ベージュの下地に、光沢のある白っぽい巻き毛が、なんとも可愛らしい一着です。 スタッフさんによると、この表面の巻き毛は職人さんたちが手巻きしているそうで…。 なるほど、だからこのお値段なのか、と。 思いの外ボリューミーで、そのまま着ると横幅が広くなり、「あれ？」となりましたが、少し後ろに抜いて襟口を肩に引っ掛ける感じで着ると横幅が軽減されて華奢に見えました。 ふわふわであたたかく、カットソーの上に羽織るのに最適です。 内側には白い巻き毛はありませんので、心配していた毛落ちがなく、試着したときに中に着ていたカットソーにもまったく付いていませんでした。 厚手のニットやスウェットの上からでも羽織れるくらい余裕のあるサイズ感ですが、ニットや裏起毛スウェットをインするとボリュームが出て落ち感が損なわれるように思いました。 こちらのカーディガンだけでもじゅうぶんあたたかいので、ロンT、ブラウス、リブタートルなど薄手のインナーの上にこちらを羽織り、真冬はムートンコートやダウンコートなどの厚手のアウターで補えば問題ないと思います。 もちろん、秋や春にも最適な羽織ものです。 ゆるっとしたサイズ感も、ヒップが隠れる着丈も気に入りました。 ただ、コートではなく、あくまでカーディガンですし、税込5万円までならなぁ…というのが本心です。 発売初日に伺いましたが、その店舗ではお昼過ぎの時点で残り2着になっていて驚きました。 かなりお高いと思うのですけれど、とても人気のようです。
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