- 服が好き=オシャレする理由って、ぶっちゃけモテたいからじゃね!?……な〜んて重々自覚しつつも、単に女性目線を意識しただけの服じゃ燃えないってのが、服好きのサガ。やっぱり見映えや仕立て、背景などなど……どこかに“持て!”という無言の圧=質を秘めた、言わば“持て服”に惹かれちゃうんですよね。ってことで、ここでは服飾業界の女性陣による生の声をもとに、“モテ”と“持て”の二刀流で、今冬フル活躍してくれる7名品をご紹介。王道アメカジの「渋谷」、キレイめの「丸の内」、ユルカジの「高円寺」と、エリア別に“持てモテ”なアイテムを買い説いたします。
モテ服コーデを
教えてくれるのはこの人渋谷は目を瞑っても
迷わないヘアメイク
加藤みのりさんスマートな装いには
一家言ありメンズファッションライター
丸山尚弓さんメンズドレス誌を担当することが多いので、休日もキレイめな服を着てる人が好き!
古着のレイヤード術
にも長けるスタイリスト
大野紗也さん古着女子だからって、全身古着の男性が好きなわけじゃありません!
ズバリ!
カジュアルファッションの聖地
渋谷でモテる服はコレだ!世界〜にひ〜と〜つだ〜け〜♪の
渋色ッキーマウンテン持て!Point
「1960年代後半に創業した伝説的ダウンブランドの看板アイテム、“クリスティ ベスト”をベースにした特注品。もうその時点で定番力の高さはズバ抜けてて、通ウケも文句なし。なのに今作は膨大なアーカイブを紐解き、象徴的なムートン衿やレザーヨークはもちろん、表地や裏地、ドットボタンの色まで厳選した、世界にひとつだけのスペシャル別注バージョン! ロッキーはアメカジの定番。ですがこれはその名品ゆえの安定感はキープしつつも、カブり知らずな鮮度までプラスされてるってわけ。渋谷にも溶け込む渋色ロッキーなんて、どう考えても持てモテでしょ!」
クラッシックアメカジが大好物
ビギン副編集長 セキグチ渋谷いくなら
こう着て!ヘアメイク / 加藤みのりさん
「1960年代後半に創業した伝説的ダウンブランドの看板アイテム、“クリスティ ベスト”をベースにした特注品。もうその時点で定番力の高さはズバ抜けてて、通ウケも文句なし。なのに今作は膨大なアーカイブを紐解き、象徴的なムートン衿やレザーヨークはもちろん、表地や裏地、ドットボタンの色まで厳選した、世界にひとつだけのスペシャル別注バージョン! ロッキーはアメカジの定番。ですがこれはその名品ゆえの安定感はキープしつつも、カブり知らずな鮮度までプラスされてるってわけ。渋谷にも溶け込む渋色ロッキーなんて、どう考えても持てモテでしょ!」
これもめっちゃ
好きかも!ヘアメイク / 加藤みのりさん
米国名門に特注した
コーデュロイセットアップ持て!Point
スクーカムといえば、1939年に米国ワシントン州で創業した「セントラリア・ニッティングミルズ」が手がける名門ブランド。ベーシック&ハイクオリティなスタジャンで、服好きの間ではお馴染みの存在ですが、まさかここにコーデュロイの衿つきスタジャンを別注するとは! まず細すぎず太すぎない9ウェルコーデュロイ素材を使いつつ、要所にパイピングを入れたり、ほどよくオーバーサイズに設計したりと、“ユルさ”と“キレイ”のバランス感が本当に秀逸。これなら小難しいテクニックを駆使せず、ただ羽織るだけ〜♪で洒脱に装えるはず。しかも裏地には中綿入りのキルティング生地が採用されてて、防寒性も文句なしだし、同じコーデュロイ生地&パイピング仕様のパンツとセットアップでも着用できるなんて……こりゃ持たなきゃ損しますよ!
秋冬は楽しておしゃれなセットアップに頼りがち
ビギン編集部 カギモトシンプルになりすぎないよう
に着てね!ヘアメイク / 加藤みのりさん
「“ユルすぎずキメすぎない”カジュアルコーデが渋谷には馴染むと思うんですが、このセットアップはまさにその好例。中にニットを羽織ってるだけでもサマになってるし、ストリートとフォーマルの中間のような雰囲気で、すごく渋谷っぽいって思います。個人的にはあまり色数が多くないのも、子どもっぽく見えなくて◎です」
ココに来て一番好きなの
見つけちゃった!ヘアメイク / 加藤みのりさん
別注の名手が新鋭ダウンブランドと
共作した“ディス・イズ・90年代顔”持て!Point
服を生み出す「OOM(オム)」と、圧倒的なコスパで服好きをトリコにしているダウン専業ブランド「TAION(タイオン)」によるコラボ。な〜んて聞いただけでもう胸ワクですが、ときめくのはやっぱりこのクラシカルな顔つき! 服好きからダウンベストのスタンダードとして認知されている、“90年代の米国アウトドアテイスト”を前面に押し出したシンプルデザインは、汎用性高すぎて合わない服を探す方が難しいはず。しかもグレー一色に統一されている分、過度な山風味が払拭されてるとこもまたウマいとこ。もちろんタイオンが手掛けているだけあって、800フィルパワークラスのダウンがたっぷり装填されてるから、冬場もヌクヌクで防寒着としての性能も言わずもがなです」
歴史的名作から新ブランドまで全チェックする
ビギン編集長 イチカワ「デニムのセットアップって、上手に着こなさないと凄くラフに見えてしまうけど、グレーのダウンベストが都会的なイメージに引き締めてくれてて、すごく大人っぽく見える。凄く暖かそうだからこそ、インナーをチラ見せできたりして、それが渋谷の街に馴染む抜け感にもつながってる気がします」
洒落込んで行きたい
オフィス街丸の内の
休日はコレだ!ミリタリーをマイルド化する
アレンジ力はサスガ持て!Point
「この手のフライトジャケットをベースにしたアイテムって、えてしてミリタリー色が濃すぎてコスプレチックに見えちゃうもの。ですが今作はしなやかなラムレザーとワイドシルエットの相乗効果で、服好きが大好物な雄々しさは残しつつも、過度な軍物っぽさはマイルドに中和。内側は中綿キルティング生地を採用してるので暖かいし、袖滑りもよくて着心地も◎。レザーは無骨すぎてちょっと……なんて食わず嫌いしてた人にこそ勧めたい持て服です」
テーラードジャケットもレザージャケットもよく着る
ビギン編集部 スガ無骨なアイテムも
きれいに着て!メンズファッションライター / 丸山尚弓さん
「高級感のあるレザージャケットだけどハードすぎずスマートに見えるというのが、丸の内をテリトリーにする大人の男性っぽいところ。ワイドなミリタリーテイストのパンツを合わせていると、少しミリタリーっぽくなりすぎるけど、シャツやカットソーで色を挿してアク抜きしているところも、大人っぽくまとめられているポイントだと思います」
これも
使いやすそう!メンズファッションライター / 丸山尚弓さん
史上最もクリーン!?な
完全オトナ仕様のMA-1持て!Point
「MA-1と言えば、服好きなら誰もが知る、地球一有名なフライトジャケット。それだけにこれまで星の数ほど多くのブランドから擦られてますが、これほどクリーンにアレンジした大人仕様のMA-1は、そうそうお目にかかれません。まず着丈は若干長めに、身幅はゆったりめに、腕周りのボリュームは控えめにと、着用時の美シルエットを際立たせるパターンワークが秀逸すぎ。さらにMA-1のアイコンでもある左袖のシガーポケットやペンホルダーを廃したり、通常はオレンジの裏地を表地と同系色に変更したりと、ミニマル化させるための趣向も随所に凝らされてます。ミリタリー調のヘチマ型キルティング生地を採用した裏面とのリバーシブル仕様で、一着で二度オイシイうえに、どちらで着てもスマートに見えちゃう。でいてミリタリー風味もしっかり香ってるなんて、男服の理想じゃありません?」
ドレス系ファッション誌MEN’S EXの元営業担当
ビギン編集部 キノシタネイビーで統一してるから
スマートに見えるメンズファッションライター / 丸山尚弓さん
「スーツやジャケパンで仕事してる時は素敵なんだけど、私服の時に会ったら“アレ? こんな人だっけ?”ってギャップを感じちゃう人もチラホラ(苦笑)。でもこんな服装で一緒に丸の内に行けたら、多分惚れ直しちゃうと思います(笑)。MA-1を主役にしたカジュアルコーデなのに、全体のトーンをおさえていることもあって、すごくスマートに見える。深いネイビーカラーもいいし、あえて象徴的なディテールを省いているところも、センスを感じます。こんなMA-1を選ぶ人は、多分服が好きな人なんだなって思いますね」
全身古着じゃ清潔感は出ない!
古着の街高円寺で
モテるのはコレだ!ストリートにもヴィンテージにも 通じる
個性派マウンテンJK持て!Point
「70年代にLAで誕生したとされるアウトドアブランド、「FORCE10(フォーステン)」。古着市場でも取引される玄人好みなブランドですが、この別注アイテムは“ヴィンテージ”と“モダン”のミックス感がとにかくセンスフルなんですよね。まずベースは今なおストリートで根強い人気を誇る、90年代のアウトドアウェアに着想を得たスタンドカラーブルゾン。そこにマットな質感のコットン100%生地を使い、製品洗い加工を施すことで、着古したような質感を演出。おかげでストリート色が強いのにヴィンテージライクな表情にも見える、なんて無二の個性を放ってくれるってわけ。ラグランスリーブや風が入りにくいゴム入りの袖口、マチ付きフラップポケットなどなど、実用性を高めるディテールもテンコ盛りされてるから、使い勝手も十二分!」
平日はほとんど全身古着
ビギン編集部 アンドウ周りが全員古着でも、
馴染んでかっこいい!スタイリスト / 大野紗也さん
「カモフラ風の総柄ブルゾンって、いい意味で主張が強いと思うんですが、こうやって同系色でまとめればすっきりまとまって見えますよね。スウェットやカーゴパンツみたいなラフなアイテムと合わせていても、ダラしなくは見えなくて、しっかり清潔感もある。あまり古着古着していないところが、高円寺でのモテにも繋がる気がします(笑)」
古着好きにも
刺さりそう!スタイリスト / 大野紗也さん
3シーズン着回せる
3wayショート丈モッズコート持て!Point
「ここ数年ず〜っと人気の高いM-65フィッシュテイルパーカ、通称モッズコートを、ショート丈へと大胆アレンジ! いや〜、その手がありましたか。パッと見はモッズコートなんだけど、短丈にしつつ、裾にフィット感を調整できるスピンドルが採用されてる分、より多彩な着こなしが楽しめちゃう。高密度ウェザー素材にウォッシュ加工を施して、この独特のユルさに繋げてるのもさすがですよね。おまけに中空繊維構造によって冷気を遮断し、温かさをキープしてくれる機能中綿“THERMO LITE”入りのライナーを備えてるのも、かなりの正義! 着脱可能なライナーもコートも、それぞれ単体でも使えるし、合体すれば冬場も乗り切れちゃう。真夏以外の3シーズン対応する3wayコートと考えれば、そうとうお買い得ですよね」
週の半分は軍モノ着用
ビギン編集部 ナカシマ色んな着こなしが
楽しめる!スタイリスト / 大野紗也さん
「前を閉めて裾を絞ってブルゾンっぽく着たり、前を開けてインナーを見せたり、色んな着こなしが楽しめそう。古着をうまく取り入れた、“これぞ高円寺!”なミックスコーデにも使えそうですよね(笑)。個人的にはこういう風にインナーに古着っぽいトラックスーツなんかを合わせる、ちょっとトライアルな着こなしが好みです」
今回一番好きになっちゃった
コーディネートはこれ♡加藤さん こうして見ると、やっぱり不思議とそれぞれの街ごとに、男性のスタイルも変わるんですね。
丸山さん 実際には色んな人がいるんでしょうけど、頭の中にあるその街のイメージって、みんな同じなのが不思議ですよね(笑)。
大野さん でも正直モテるかどうかは、どんな服を着てるかと同じくらい、どうやって着るかが大事な気がします。
丸山さん 合わせる服もジャーナル スタンダードでチェックするのがモテに繋がるってことですね(笑)
- JOURNAL STANDARD【コート+ライナーの2点セット】65 ショート モッズコート¥28,600(税込)
- JOURNAL STANDARD【FILA×JOURNAL STANDARD / フィラ】別注 トラックジャケット¥19,800(税込)
- JOURNAL STANDARDハニカムワッフル クルーネックロングスリーブ¥7,150(税込)
- JOURNAL STANDARDデニムストレートパンツ LOT 200¥13,200(税込)
- JOURNAL STANDARD【REEBOK×JOURNAL STANDARD】CLUB C 別注 VINTAGE BLACK EDITION¥10,010(税込) 30%OFF
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ヘアメイクをやってると男性の服にもうるさくなるんですよ!