洗練されたモード感のあるデザインで、ダウン本来のスポーティなイメージを一新させた、
イタリア発のアウターブランド「DUNO」。
防風、撥水性に優れたナイロンマイクロファイバーを使用し、
抜羽を防ぐダブルパックに充填された上質なダウンは、軽量で抜群の暖かさを誇る。
昨年販売したショート丈モデルは、
ファッションに敏感な大人の女性に広く支持され大ヒット。
今季は新たに4色展開の充実したラインナップに。
そこでDUNOの魅力を深く知る人気エディター&スタイリストが、
VERMEIL par iéna別注色モデルを使った冬のコーディネートを個性豊かに披露する。About DUNOイタリア・フィレンツェ発のアウターウェア専業ブランド。確かなテーラリング技術とモダンさが融合したアップタウンなデザインを中心にコレクションを展開。特に最高級のダウン品質で知られるダウンジャケットは、寒さが厳しいヨーロッパをはじめ世界中で高い評価を得ている。ヴェルメイユ パー イエナでは昨年に引き続き別注色をオーダー
Asami Tsubota
坪田あさみさん「普段からミリタリージャケットをよく着る私は、カーキのアウターの便利さを実感しているので、迷わずこの色を選びました。DUNOのダウンは抜群の軽量感と包み込まれるような暖かさで手放せません。独自のキルティング技術により着膨れせず、フードの立ち上がりもいいから、スポーティになりすぎず、きれいめに着られるのもお気に入り。カーキと相性のいいネイビーのスカートと合わせた女性らしいスタイルにもすっとなじみます」(坪田さん)「クセの強いモード感のあるアイテムも受け止めてくれるのが、イタリアブランドならでは。例えばこのジャカードが華やかなワイドパンツもそう。パンツが醸し出すモード感を、ダウンがほどよくカジュアルダウンして力の抜けたムードにしてくれるから、目新しいアイテムにも挑戦しやすくなります。デザインがシンプルだからこそ、インパクトのあるアイテムも引き立ててくれる、そんな着回し力の高さも魅力なんです」(坪田さん)Ritsuko Mochizuki
望月律子さん「上半身にボリュームがある体型なので、ダウンを選ぶ時は着膨れしないことが第一。このダウンは丈がコンパクトで、少しテントラインになっているから、横から見た時の立体感もしゃれて見せてくれます。一年中はくほど好きなチュールスカートと合わせて、甘辛ミックスなコーディネートに。ダウンのナイロン素材とチュール、中に着たニットなど素材感がすべて違うので、ワントーンコーディネートでも単調にならず、黒が重く見えないところも気に入っています」(望月さん)「ダウンは本来カジュアルなアイテムだから、特にパンツスタイルの時はスポーティに転ばないようにしています。私は今季こんな極太のパンツをはきたくて合わせてみました。トップスはボタンを首元まで留めた端正なシャツをセレクト。ここにウールコートを合わせてしまうと、ちょっとかっこよくなりすぎてしまうのですが、ダウンなら絶妙に力が抜けて、ちょうどいいバランスに整えてくれます。ダウンの時こそほんのり緊張感のある着こなしを意識しています」(望月さん)Yoko Matsui
松井陽子さん「DUNOのダウンはキルティングのダイヤ柄がすごく計算されていて、さっと羽織るだけでスタイルアップしてくれるんです。切り替え位置も絶妙で、他のものとは全然違う感じ。だからこそカジュアルだけでなく、エレガントなものとも合わせやすい。私は少しだけドレスアップしてレストランへ、というイメージでワンピースにニットを重ねた着こなしと合わせてみました。グレー&ボルドーといった冬らしい配色に、まろやかなホワイトのダウンが全体をまとめつつ、抜け感も演出してくれます」(松井さん)「DUNOはファスナーなどの金具部分がゴールドになっているのもお気に入りポイント。小さなことのようですが、こうした細部が大人のおしゃれをリッチに見せてくれます。襟元からフードにかけての立体感も自然で洗練されているから、カジュアルな着こなしでもご近所感が出ません。ダウンのインナーはできるだけ薄着でいたいから、透け感のあるシアーなニットを合わせ、冬に着映えるオールホワイトのワントーンコーデに仕上げてみました」(松井さん)Kanako Sato
佐藤佳菜子さん「小柄な人にとってダウン選びはバランスが重要。DUNOのダウンは“着られてる感”が出ず抜群に着こなしやすい。ダウンならではのボリュームはもちろんあるけど、目線を上に持ってきてくれるから、すらっと見えるんです。パンツはワイドではなく、足首部分に締まりがあるジョグパンで、上半身とのコントラストを出すとすらっと見えます。中に着るインナーも同系色にすると、よりすっきりした印象になると思います」(佐藤さん)「ボリューミーなダウンは、時に小柄な人にはトゥーマッチになりかねないので、合わせるアイテムを同系色で揃えたり、シンプルなシルエットのボトムを選ぶなど、要素を引き算するとすっきりまとまると思います。DUNOのダウンは、軽量だから後ろに抜いて着ても、下に引っ張られず重心が下がってしまうことがないのがいい。特にこのパープルがかったブラウンは、きれいめな服と相性がよく華やかに見せてくれるから、コンサバさんでもコーディネートが決まりやすいと思います」(佐藤さん)