ツイードジャケットと聞いて、まず思い浮かべるのがシャネルジャケット。コンサバの鉄板を今っぽく刷新するにあたり、窮屈にならずリラクシーに着こなせるジャケットを目指しました。Plageでは珍しい、肩パッド付き。とはいえ着心地の良さにこだわるブランドとしての矜持を守り、デザイナーがパッドの厚みや袖付けのパターンをとことん研究。肩周りの動きがスムーズで、着心地よくまとえるジャケットに仕上げました。素材は、イタリアの生地メーカーのツイードを使用しています。織り上げるのに3ヶ月かかるというこの生地の表情やソフトな肌触りは、国内で探そうとするとなかなか見つからないそう。

目を引くのはラペルのデザイン。ノーカラーだとクラシックすぎるし、Vネックだとベーシックすぎる・・・・。そこで、ノーカラーのラペルを折り返したような仕様にアップデートしました。前身頃には、絶妙なバランスで4つのポケットをプラス。ボタンには、ヴィンテージの資料をもとに別注で作った「PG」のロゴが。フォーマルシーンはもちろん、ラフなカジュアルにバサっと羽織ってもサマになるシルエットに仕立てました。

細部までデザイナーのこだわりが詰まった、懐かしくも新しい唯一無二のジャケット。ツイードならではの華やかさはそのままに、都会的な要素をたっぷりハイブリッドすることで、さまざまなシーンに対応してくれる頼もしい存在に。カタすぎず古臭くもない最旬ジャケットで、着こなしの洗練度を高めて。