1. HOME
  2. 特集
  3. サッカーYoutuberの第一線、LISEMのこれまでとこれから。- Paris Saint-Germain × LISEM
  • Paris Saint-Germain
    × LISEM

    サッカーYoutuberの第一線、LISEMのこれまでとこれから。

    4年に一度の祭典、ワールドカップの開催に日本中が熱狂する2022年。興奮の渦に包まれ、サッカーの底知れない魅力にまた一つ触れた方も多いはず。そんな中、従来にはなかったコンテンツとしていままでと異なる角度でサッカーを盛り上げているのがYoutuberたちの台頭です。この記事では、華やかさと実力が評価され、注目を集めるLISEM(リゼム)のメンバー4人が登場。サッカーとの新たな架け橋として活動する大きな意義をParis Saint-Germainのアパレルを着てもらいながら、語ってもらいました。

    Photo_Ryota Matsuki
    Hair&Make-up_Naruho Maruyama
    Text_Rei Kawahara
    Edit_Ryotaro Miyazaki

    LISEM(リゼム)

    けーご、たか、しげ、しょーへいの4人で構成されるサッカーYoutuber。2020年にチャンネルをスタートして、現在のチャンネル登録者数はおよそ24.3万人(2022年12月現在)。学生時代、サンフレッチェ広島ユースに所属し、長い時間を共に過ごしたことで培われたサッカーの実力と、無類の中の良さが視聴者を釘付けに。インフルエンサーたちが集ったチーム「WINNER'S」の中心メンバーとしても活動している。

    YouTube:LISEM CHANNEL
    Instagram:@keigostagram@lisem_taka@lisem_shige@lisem_shohei

    ―今日は普段LISEMの皆さんがYoutubeでも使用されているホームグラウンドにお邪魔しました。LISEMを知らない方に向けて、どんなYoutuberとして活動されているのか、まずは自己紹介をお願いします。

    しげ:簡単に言うと、サッカー “ガチンコ系” Youtuberです。よろしくお願いします!

    けーご:たか、しげ、ぼくが動画に出演していて、2つ上の兄のしょーへいが撮影と編集を主に担当しています。

    けーご

    ―皆さん学生時代はJリーグに所属するサンフレッチェ広島の育成年代で一緒に苦楽を共にしてきたメンバーなんですよね。最初はサッカー系Youtuberではなかったとか。

    たか:最初はいわゆるベタなYoutuberらしいこともたくさんやってましたね。ペヤング食ってレビューしたりとか(笑)。

    しげ:編集とかも何も知らない状態だったんで、最初の投稿頻度は月に数本でした(笑)。「撮影ってどうやんの!?」って。

    けーご:チャンネルをスタートさせた2020年は、完全に「おうち時間」だったよね。

    たか

    ―外でサッカーをすることも、はばかられる時期だったと。

    たか:そうなんです。

    ―いまのサッカーYoutuberとしての形が確立されたのは、いつ頃だったんですか?

    けーご:チャンネルスタートから3、4ヶ月経ったときに、自分たちの認知を上げるためのストロングポイントは何かなって考えて。やっぱりサッカーをメインコンテンツにして認知を上げることがいちばんの近道なのかなって。

    しげ:あと節分の動画あたりをあらためて見て、これはやばいなって思ったんじゃないですかね(笑)。

    たか:結構初期もくだらなくておもしろいんですけどね! ただ当時は認知がなかったですから。

    しげ

    ―いままでUPした動画の中で、LISEMを知らない人がまず楽しめる動画をおすすめするならどれですか?

    しょーへい:俺は「目隠し1VS1」ですね。動画を作ってて死ぬほど笑いました。

    けーご:俺もこれかな。LISEMを知らなくても笑っちゃうのはこれかもしれないです(笑)。

    しげ:サッカーに馴染みが薄い人から好評なのが、スーパーキッズ集めて何人倒せるかみたいな動画ですね。

    たか:「コナン」の神キックを再現した動画もおすすめですよ!

    ―シュート対決とか華やかなプレーが見られる動画じゃなくて、ちょっとおもしろ系のセレクトが多いんですね。スタートから約3年間の活動を振り返ってみてどうですか?

    けーご:一瞬でしたね。今年のはじめに活動の拠点を広島から東京に移しましたけど、ついこの間まで地元にいた感じがします。

    しょーへい

    ―Youtuberの生活って不規則かつとにかく忙しいと思うんですけど、時間の流れは早く感じますか?

    しょーへい:今年はかなり短く感じましたね。

    けーご:毎日投稿をするようになってからは特にそうかもしれない。

    ―充実している実感があると。

    しげ:ただ、他のYoutuberの方々に比べたら撮影のコスパがいいんですよね。動画の中身的に2~3時間あれば数本撮れるんで。身体の負担は大きいですけど。

    たか:それでも、とにかく楽しい時間を過ごしています。

    ―そしてLISEMにとっても大きかった「WINNER'S」というチームについても聞かせてください。

    しげ:KONAMIさんのe football ™が立ち上げたチャンネルの中で、 “サッカーインフルエンサーたちで結成されたチーム” として活動しているのがWINNER'Sです。

    けーご:ウイニングイレブン(e football ™の旧名)で馴染みのある方が多いんじゃないですかね。

    ―現在チャンネル登録者数が40万人。サッカーコンテンツの中では圧倒的な知名度ですよね。加入からどのくらい経ちますか?

    けーご:去年の8月にチャンネルが立ち上がったから、1年半くらいですね。

    ―やはりWINNER'Sに所属することでLISEMを知ってくれる人が増えましたよね?

    しょーへい:はい。完全にそれがぼくらのターニングポイントでしたね。

    けーご:LISEMのチャンネル登録者数はいま約24万人ですけど、うち20万人くらいはWINNER'Sを見て知ってくれたんじゃないかな。

    ―いまでこそ若い世代を中心に、サッカー少年に知らない人がいないくらいの印象ですけど、最初はどんな感じだったんですか?

    しげ:はじまりは5人からの活動でしたけど、ぼくらや他のメンバーが加入して、11人でサッカーが出来るようになったのがWINNER'Sのちゃんとしたスタートでした。

    ―元日本代表の那須大亮さんが監督を務めると聞いたときは、驚きました。

    けーご:最初は高校サッカーで全国1、2を争う青森山田高校との対戦でした。いま考えるとすごいよね。

    しげ:しかも100万回再生いかなかったら、コンテンツが終わるって話だったんですよ(笑)。

    ―え!? 活動の序盤になかなか高い壁を突き付けられてたんですね…!

    たか:ぼくらも何もわからないままスタートした感じ。正直一回きりの仕事、くらいの認識だったもんね。

    しげ:いまでこそ家族みたいになれましたけど、みんなはじめましてみたいな状態でね。

    たか:梅ちゃんとかマキヒカとかは試合当日に「はじめまして」って挨拶したもんな。

    ―しょーへいさんは途中からメンバーとして加入されたんですよね。

    しょーへい:けが人もいたり、中々メンバーが集まれないときにサプライズ枠で加入することになりました。

    ―けーごさんはキャプテンとしての役割を任されていますけど、意識していることとかはあるんですか?

    けーご:ぼくらはサッカー選手とは違うんで、個性を押さえつけないことですね。色々な個があるからこそ、WINNER'Sは面白いと思うんです。

    ―では、一番苦労するポイントはどこですか?

    けーご:キャプテンとしてはないですけど、それぞれのコンディション調整が大変です。身体を動かしておかないといけないし。

    しげ:個人個人の活動もあるし、なかなか集まれない中で勝ちを求められるからね。

    しょーへい:でも意外と上手くいってるんですよね、びっくりするくらい。結果もついてきたし、いまではシーズン6に突入しましたからね。

    たか:やっぱりYoutuberの集まりだから、みんなそれぞれが “持ってる” んですよね。

    けーご:そういう星の元に生まれたやつらばっかりだから、本当に勝負強いんだと思います。

    ―登録者数100万人という目標をWINNER'Sは公言していますけど、それ以外の展望ってあるんでしょうか?

    けーご: “サッカー界を新しい角度から盛り上げる” ことだと思っています。昔に比べるとJリーグの観戦者数も減って、日本代表の盛り上がりすら下がってきてしまっていて。

    しげ:野球、相撲、柔道とかと違って「日本のスポーツといえばサッカー」とはまだなっていないんです。だからまずは、LISEMやWINNER'Sのことを知ってもらってサッカーの競技人口も増えればサッカーが盛り上がるんじゃないかなって思っています。

    しょーへい:目には見えづらいですけど、ぼくらの活動自体に意義がくっついてきたイメージです。

    ―小学生をはじめ、若い世代はまずYoutubeに触れる時代ですもんね。ある種サッカーを繋ぐ架け橋になっているということですよね。責任感みたいなものも生まれてきていますか?

    たか:多少なりとも自覚は芽生えてきています。

    けーご:でもなくしちゃいけない自分たちのスタンスとしては、「サッカーが上手い人を増やす」ことじゃなくて、「サッカーを楽しんでくれる人を増やす」ことなんですよね。

    しょーへい:あとは高校、大学でサッカーをやめた人たちが、サッカーに戻ってくるきっかけになれたらなって。LISEMのスローガンも“Life is short enjoy more”ですし、またボールを蹴ることを純粋に楽しんでくれる人が増えたらいいなって。

    けーご:地道にこの活動を続けていけば、サッカーの競技人口が増えていくことに繋がるのかなって思います。

    たか:あれ!? なんか真面目に話しすぎちゃったんじゃない(笑)!?

    ―さて、今回皆さんにはParis Saint-Germain(以下、PSG)の秋冬のラインナップの一部を着ていただきました。7月にはPSGがジャパンツアーで来日しましたけど、スタジアムに観に行ったんですよね?

    けーご:行きました!

    ―世界最高峰のプレイヤーたちを生で観てどうでしたか?

    しげ:身体がでかいし、オーラが本当に凄かった。

    たか:とにかくかっこよかったなあ。

    ―テレビで観るのと全然違いますよね。

    けーご:メッシやネイマール、ムバッペのような選手を観られる機会なんてないじゃないですか。ウォーミングアップでボール蹴っているところを見られるだけでワクワクが止まらなかったですもんね。

    ―中でも誰が一番印象的でしたか?

    けーご:ちょっと渋いんですけど、ポルトガル代表のヌーノ・メンデスかな!

    しょーへい:ぼくはやっぱりムバッペのスピードに度肝を抜かれましたね。

    しげ:子どもみたいにあしらわれちゃってる印象を受けましたよ。いや~熱かった!

    ―海外サッカーとかはチェックしてるんですか?

    けーご:観ますよ! でも中々フルで見ることは難しかったりするので、ハイライトで追うようにしてます。ぼくらってどこのチームを応援するとかじゃなく、多分上手い選手の一つひとつのプレーに感動することが多いんですよ。

    ―プレイヤーらしい目線ですね。

    けーご:だから華やかな選手がたくさん所属するPSGの試合は観ちゃうのかもしれないですね。

    ―ワントーンのスウェットセットアップ、皆さん似合ってましたね。けーごさんが着替えながらボソッと話した「服ってこういうことでいいんだよなあ」っていう一言が印象的でした。

    けーご:え~っと、買います(笑)

    たか:宣言してる!

    けーご:もう、もはや買いました。

    しょーへい:相当気に入ってるね。

    ―誰が一番LISEMでお洒落ですか?

    全員:お洒落…?いない…?

    しょーへい:でもたかが一番情報をキャッチしてるんじゃない?この中だったら服買ってる頻度高いもんね。

    ―なるほど。サッカーとかフットサルがライフスタイルの一部になっている人って、スポーツウェアに着替える機会が多いじゃないですか。ファッションとの付き合い方って難しかったりしませんか?

    しげ:本当にそうなんですよ。例えば革ジャン着てサッカーコートに行くことはないし、ラクをしたいから結局ジャージになっちゃうというか。

    けーご:そう! 難しいんですよ。移動着がファッションで自分を表現する私服になることが多いので。

    たか:その点ではPSGのアパレルって優秀だよなあ。ラク出来てサマになるっていうさ。

    しょーへい:ラクだし、難しいことを考えなくても一瞬で格好がつくよね。

    ―それぞれファッションでこだわるポイントはどこですか?

    しげ:着心地かなあ。

    しょーへい:スウェットが肌に触れたときの触り心地、すごくなかった?

    けーご:うん。ぼくはこれのショートスリーブのモデルを元々持っていて、かなり重宝してます。

    たか:世界のサッカークラブで見ても、アパレルにここまで力を入れていて、知名度も高いケースってそんなないですよね?

    ―そうかもしれないですね。

    けーご:PSGのアパレルですごいと思うのが、サッカーに興味のなさそうな女の子が普通に街中で着てるのを見かけるんですよ。

    たか:マネージャーがPSGのアパレルっていいですね、って言ってたんですけど、「パリ知ってるんだ?」って聞いたらサッカーチームだってことを知らなかったもんね。

    しょーへい:ブランドとして認知されてるもんね。すごいことだと思う。

    ―プライベートでもお店に足を運んでくださってるって聞きました。

    けーご:めっちゃ買ってますよ。値段も手に取りやすいし。

    しげ:プレゼントとかで、PSGの服を渡すとすごい喜ばれる。

    けーご:サッカーをやってる人はもちろん好きだし、知らない人も喜んでもらえるよね。服だけじゃなくて小物もかわいいんだよね。

    けーご:スポーティな服ってラクな分、チープに見られたりするけどPSGは高見えするというか。

    ―もう一方のスタイリングはいかがでしたか?

    たか:より街着として着られるラインナップってことですよね。

    けーご:サッカークラブ感を主張し過ぎてないのもまたいいね。

    しょーへい:例えばしげが着てるMA-1とか、ロゴが大きくプリントされてるんだけど、同系色にしてたり。ニクいデザインが多い!

    しげ:たか、スカジャン似合うな。男!って感じするもんね。

    ―テックフリースパンツ(たか&けーご着用)が皆さんに人気でしたね。

    けーご:これ大好き。

    ―PSGのトップチームの選手たちも移動着として着用しているんですよ。日本ではその形は流通してなくて、このヨーロッパ規格はPSGの限定なんです。

    しげ:それテンション上がりますね!

    たか:LISEMを観てくれているキッズたち! PSGのアパレルは要注目しておけよ!!

    ―LISEMのYoutubeチャンネルでも、PSGとコラボレーションした動画がUPされるんですよね?

    しげ:パリといえばエッフェル塔ってことで、こんな対決企画にチャレンジしてみました。ぜひ観てほしいです。

    ―最後になりますが、代表してけーごさん何かメッセージがあればお願いします。

    けーご:LISEM、そしてWINNER'Sの活動は脂が乗ってきたタイミングだと思っています。これからさらに面白くなっていくと思うので、引き続き応援をお願いします。また、新しい声やリアクションがぼくらの力になるので、知らなかった方もぜひチェックしてみてください!