1. HOME
  2. 特集
  3. VERMEIL par iena|Naoko Okusa’s Column

  • - August. 4th, 2019 Update -

  •  

    女性は時に「花になる」。
    その楽しみを手放さないよう


  • エフォートレス、ベーシック。ずっとそんなファッションで生きてきました(笑)。着回しが利いて、自分も相手も「安心する」ニュートラルな色を重ねて生きてきたのですが。

    ここ数年、色が気になります。カプリ島の海のようなエメラルドグリーン、シャクヤクの花のようなフクシアピンク。焼けた石畳のようなバーンドレッド。

    色を着る、ということは色気を着る――ということ。色気は私にとって、生命力や前向きな気持ち、人生を楽しむという姿勢。そうそう、ベージュやグレーでは表現できなかった!!

    とうわけで、45歳を超えて、色を着ることを楽しんでいます。

    例えば、先日のヨーロッパ出張の最終日に着た、透き通ったグリーンのワンピース。「good color!」「beautiful dress」と、ショップのスタッフやカフェのお姉さんに声をかけられました。これこそが色気。「思わず声を掛けたくなるような、おしゃれを楽しんでいる様」があったのかなあ、と思います。会話のコミュニケーションが生まれるのも、「色を着る」ことが連れてきてくれるメリットかもしれません。

  • このパワフルで鮮やかな色を着る日は、自分の気持ちも持ち上がり、口紅の色や髪の質感も吟味して。そうこうしているうちに、おしゃれをすることのモチベーションやスキルが上がっていることに気が付きます。

    毎日グレーやベージュの影に隠れていたらできないこと。今年の夏は、もっともっと色を着ましょう。自分のおしゃれも、そして周りの人もカラフルになっているのを感じるはず♡
  •  
  •  

    一生私たちの心をくすぐる、
    ドットのスカート

  • まん丸が規則的に、正しく並ぶポルカドット。まるで、MIKIMOTOの品行方正なパールのように可憐さやきちんと感があるのが魅力。 もちろん、映画の主人公が着ていたり、有名雑誌のカバーで見かけたり、もありましたが。ここ数シーズン再ブームが!

    グラフィカルな模様、メリハリのある配色で、女性を美しく見せてくれます。幼くなる? 少し気恥ずかしい、、、。 それなら、是非ボトムで挑戦しましょう。パンツは難易度が高いからスカートで。顔から離れたボトムの柄、シルエット、色は表情や、その人の印象を直接左右しません。
  • ほら、例えばこんな甘いデザインのスカートも! 辛めの色を選び、トップスをかなりラフなTシャツにすれば、簡単に取り入れられます。 もし、もっと辛さを足したいなら、足元をスニーカーにしたって。

    張りがあり、少し光沢があるので、夏はこうしてTシャツと、秋はカシミヤのニットやライダースと。 冬はアルパカのコートと合わせたって。長い期間、スタイリングのポイントになってくれるのも良いですね!