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  • 人気エディター&スタイリストが厳選

    この一枚で着こなしも気分も変わる

    素敵な、大人の
    はおりもの

    大人世代の旬なおしゃれをリードする人気エディター&スタイリストに、この秋ワードローブに加えたい「はおりもの」についてリサーチ。テイスト、素材、シルエットなどタイプの違う5枚を、今の気分に寄り添う着こなしで披露。着こなしのこだわりなどもお伺いしました。

    #

    1

    エディター

    三尋木奈保

    さん

    ドラマチックな分量感の
    ケープを
    パンツスタイルで
    軽やかに取り入れる

    Q1.

    このアイテムを選んだ理由は?

    このケープはストール付きで立体感が出せるのがいいなと思って選びました。ストールの長さがアシンメトリーになるよう設定されているので、自然に垂らすのはもちろん、ふわっとひと巻きしても自然なニュアンスが演出できます。腕を通す部分があるので、動いても肩がずれない実用性も優秀。そしてこのまろやかなモカブラウンは昔から私の大好きな色! 好きな色ならケープという新しいアイテムにも挑戦しやすいと思い選びました。

    Q2.

    9月はどう着ますか?

    白いブラウスとライトベージュのパンツという淡い色だけでつなぎ、ケープの中は軽やかなトーンでまとめてみました。コットンブラウスの上に軽いアウターをさらっと羽織るような着こなしは、端境期にだけできる楽しみ方。さりげなくのぞく真っ白なブラウスの清潔感も、シンプルなコーディネートでこそ存在感を発揮します。

    Q3.

    着こなしのプチテクニックを
    教えてください。

    今回はパールブローチを2個づけしてみてみました。シンプルな着こなしが多いので、素敵な小物をプラスして、さりげなく華やかに見せるよう意識しています。流れるようなフォルムのケープだからこそ、2個づけした小物もトゥーマッチにならず、クラシカルなアクセントになります。

    Q4.

    秋めいてきたら
    どう着たいですか?

    インに着たブラウスをざっくりニットに替えて楽しみます。上半身にボリュームが出るので、ボトムはタイトスカートとロングブーツに変えて。ケープ以外をオールブラックでまとめるとシックなコーディネートになりそうです。ボリューミーになりがちな重ね着の時期は、黒の引き締め力が断然頼りになります。

    Message to VERMEIL par iéna 5th Anniversary

    5年前の私は、女っぽくきれいめな「大人の着こなし」へ移行したいと試行錯誤していた時期でした。そんな時、デビューしたてのVERMEIL par iénaと出会い、「まさに今の私に必要なブランドだ!」と力強い友を得たような、ワクワクする気持ちだったのを覚えています。初めて買ったワンピースは、今も大切に着ているクローゼットの定番。これからもそんな服を楽しみにしています。

    Profile / editor Naho Mihirogi

    メーカー勤務ののちフリーランスエディターに。ファッション誌やウェブメディアなどで活動。アパレルブランドとの商品開発にも多く携わる。自身のおしゃれルールをまとめた著書『マイ ベーシック ノート』(小学館刊)は、シリーズ2冊累計18万部を超えるベストセラーに。

    #

    2

    エディター

    坪田あさみ

    さん

    大好きな黒をベースに
    異なる素材感で変化をつける

    Q1.

    このアイテムを選んだ理由は?

    今季注目度No.1のツイードですが、ジャケットだと大人世代にはちょっとフォーマルすぎてしまうこともあり、よりラフに羽織れるジレタイプが私にはちょうどいいなと思い選びました。ジレはインナー次第で着用できる期間も長く、それもお気に入りの理由です。黒ベースだから合わせるアイテムを選ばず着回し力もあります。

    Q2.

    9月はどう着ますか?

    ロンTやスウェットなどカジュアルアイテムに重ねて着ます。袖がないジレはコーディネートに自由度が高いので、端境期にとても使いやすいんです。私はできるだけカジュアルダウンさせたいので、黒スウェットと合わせてみました。ボトムは軽さを出したいので透け感のあるレーススカートに、足元はロングブーツで重ためにと、素材に変化をつけた組み合わせにしました。

    Q3.

    着こなしのプチテクニックを
    教えてください。

    ワントーンでまとめる時は、素材のミックス感を意識しています。またひとつのテイストでまとめすぎないことをマイルールにしています。異素材や異なるテイストで組み合わせると、着こなしにメリハリがつくので、簡単にしゃれて見えます。また真冬でもタイツやブーツを合わせる季節は、暖かい素材のボトムにだけこだわる必要がないので、シーズンレスな軽い素材のものもコーディネートに取り入れるようにしています。

    Q4.

    秋めいてきたら
    どう着たいですか?

    シャープな印象を高めてくれるハイゲージのタートルネックニットとレイヤードしたいと思います。肉厚なツイードは袖がなくても十分暖かいので、それほど厚手のニットでなくとも問題ありません。あえて透け感のあるニットでもいいぐらい。また本格的なアウターと重ねてもモコモコしないので着膨れせず、厚着しているように見えないのもうれしいですね。

    Message to VERMEIL par iéna 5th Anniversary

    大人がトレンドを素敵に取り入れるのって意外と難しかったりするのですが、VERMEIL par iénaの服は、“がんばっている感”がなく、さりげなくしゃれて見せてくれるところが素晴らしくて。また大人の「かわいい」を、「甘い」ではなく「チャーミング」に落とし込んでくれるのも、今の大人の女性が求めるさじ加減だと思います。日本の大人世代がしゃれて見える服をこれからも期待しています。

    Profile / editor Asami Tsubota

    出版社勤務後、フリーランスエディター・ライターとして独立。現在は雑誌や広告、webなどでコンテンツ制作に携わるだけでなく、トークショーやメーカーとの協業など仕事の幅を広げている。40歳以上の大人世代が素敵に見えるメソッドを盛り込んだ『大人のおしゃれはこなれがすべて』(PARCO出版)を9/20に上梓。
    Instagram:@asamit1201

    Gilet 39,600yen / VERMEIL par iena(SHOP only)

    #

    3

    エディター

    松井陽子

    さん

    焼けた肌を魅力的に見せる
    軽量感と明るいカラーに
    ひと目惚れ

    Q1.

    このアイテムを選んだ理由は?

    夏に焼けた小麦色がまだ肌に残っている今の季節は、ニットやファーなどの秋冬素材がうまくなじまないので、どこかスポーティさのある素材を選んでバランスを取るようにしています。そこでちょうどいいのが、ナイロン地のキルティングジャケット。明るめの色の方が私の肌の色とも違和感なく馴染むので、アイボリーをチョイスしました。

    Q2.

    9月はどう着ますか?

    キルティングで秋の気分を取り入れつつ、足元は華奢なストラップサンダルのような抜け感のあるスタイルにまとめます。足元にちょっとドレスライクな要素が加わるだけで女っぽく見えるので、カジュアル派にとって欠かせません。はおりものにある重さもヌーディな小物がちょうどよく散らしてくれます。

    Q3.

    着こなしのプチテクニックを
    教えてください。

    合わせたデニムがすごく可愛かったのですが、ベルトをプラスしたのが自分らしさのポイント。このデニムはタックやシルエットにちょっと今らしいデザイン性があるから、ちゃんとしたパンツとしてはけるし、ベルトをアクセントにすると、よりパンツらしさがアップします。そんな風に小物で本来のテイストからちょっと方向性を変えて着るのが好きなんです。

    Q4.

    秋めいてきたら
    どう着たいですか?

    ふわふわの柔らかな肌触りのニットに目がないのですが、この鮮やかなグリーンの新鮮さにときめきました。吹っ切れたようなカラフルさは焼けた肌でもくすんで見えないし、肌の色を吸収しないので無難にならないんです。さらに襟があるデザインなら、デコルテに抜け感が出るのでそれも冬に貴重。私らしく見せてくれるポイントです。

    Message to VERMEIL par iéna 5th Anniversary

    私たちの世代っておしゃれにさまよっている人が多いと思うんです。そんな人たちが新しいアイテムにトライすることを後押ししてくれる、それもヴェルメイ パー イエナの素晴らしいところだと思います。これからも、大人の女性たちにおしゃれの楽しみを提案してくれる、そんな特別なブランドであり続けてほしいです。

    Profile / editor Youko Matsui

    湘南・鵠沼海岸在住。女性誌やウェブマガジン、広告などを中心に活動するエディター&ライター。波と時間があれば、サーフィンを楽しむ毎日。家族は、藍染師の夫と、20代2人と10歳の3人の子ども、そして猫1匹。
    Instagram:@yoko_matsui_0628

    Belt 19,800yen / ATELIER AMBOISE

    #

    4

    エディター

    小林文

    さん

    学生風にならない理想の
    ピーコートを発見!
    大人は
    辛口に取り入れるのが正解

    Q1.

    このアイテムを選んだ理由は?

    重厚感のある伝統的なデザインをキープしつつ、襟の開き具合が小さいこと、ボタン位置が高いこと、オーバーサイズすぎないことなど、小柄な私がバランスよく着られる要素が盛りだくさんな一枚です。こんなキレ味のいいピーコートを探していたので「まさに理想通り!」と即決でした。

    Q2.

    9月はどう着ますか?

    ヒップが隠れるくらいのミドル丈のピーコートを、今季トレンドであるミニスカート&ロングブーツで軽やかに着こなしたいと思います。インナーをシアーなニットにすれば、早い時期から楽しめそうです。全身のカラーをネイビーとブラックでまとめることで、すらっと見えるよう意識しました。

    Q3.

    着こなしのプチテクニックを
    教えてください。

    コート以外のアイテムをブラックで統一したことでしょうか。ネイビーとブラックは近い色同士だからこそ、生地の厚みや透け感、織り、ディテールなどに変化をもたせることがコーディネートでは重要になります。ピーコートは元々トラッドなアイテムなので、ほんのりモードに振ることで辛口に着るのがポイントです。

    Q4.

    秋めいてきたら
    どう着たいですか?

    ざっくりニットとタックデニムを合わせて、カジュアルな装いにはおるのも素敵そう。その時は短く整えた爪にボルドーのネイルを塗って。ネイビー×ボルドーネイルの組み合わせは、私の冬の定番スタイルなんです。今年はこのピーコートで楽しみたいと思います。

    Message to VERMEIL par iéna 5th Anniversary

    いまやブランドのアイコン的存在となっている“ウエストシェイプワンピース”を購入したのがもう5年前というのに驚き!フレンチシックな中にちょっぴりビターなエッセンスを感じさせるアイテムが欲しい時は、必ずお店をのぞいています。この先の5年後、10年後も大人がワクワクできる服を楽しみにしています!

    Profile / editor Aya Kobayashi

    愛知県名古屋市出身。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして、『GISELe』『mi-mollet』などで編集・執筆中。お笑いライターとしても活動。仕事のおともは深夜ラジオ。Instagram:@kobayashi_bun

    #

    5

    スタイリスト

    石毛のりえ

    さん

    いつものスタイルに華やぎを。
    上質感漂うファージレが頼りに

    Q1.

    このアイテムを選んだ理由は?

    40代になって着こなしに欠かせないと感じるのは、少し華のあるアイテム。そうしたものなしにシンプルな着こなしでまとめると、なんだか寂しげに見えてしまうんです。このファージレは一枚さっと羽織るだけで顔周りに華やぎを加わえてくれつつ、決してゴージャスにはならないところが、VERMEIL par iénaらしいさじ加減だと思います。

    Q2.

    9月はどう着ますか?

    体が泳ぐようなビッグシルエットのブルーシャツの上に羽織る感じがいいですね。胸元のボタンを広めに開けることで、秋にファーを取り入れても暑苦しく見えないように。ベーシックな着こなしが多い人も、一点季節を先取りした旬アイテムを取り入れると、ぐっと洗練されて見えるのでおすすめです。素材のリッチさなら派手見えせず、大人にちょうどいいバランスに仕上がると思います。

    Q3.

    着こなしのプチテクニックを
    教えてください。

    コーディネートの中に白いものを散りばめるよう意識しています。例えばシャツを白にしたり、パールネックレスでも白を加えて。そうするとコーディネートがぐっと軽やかに、清潔感も演出できます。これからの季節はダークカラーや重厚な素材が多くなるので、白を効果的に使って着こなしに奥行きを出してみてください。

    Q4.

    秋めいてきたら
    どう着たいですか?

    軽やかなシャツからちょっと肉厚なニットに変えて、見た目も暖かなイメージに装いたいですね。そうなると上半身にボリュームが出すぎてしまうので、ボトムはすっきり見せるのがポイント。細身のパンツをロングブーツにインするような着こなしなら、引きで見た時のスタイルアップもかないます。

    Message to VERMEIL par iéna 5th Anniversary

    デビュー当時から知っているので、ブランドがどんどん進化し続けているのがうれしくて。フレンチシックをベースにしているVERMEIL par iénaは、大人の女性が無理なくかわいらしく見え、素材が上質なのでトレンドものも品よく感じるところが大好き。モデル撮影でも私物のコーディネートでも大活躍しています。これからもますますお世話になります!

    Profile / stylist Norie Ishige

    女性ファッション誌を中心に活躍をしている人気スタイリスト。女性らしさとキレの良さが共存したスタイリングが大人気。大人が似合うトレンドを厳選し、リアリティのある着こなしに落とし込むテクニックに定評あり。プライベートでは2児の母でもある。

    Photo/ATSUSHI KIMURA
    Hair&Make-up/MAMI NUMATA(ilumini.) ILMI KWON(ROI)
    Text/ASAMI TSUBOTA

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