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LE DENIM SLANT PANTS|デニムのワークトラウザーズを再現した新型パンツ。

 

昨年くらいから前コンセプターの金子さんとLEでデニムのワークトラウザーズの企画を進行していました。

春にリリースする予定でしたが生地に拘っていたら結局秋口に…。季節的にはちょうど良いですが(笑)。

 

ベースになったのは60年代くらいと思われるアメリカ製のデニムのワークトラウザーズ。(ブランド不明)

軽いオンスのデニムに程よい緩さのあるテーパードシルエット。

高めのウエスト位置で腰回りの収まりが良く、5PKのデニムに比べても深い股上、すっきりしたお尻まわりです。

 

単純にシルエットが良く、ヴィンテージならではの生地の雰囲気もあったので、日本のデニムの加工技術を生かして現代版として再現しようと試みました。

 

パターンを少しだけ綺麗に直し、生地は12オンスのデニムにしています。

年中履けますし、よくある13オンスくらいのデニムと比べるとちょっとだけ軽く感じると思います。

 

 

25030053800530    LE DENIM SLANT PT ¥33,000(in tax)

 

 

L'ECHOPPE

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ヴィンテージ加工は、日本でも技術の高い職人さんがいる工場で手作業で行われています。

日本のデニムの加工レベルはやはり世界水準でも高く、海外のメゾン等からもオーダーが入り、中々手が空かない状況とのこと。

 

LEの今回のデニムも洗い、擦りを何度も繰り返し、やり過ぎ感のない自然な風合いを目指して作っていただきました。

 

ちなみに商品名のSLANTとは「斜め」「斜向」といった意味で、スラントポケットはもともと乗馬用のジャケットに使用されていた斜めについたポケットのこと。

現在のパンツではトラウザーズ型に多く採用されているかなりポピュラーなポケットの付け方です。

 

しかしよく考えてみると、デニムの王道の形というと5PKが思い浮かぶのですが、Levisを始めとする多くのブランドで有名なモデルがあります。

ペインター型なんかではLeeに代表的なモデルがありますけど、デニムスラックス型ってあまり代表的な皆が思い浮かぶモデルってないなと。

 

元を辿れば恐らくヨーロッパから伝わっているワークトラウザーズに、丈夫なデニムを使うことで自然と生まれたのだと思っているのですが、決定的な発祥の地は調べてもわからずでした。

自然と変化しながら、過度な脚光を浴びることなく、ワークウェアとして長く続いている、王道ではないようで王道なのかもしれないアイテム。

 

とはいえあまり難しく考えずに、自由に履いていただければと思います。

 

シルエットはどなたでも履きやすい程よい余裕と、5PKにはない品の良さがあります。

 

是非試してみてください。

 

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