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    Bookmark of the Month
    2023.MARCH

    今月のブックマーク

    スタッフの物欲を
    刺激する10アイテム

    Photo_Shuhei Nomachi Text&Edit_Takashi Abe

    今月よりスタートの新連載。
    スタッフ5名が、本当におすすめしたいアイテムを“本音”でご紹介します。

    玉木悠斗

    玉木悠斗

    JOURNAL STANDARD プレス

    「春服愛おし、冬服尊し」

    1

    THE NORTH FACE
    PURPLE LABEL × 
    JOURNAL STANDARDの
    リップストップ フィールドパンツ

    “らしさ”が詰まった別注パンツ

    • THE NORTH FACE PURPLE LABEL × JOURNAL STANDARDのリップストップ フィールドパンツ
    • THE NORTH FACE PURPLE LABEL × JOURNAL STANDARDのリップストップ フィールドパンツ

    <ザ・ノース・フェイス パープルレーベル>に別注したフィールドパンツです。生地には軽量で見た目にも春らしさを与えてくれる薄手のナイロンリップストップを使用し、膝回りのダーツがやウェービングベルト仕様のウエスト部分、さらに着こなしに変化をつけられる裾口にはドローコードなど、ディテールも満載です。またフィールドパンツならではのボリュームのある立体的なシルエットは、春のスタイリングに存在感をプラス。ナイロンリップストップの生地や様々なディテールを落とし込んだこのごちゃ混ぜ感は、まさに<ジャーナル スタンダード>ならではの一本ではないでしょうか。

    2

    TAKE ITのテイクイット タイガーカモシャツ

    鮮やかな配色は、
    あのイベントがモチーフ

    • TAKE ITのテイクイット タイガーカモシャツ
    • TAKE ITのテイクイット タイガーカモシャツ

    <テイクイット>のタイガーカモシャツは、なんと言ってもこのカラフルな色目がポイントです。この柄は、元々1950年代後半に誕生したタイガーストライプという迷彩柄がベースとなっており、その名の通り虎縞模様が特徴です。本来はグリーン、ブラウン、そしてブラックで構成される柄なのですが、あえて鮮やかなカラーリングにしています。着想を得たのは、1930年代に開催された万国博覧会のスカーフの色目です。さらに、ワークシャツのようなゆったりとしたボックスシルエットに、ミリタリーモチーフの大きな胸ポケットや自然なシワが出るように縫製したパッカリングなど、オリジナリティ溢れるデザインに仕上がっています。個人的には、ジーンズにシンプルにあわせUKの香りを出すか、<ザ・ノース・フェイス パープルレーベル>別注のナイロンパンツに合わせて、コーディネートしたいです。

    桂大地

    桂大地

    ÉDIFICE プレス

    「激辛料理愛好家が集う「激辛部」を結成し鋭意活動中。僕は四川麻婆豆腐が大好きです」

    3

    ÉDIFICEのトーマスメイソン
    オーバーサイズ
    レギュラーカラー シャツ

    上質ポプリンを
    オーバーサイズでアレンジ

    • EDIFICEのトーマスメイソン オーバーサイズ レギュラーカラー シャツ
    • EDIFICEのトーマスメイソン オーバーサイズ レギュラーカラー シャツ

    <エディフィス>のスタッフならば、1枚は持っていないと恥ずかしい!?というくらい<エディフィス>にとっても、僕にとっても定番といえるポプリン素材のシャツをピックアップしました。それが英国王室御用達のクオリティを誇る<トーマスメイソン>のシャツ生地を使っているとなれば、もう完璧です。適度にオーバーサイズなので、寒い時期は中にハイゲージのタートルニットを仕込んだり、暑い時期には洗い晒して1枚でさらっと着たいです。スラックスと合わせるのもいいですが、今シーズンはやはりジーンズと合わせたいですね。僕は入社した時から<エディフィス>の諸先輩方のこういうポプリンの綺麗なシャツを軍パンで合わせたり、ペインターパンツと合わせたりと“綺麗なシャツを綺麗に着ない”という粋にハズす着こなしを見てきているので、自然とそれに倣った着方をすることが多いです。

    4

    A.P.C. × ÉDIFICEの
    Martin ジーンズ

    エスプリの効いた万能デニム

    • A P.C. × EDIFICEのMartin ジーンズ
    • A P.C. × EDIFICEのMartin ジーンズ

    ここ数年、ヴィンテージ含め、盛り上がりを見せているデニムをピックアップしました。<リーバイス>でも<リー>でも<ラングラー>でもなく(もちろんこれらも大好きですが)、あえて今回はフレンチブランドの雄<アーペーセー>に<エディフィス>が別注したものを。やはりアメリカモノのジーンズとはまた違った、どこかヨーロッパらしい趣を感じられる端正な顔立ちの1本。ストレートに、洗い晒しのポプリン素材のシャツなんかと合わせたいです。個人的に最近は<リーバイス>517のような裾幅が広いパンツを穿くことが多かったのですが、こちらの別注Martinのような細すぎないけどすっきりして見えるテーパードシルエットもまた気になっています。あとこの別注パンツ、実はストレッチデニムなのでめちゃめちゃ穿きやすいのもポイントです!

    鷹野徹

    鷹野徹

    JOURNAL STANDARD relume MEN'S
    ディレクター

    「良いものづくりに惹かれます」

    5

    SKOOKUM × JOURNAL STANDARD relumeの
    スポーツジャケット

    流行に左右されない
    唯一無二のジャケット

    • SKOOKUM × JOURNAL STANDARD relumeのスポーツジャケット
    • SKOOKUM × JOURNAL STANDARD relumeのスポーツジャケット

    ひと昔前は、セレクトショップやアメカジ屋に当たり前のように置いていた<スクーカム>。自分も ハンティングデザインのニットや引き揃えのカーディガンを好んで着ていました。 昨今は定番的に揃えるショップが減る中、<ジャーナルスタンダード レリューム>ではここ数年<スクーカム>の別注を継続しています。 この春夏は、’60年代のスポーツジャケットをベースにスナップボタンとシャツカフスにアレンジした別注をリリースしました。オリジナルにはないディテールと配色がポイントです。王道アメカジアイテムをベースにした、流行に左右されないベーシックな一着です。今着たいと思える<スクーカム>になり気に入っています。

    6

    REGAL × JOURNAL STANDARD relumeの
    サイドゴアブーツ

    名作揃いの中から別注に
    選んだのは、スマートなサイドゴア

    • REGAL × JOURNAL STANDARD relume のサイドゴアブーツ
    • REGAL × JOURNAL STANDARD relume のサイドゴアブーツ

    <リーガル>とのコラボレーションは、今回が初めて。数年前からコンタクトを取っていたのですが、本格的な取り組みにまでは繋がらず…。改めてミーティングの場を設けていただき、アーカイブのカタログなどを拝見しながら話を進めていきました。60年以上の歴史があるブランドなので、当時のカタログには今の<リーガル>からは想像つかないような、多種多様なモデルが掲載されていて別注のイメージがどんどん膨らんでいきました。今回は最初ということで、今の気分に合ったスマートなサイドゴアブーツを製作。主にレザーとソールの種類を別注しています。スムースレザーの方は国産のキップレザーを、そしてスエードアッパーには、英国の老舗レザータンナーである<CFステッド社(チャールズ・F・ステッド社)>のレザーを使用しています。

    石黒晴輝

    石黒晴輝

    L'ECHOPPE アシスタントバイヤー

    「インスタグラムにて毎月メガジョッキを飲む
    「メガ活」を投稿中です!」

    7

    LEのT/Cバルカラーコート

    当時の色味を忠実に再現した
    こだわりの一着

    • LEのT/Cバルカラーコート
    • LEのT/Cバルカラーコート

    このバルカラーコートは、ディレクターの金子が所有するヴィンテージのコートを忠実に再現しました。何十年も前に作られたコートのため、現物はかなり色褪せているのですが、色抜けをしていない裏側の生地を抽出し、オリジナルの色味を再現しました。現代的なフィッティングとシルエットです。またナット調の練りボタンや一枚袖を採用するなど、ディテールワークにもこだわっています。裏地に表地と同じ生地を使用する無双仕立てによる高級感と、ポリエステルを混紡することでシワになりにくく、軽量で、実用的な面を兼ね備えています。これからの季節は、シャツの上からバサッと羽織るくらいの軽快なスタイリングがおすすめです。

    8

    LEのワイド バスクシャツ

    ワイドとスタンダード、
    お好きな方を。

    • LEのワイド バスクシャツ
    • LEのワイド バスクシャツ

    バルカラーコート同様、<エルイー>の定番アイテムとして人気を博しているのが、このバスクシャツです。このバスクシャツは、<エルイー>の特徴でもある自由に選べるサイズバランスにより、着る人の好みのサイジングでスタイリングが可能です。男性にとって、首周りの肌の見え方が気になるバスクシャツですが、何度もバランスを調整し、こだわり抜いたアイテムです。またこちらはゆったりとしたワイドシルエットであるため、 1枚着としてはもちろんのこと、ジャケットとのレイヤードとしてもおすすめです。汎用性の高いスタンダードなアイテムですが、すべてのバランスを1から見直し、自信をもってご提案できる、普遍的でありながら新しいバスクシャツが完成しました。レッドとネイビーの2色展開です。

    佐々木大地

    佐々木大地

    ÉDIFICE・417 ÉDIFICE MD

    「タフなプロダクションに魅了されます」

    9

    417 ÉDIFICEの
    インディア
    プリント オープンカラーシャツ

    ハンドプリントならではの
    優しい風合いを纏う

    • 417 EDIFICE の インディアプリント オープンカラーシャツ
    • 417 EDIFICE の インディアプリント オープンカラーシャツ

    春になると着たくなるソレイヤードやミストラルなどが代表的なプロヴァンスプリントのシャツですが、そのルーツはインド更紗(木綿布のこと)といわれており、それが南仏に渡り、自然をモチーフとした南フランス的なエッセンスが加わり、独自のプリント生地へと変化したと言われています。今回<フォーワンセブン エディフィス>では、そのルーツを紐解きブランドのマスターピースであるシャツを、手彫りの木版を使って布にインクを押し付けていくインドの伝統工芸であるブロックプリントで製作しました。カラフルで複雑な柄ほど幾重にもインクを重ねていくため、その作業工程は果てしなく、その分、機械では出せないハンドメイドならではの優しい風合いが生み出されます。そんなエスニック感漂うシャツは、ジャケットやスラックスの綺麗めスタイルの外しアイテムとして取り入れるのが、今年の推奨コーディネートです。

    10

    LE LABOUREURの
    コットンリネン カバーオール

    今では希少な
    メイド・イン・フランスの本格派

    • LE LABOUREURのコットンリネン カバーオール
    • LE LABOUREURのコットンリネン カバーオール

    クリーン、プレイ、そしてタフなフレンチスタイルを発信する<フォーワンセブン エディフィス>のアイコン的ブランドとして選定している<ル・ラブルー>のカバーオールです。昨今のユーロワークのトレンドもあり、数多く存在するフレンチワークブランドですが、 <ル・ラブルー>のように現在でも生地から縫製まで全ての工程を行なっているブランドはほとんど存在しません。フランス出張の際に訪れた、パリの10区にある『La Blouse de Lyon(ラ・ブルーズ・ドゥ・リヨン)』という、ワークウエアをメインとしたショップは連日多くの人で賑わっていて、実際に仕事で使用する人から、シンプルでタフな服を求めるスケーターなど様々な年齢の人たちが来店されているのが非常に印象的でした。<フォーワンセブン エディフィス>としては懐古的なワークスタイルではなく、ベースボールキャップにプリントTシャツ、足元はスケートシューズ的な現代的なスタイルでスタイリングしたいです。