ニューヨークのファッションデザイナー、WILLY CHAVARRIAをヘッドコーチに迎えたWISMのオリジナルレーベル、
「THE SEED BY WILLY CHAVARRIA 」。彼のコレクションラインがA面であるならば、THE SEEDで提案するのはそのB面。
今まで数々のコラボレーションで積み上げてきた、その蜜月関係が織りなす確固たる自信とWISMという視点から、
WILLY CHAVARRIAのルーツ=起源を探るストーリー。2023SSのテーマは「NEW MEXICO」。
様々な人種がミックスされ、美しい渓谷や山々が折り重なる場所。
「魔法の地」とも言われており、WILLY CHAVARRIAが大人になって初めて旅行で出向いた場所。
その時に触れたインディアンの文化や雄大な自然、当時の人々が着ていた服への郷愁が2023SSのテーマのルーツ。
彼の青年期を映し出すようなラインナップとなっている。今シーズンのヴィジュアルを手掛けたのは 、 2022AW から 引き 続き日本 を代表する写真家の一人である髙橋恭司氏 。
髙橋氏の 1994 年に刊行された 1st 写真集 『 THE MAD BROOM OF LIFE 』 の中から、ニューメキシコで撮影した作品をセレクトし、
今回のヴィジュアルに組み込んでいる。約30 年の時を経て「 NEW MEXICO 」というキーワードで繋がった、
髙橋氏の奏でる儚くも美しい世界観とTHE SEED BY WILLY CHAVARRIA との邂逅。
THE SEED BY WILLY CHAVARRIA Concept
SEED ... 種子、種を撒く。または果実の実。または根源、発生源。
彼のルーツである「パチューコ」「チカーノ」「囚人服」「ワークウェア」「ヴィンテージ」。
カリフォルニア州はフレズノで生まれ育った彼がニューヨークで服の伝統に触れ生み出したのは、
ストリートに根ざしながらもクラシックでエレガントなコレクション。彼のコレクションラインがA面であるならば、THE SEEDで提案するのはそのB面。
今まで数々のコラボレーションを行い積み上げてきた、その蜜月関係が織りなす確固たる自信と、
WISMという視点から、WILLY CHAVARRIAのルーツ=起源を探るストーリー。「WISMのデイリーユニフォーム」をテーマに、新たなスタイルを見出していくラインナップを提案。
WILLY CHAVARRIA
カリフォルニア州フレズノ生まれ。チカーノが多い地区で育ち、多感な時期に奇抜なファッションを楽しむ通称”パチューコ”に影響を受ける。NYに移住した後、ラルフローレンのメンズデザインを担当。その後、NYでヴィンテージウェアに特化したお店「PALMER TRADING」をオープンさせ、ディッキーズなどとのコラボラインも含むオリジナルブランド「PALMER TRADING COMPANY」を展開。ブランドWILLY CHAVARRIAは2016SSにスタートし、現在ニューヨークコレクションでコレクション発表をしている。2021年2月にCalvin Kleinのグローバル メンズアパレル部門のチームを率いるディレクターに就任。
Photographer : Kyoji Takahashi@kyojitakahashiphoto
Stylist : Yoshihiro Fukami@fukami.yoshihiro
Hair : Mikio Aizawa@mikioaiz
Model : ENZO (BRAVO MODELS)@enzo.kobayashi
Art Director : Shohei Yoshida(Shiroi Rittai)@heiyoshida