まだまだ暑いと言えど、
どことなく秋の気配を感じる今日この頃
そして今年も秋冬を迎えるための先物買いのシーズン到来!
毎年人気のアイテムから今年ならではの新作まで、
大人気スタイリストの川上さやかさんが
コーディネート指南!必見です!style01冒険カラーを取り入れる
方程式本格的にトレンドカラーに上がったグレーはどんなカラーともマッチする万能カラー。一見難しそうに見える発色の良いライムグリーンのニットも、グレーのボトムを合わせる事で、大人っぽく上品なスタイリングに。カラーで冒険する時はグレーなどの中間色、かつきれいめアイテムを選ぶ事で、真面目過ぎず程よいスタイリングにまとまります。style02シンプルな着こなしを楽しむ
甘辛コーデ襟元が大きく開いてフワフワとした素材のニット。Vゾーンのリブが効いていているので、一枚で着ても女っぽ過ぎないのが好ポイント。同色の花柄スカートを合わせてシンプルな着こなしを楽しみたいアイテム。両方とも女子度高めのアイテムなので、プリントから色を拾い、黒のブーツとバッグで全体を引き締めると甘辛が程よくMixされたスタイルに。style03素材とカラーの
レイヤードベージュのキャミワンピとブラックのショートニットは、秋のレイヤードを楽しむにピッタリの色合わせ。モノトーンより強すぎず、ベージュが全体に柔らかさをプラスしてくれます。また素材のレイヤードもポイント。いわゆる“ワンツーコーデ”も、立体的なニットに光沢のあるサテン素材のワンピースを合わせる事でこなれた印象に。スエードのブーツで更に季節感をプラスして。style04カシミヤストールは
アウター感覚で引き続き人気のニットワンピースやカシミヤストール。今年らしくアップデートして着こなすポイントにぜひ取り入れて欲しいのが「ブローチ」。大判のストールは、首に巻き付けるだけではなくブローチを使えば、ニットワンピの身体の線を拾う部分をカバーするのにも最適。カシミヤで暖かくフリンジが適度な装飾にもなり、秋の始まりは軽めのアウター感覚で着こなすのもおすすめです。色違いで持っているととても役立つイテム。style05大人の“キラキラ”の
取り入れ方前身頃が短くなった丸いシルエットのタートルネックニット。元々華やかなラメ入りの素材ですが、更にカラーシャツで華やかさをプラスしてあげると、より洗練された印象になりオフィス対応にも最適です。この秋冬は“キラキラ”がトレンドのキーワード。しっかり取り入れつつも、全体を淡いトーンでまとめる事で上品で大人のコーディネートに。style06定番こそディテール更新で
アップデートをフェザーの様な質感のチュールレースのブラウスにワイドデニム。小物まで黒で統一した辛口ブラックコーデには、モカブラウンのカーディガンを合わせて柔らかさをプラス。バーサンダル&チェーンバッグ、ブラウスの胸元やカーディガンの着丈など、選ぶアイテムのディテールを更新させて定番のブラックコーデも最新版にアップデート。style072Wayカラーコートの
着こなし術スタンドカラーで一見スポーティーなコートを女性らしくコーディネート。ボタンは留めずに着る事で、襟元がエレガントなビッグカラーに。インナーにはとろみのあるボウブラウスと、センタープリーツの入った美しいシルエットのパンツを合わせリッチな雰囲気に仕上げました。足元は同色のパンプスを合わせて脚長効果を図り、ベルトとバッグはキャメルで引き締め&ポイントに。カラーコートもインナーを統一すると取り入れやすくなりますね。style08シーンもアイテムも選ばない
超万能コートどんなシーン、どんなアイテムにもマッチする超万能コート。“みんなが大好きなベーシックスタイル”に必ず仕上げてくれるであろうコートこそ、今期なら“パール”、“チェーンバッグ”、“ベルト”など旬な小物使いで着こなしたい。ミドル丈でスカートのバランスを取るのが難しいと思う方は、中途半端な丈ではなく、ロングスカートやロングワンピを選ぶと解決すると思います。style09今年こそ
赤を取り入れて“赤”は今年のトレンドカラー。秋冬にピッタリな色なのでぜひ取り入れて欲しいと思います。ポイントは“1点投入”にしないこと。赤一点だけをコーディネート入れてしまうと悪目立ちしがち。ボルドーや赤茶など同系色で繋げるとしっくりとまとまります。またアウターは明るいカラーは避け、ブラックやネイビーなどトーンダウンしたマニッシュなカラーを合わせると、赤本来の色が際立ちます。小物もアウターの色と合わせて全体をまとめて。style10コート自体がドレスな
エレガントコートNOBLEで人気の定番コート。ビッグカラーが特徴的なエレガントなコートはウエストをギュッと絞ってお出かけコーディネートに。インナーには大胆な花柄が特徴的なブラストとスカートをセット。こんな風なエレガントモードなセットアップに“真面目”なコートを合わせるのはNG。今回の様にコート自体にも女らしさと遊びのあるデザインをチョイスして、思いっきりエレガントな気分で着こなしてみて下さい。style11フェイクボアを
ドレスアップスタイルにモコモコしたフェイクボアのジャケットを大人っぽく着こなすには、テロっとした落ち感のあるアイテムが好相性。フェイクファー特有のカジュアル感が魅力のアイテムですが、キレイめなワンピースやブラウスを合わせる事で、着こなしがドレスアップされた印象に。女子会やデートなど華やかなシーンにお似合いのコーディネートです。style12スポーティー見えアウターは
女性らしさをプラス注目の中綿の入ったオーバーサイズのアウターは、スポーティー過ぎずジャケット感覚で着れそうな利便性のある一着。淡いブルーのニットをインナーに軽やかな色合わせに。短丈ニットにはインナーを敢えて入れず適度な素肌魅せで抜け感を。その分ウエストはベルトでしっかりマークしてバランスをとります。フープピアスやチェーンバッグで女らしく仕上げました。stylist川上さやか女性ファッション誌を中心に、WEBメディア、カタログなどで活躍する人気スタイリスト。初の著書「おしゃれになりたかったら、トレンドは買わない」(講談社刊)が発売中。