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  • 〈EYETHINK(アイシンク)〉渋谷PARCO店オープン

    時代の空気感を敏感にキャッチしながら、これからのスタンダードに成り得るアイテムを、タイムリーに提案するアイウェア専門のセレクトショップ〈EYETHINK (アイシンク)〉。国内外問わず、様々なブランドから独自のセンスでセレクト。バリエーション豊かなラインナップで、ひとりひとりのライフスタイルに寄り添った商品を提案している。11月18日には、新宿フラッグス店、名古屋PARCO店に続き、渋谷PARCO店が待望のニューオープン。どんな展望を描いているのか、コンセプターの三島 正さん、プレスの髙田芽依さんに話を聞いた。

    ―〈EYETHINK〉のコンセプトを教えてください。

    「タイムレス・エイジレス・ジェンダーレスをキーワードに、そのときの時代の気分や、それに合わせたスタンダードなアイテムを提案する、ファッションとしてのアイウェア専門店を目指しています。」

    ―どういう視点で、どういうセレクトをされていますか?

    三島「眼鏡屋というと、視力に問題があるひとのためというか、機能面だけを求められることも多いのですが、〈EYETHINK〉はベイクルーズが運営しているということもあり、ファッションの一部として取り入れられるアイテムとして眼鏡を取り扱っています。 特にサイズ・カラーに注目したセレクトで、眼鏡単品だけの提案ではなくスタイリングを含めて提案できるようなファッション性のあるブランドに特化しており、場所も渋谷PARCO内ということで、新宿店、名古屋店とまた違った視点で、よりファション寄りのセレクトになっています。 ラインナップとしては、国内外のブランドへ別注しているアイテムを毎月ローンチします。 また、他店ではお取り扱いがあまり多くないブランドを取り揃えているところも特徴ですね。」

    ―新宿店、名古屋店との違いを教えてください。

    髙田「新宿店は全体がベージュトーンでリラックス感があり、居心地のいい店内になっています。 名古屋店はシルバーやグレートーンをベースにブルーやグリーンなどキーカラーが映えます。 渋谷店は照明も明るくパキッとしていて、コンテンポラリー且つソリッドな空間。 クリーンでメガネや人のアイデンティティを浮き彫りにしてくれるようなスタジオがイメージです。 また他店にはユニフォームがあるのですが、渋谷店だけはないんです。 眼鏡としての機能はもちろんですが、よりファッションアイテムとして掛けたいというお客様にも来ていただけるよう、一層個性やファッションのムードを意識しています。 3店舗ともまったく印象が異なりますし、同じブランドでもセレクトしているアイテムが異なる点も大きなポイントです。」

    ―渋谷店を無機質でクリーンな店内に設定したのはなぜですか?

    髙田「我々が掲げるコンセプトやスタンスはどの店舗も同じです。 ただ、スタイルは街に対してのアプローチを強めていきます。 新宿店はお客様の層が30〜50代なのですが、渋谷店は場所柄もありファッション感度の高い20〜30代前半をメインターゲットに。 ジェンダーの枠も一番超えていけるんじゃないかと期待しているので、店の雰囲気とセレクトにも紐づいています。 面積も3店舗の中でも一番広く、今の自分たちの世界観を強く表現できる場となっております。」

    ―〈EYETHINK〉が他のアイウェア専門店と違うのはどういうところだと思いますか?

    髙田「ファッションストアでの接客経験があるスタッフも多く、お持ちの眼鏡に似合うような 全身のコーディネートの提案も可能です。 ファッションと直で結びつけられるような、洋服とより近い存在での提案が可能なのは強みだと思います。 また、視力の検査や調整、アフターケアなど安心・安全な基本的サービスはもちろんのこと、 ベイクルーズが運営しているので、ベイクルーズグループでお買い上げいただいた、他ブランドの眼鏡やサングラスを持ち込んでいただければ、無償でフィッティングをはじめ、メンテナンスや調整をおこないます。高度な検眼技術と豊富な光学知識を持ったスペシャリストも在籍しています。」

    ―どんなお客様に来ていただきたいですか?

    髙田「渋谷PARCOというファッション感度の高い館内にあるということもあり、今まで眼鏡を必要とはしていなかったけれど、店の近くを通りかかったら〝なんだかおしゃれだな〟という、何気ないきっかけからでも興味を持っていただき通っていただけたらうれしいですね」

    ―髙田さんにとって〝めがね〟とはどんな存在でしょうか?

    髙田「洋服でも印象は変えられますが、眼鏡はかけるだけで別人になれると思うんです。 メイクのように、顔にのせるだけで気分が上がるアイテム。 何本買ってもきりがないですね。かける眼鏡によって気持ちも印象も変わるので、ハマると抜け出せない沼です(笑)。女性はコンタクトをしても伊達でかけるアクセサリー感覚の方が多く、男性は度入りでプロダクトとして身につける方が多いのも、眼鏡のおもしろいところですね。 同じアイテムでも様々な使い方が出来る。 ジェンダーレスに誰もが身に着けることが出来る“共通のアイテム”というのはめがねの魅力だと思います。」

    ―今後〈EYETHINK〉をどのようなブランドに育てていきたいですか?

    三島「立ち上げから3年で3店舗がそれぞれの街の中での役割を担い始めています。 これからはより多くの方に〈EYETHINK〉を知っていただけるように、ジェネレーションやジェンダーの枠を超え、都市型にはなると思いますが、都内だけでなく、地方にも出店していけたらいいなと思います。 今回は、イラストレーターのソチマチアキラさんとコラボレーションしたトートバッグを販売したのですが、衣食住に関わることも取り入れて、眼鏡の軸は変えずに、同一線上にある美意識の中でライフスタイル全般の提案を目指したいですね。 さまざまな視点から〈EYETHINK〉の世界観を発信していきたいです。 ファッションとの結びつきは変わらず、いろいろとチャレンジしていきます。」

    〈EYETHINK〉渋谷PARCO店のオープン記念として、当日にはミュージシャンの長岡亮介さんとイラストレーターのソリマチアキラさんを交えたインスタライブを敢行。おふたりからもメッセージをいただいた。

    「〈EYETHINK〉はラインナップの幅が広いですね。渋谷店も来年の本オープンに向けて、ワクワク感がある。眼鏡は30本くらい持っていて、普段は気分によって選びます。その時のお気に入りを身につけることが多いですね。一見似合わないかも、と感じても、きちんと調整して顔の正しい位置に設定すれば、意外としっくりきたりもする。だから試着は大事ですね。眼鏡単体がカッコいいというよりも、いつものスタイルや気分に合うものを選んで、身に付けている自分がいい感じ、と思えるものを見つけてみてください」(ミュージシャン・長岡亮介)

    「僕も普段から眼鏡を愛用していてヨーロッパのブランドなどが好きなのですが、〈EYETHINK〉は海外ブランドも豊富で、バラエティに富んでいますね。普段はコーディネートや季節に合わせて、かける眼鏡を選んでいます。渋谷店はモダンな内装でありながら、クラシックなラインナップも多く、おもしろい。夏に長岡亮介さんと対談をさせていただいて、非常に有意義な時間を過ごさせていただいたんですが、乗ってこられたシトロエンのビンテージカーがとても素敵で。その時のイメージをそのまま今回のコラボレーショントートバッグに描きました」(イラストレーター・ソチマチアキラ)

    長岡 亮介
    神出鬼没の音楽家。ギタリストとしての活動の他にもプロデュース、楽曲提供など活動は多岐にわたる。「ペトロールズ」の歌とギター担当。

    ソリマチ アキラ
    イラストレーター。雑誌、企業広告など幅広い分野で作品を発表。一般社団法人東京イラストレーターズ・ソサエティ会員

    EYETHINK SHIBUYA PARCO

    アイシンク 渋谷パルコ店
    東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ3F
    11:00~21:00