High Chic
飾らないラフなムードと大胆さ。
それでいて温かみのある洒落た女性──
ヴィンテージを愛し、ブランドpelleqを手がける
デザイナー大野京子さんと
VERMEIL par ienaが初めてコラボレート。
自身のシグネチャーである、
大ぶりのアクセサリーをミックスしながら、
気負わず、決して余分なものを加えない
粋なスタイルがここに。
彼女の中に混在する、そのエッセンスに近づいてKYOKO OONO
1997年に渡英し、子育ての傍ら、服のデザインを手がける。2012年よりpelleqをスタート。大人の女性が自分自身を楽しむための、上質で着心地がよく、さりげないスパイスが効いた日常着を提案している。休日はサーフィンとスノーボードを楽しむアクティブな一面も。
Instagram:@kyoko518 @pelleq_officialPink beige私の普段着やワークウエアをベースに、ディテールやカラーに遊びを効かせ、大人がちょっとワクワクする服をイメージ。まずはスラウチなパラシュートパンツを。私は細身を穿くと、どこかコンサバティブにまとまって味気のない人になってしまうので、あえてボリュームのあるワイドを選ぶことが多いです。メンズライクな服を着るからこそ生まれる女性らしさと同様に、体のラインを出しすぎない選択を。
lime greenカラーはピンクページュとライムグリーン。遊びのある色とともに、光沢とシャリ感のある素材でワークウエアの目線を変えてみました。開放的になる夏はちょっとクセがある方がいいかなって。それでいてエレガントにも着こなせる振り幅を持っています。
Pink beigeSkirt&Dress 34,100yen / JEAN PAUL KNOTT
両サイドのストリングで自在に形を変えられるTシャツは、そのまますとんと着たり、大胆に肌見せをすることも。あるいはギャザーを寄せたところにインナーを効かせることで、またひと味違う表情に。異なる色や素材のインナーを合わせるのも良いと思います。ちょっとしたアレンジで新しいバランスが叶うので、ぜひお試しを。こんな風に一枚であれこれアイデアが膨らむ服が好き。
White使いやすい鉄板の白と、大人がすんなり楽しめるピンクベージュ。肌色をくすませず、きれいに出してくれるピンクトーンで、ベーシックカラーやデニムとはもちろん、アンニュイなワントーンも素敵だと思います。
White女性らしいレースやシフォンのドレスも好きです。でも私の場合、可愛くではなく、あくまでもスマートに。シルエットはあえてずらした位置から広がるようにデザイン。スカート部分のシフォンをカーテンのように縫いつけることで、アンティークなイメージも追加。このディテールは個人的にとても気に入っています。さらにシームや切り替えのない高さのあるネックラインにすることで、すっとした印象を狙って。
Black一見甘そうで、エッジが隠れているドレスは、TPOや気分に合わせてカジュアルダウンすることも。私は決め過ぎてしまうと落ち着かないので、小物で抜けやハズしを加えます。とくに白は着崩してみるとまた新鮮です。
message from KYOKO OONO
自分を楽しみ、「らしくある」こと。これが私のスタンスで、自分という軸を持ちつつ、心身共に常に柔軟でありたいと思っています。年齢を重ねるにつれて、難しく感じることもあるけれど、気になるものは取り入れる姿勢を持つように。気になった時点で興味があると思うから。そこから生まれる発見があったり、ちょっとしたことから日々のアップデートを装うことは、衣食住という生活に欠かせないライフスタイルのひとつなのだから、日常のツールとして楽しんだ方がいいと思っています。
INFORMATION
KYOKO OONO Instagram LIVE
6.9.fri 20:00 ~
VERMEIL par iénaとの初のコラボレーション予約発売に伴い、その感性と生き様がVERMEIL世代の憧れの女性でもあるpelleq デザイナー大野京子さんをお迎えしインスタグラムLIVEを配信いたします。
コラボのこと、ファッションのこといろいろとお話しを伺います。
ぜひご覧ください。STAFF
photography / Yuki Kumagai
hair&make-up / TANO
model&styling / Kyoko Oono
edit&text / Machiko SuyamaVERMEIL par iéna