[LE] new arrival|新作のコーデュロイチノと定番のタートルネックニット。
去年、他のショップのスタッフさんと雑談していたときに、「昔に比べてシーズンレスな物が増えたよね」といった会話をしていたことを思い出しました。
デニムやチノパン、コットンのアウターやスウェット。綿の生地はかなり長い期間着れるものが多いです。
実際私は夏も冬も年中デニムやチノパンを履きます。皆様の中でもそういった方は多いのではないでしょうか。
でもそういえば、服屋に入ったとき(15年前くらい)は先輩から「冬なのに通年物ばっかり着るな。冬物を着ろ。」と言われていたこともありました。
だいたい11月とか12月にはコットンのチノパン禁止とか、ウール生地のジャケットやパンツも通年生地は禁止になっていました。
アパレル業態の販売戦略だったりしたと思うのですが、今では割と冬でもコットンパンツ履きますよね。って雰囲気を感じます。
売り場からも少しずつ紡毛生地のパンツなどは少なくなってきました。
LEでリリースしていたメンズのワードローブの定番といえるようなパンツもやはり綿物が多かった。
しかし本来冬には冬に適した生地の服があるし、夏には夏に適した生地の服がある。
それに何よりこの冬は季節感のあるパンツも履きたいなという気持ちが生まれていました。
なので作りました。LEのコーデュロイチノ。
日常的に履くパンツならウールよりはコーデュロイが良いなという気分だったのですが、ルーツを考えると仏・英国のワークウェアや英国のカントリーウェアの印象が強い。
しかしそういったものは現在では日常的に履くには少し癖があるので、もっと無臭で日頃から道具的に着用できるものにしたいと考えていました。
そこで思い出したのが昨年リリースしたLEのチノパン。
60年代のUS Armyの、量産モデルへと移行されていく過渡期のモデルをベースにしたものですが、作りが良く無駄がない。
シルエットもややゆとりがあるストレートシルエットで結構気に入っていました。
この少しの無骨さと無駄のなさを兼ねそろえたLE CHINOの形なら良いコーデュロイパンツができるのではと思い、生地を乗せ換えることで今回のコーデュロイチノが生まれました。
生地の厚みがあるので前回フロントボタンからホックに変更したのですが、そうすることでなんかディッキーズのコーデュロイパンツみたいになりました。
「なんかディッキーズっぽくていいですね」なんて話をしていたら、実は60年代くらいにディッキーズが米軍のパンツを納めていたことがあるらしい。
やりたかったことが何か一つ繋がったような気がして嬉しかったです。
とても良いパンツになったので是非履いてみてください。

L'ECHOPPE
《予約》【LE / エルイー】CORDUROY CHINO:パンツ
ブラウン | 2

L'ECHOPPE
《予約》【LE / エルイー】CORDUROY CHINO:パンツ
ブラック | 2
そして、今回同日にLEの定番16G(ゲージ)のタートルネックが発売になります。
こちらも冬には欠かせないワードローブのひとつ。(スタッフも全員が持っていた気がします。)
先日発売になった14Gのニットシリーズより一画薄い生地なので、シャツやミドルゲージのニットなどのインナーにも入れやすいです。
シルエットもすっきりめです。
裾がリブではなくストレートになっているのが特徴で、タックインしやすいです。
もちろんアウトしてラフに着るのも良いです。
まだお持ちでない方も、既にお持でいらっしゃる方にもお勧めしたい1着です。

L'ECHOPPE
《予約》【LE / エルイー】 16G TURTLENECK
ブラック | 3