてもらえれば良い。女性がサラッと履いてもすごくカッコ良いと思う。
その人その人の好みや気分で履き方を選んで欲しいんです。
年齢や性別に関わらず、古着が好きな人もそうでない人も、デニムを履いたことのない人にも、色んな人に手にとってもらえたら嬉しいですね。
こだわりのダメージ加工は、裾やバックポケットまで抜かりない仕上がり。
渾身のリメイクデニムは現在店頭発売中、オンラインストアも掲載予定です。
ぜひ一度店頭で手に取ってお試しください。