- 大人の上品さを備えた感度の高いカジュアルコーデに人気が集まるファッションエディターの磯部安伽さんがFRAMeWORK初登場!
今年らしい着映え感が際立つ初夏の新作で、14DAYS着回しを披露します。
- 大人の上品さを備えた感度の高いカジュアルコーデに人気が集まるファッションエディターの磯部安伽さんがFRAMeWORK初登場!
今年らしい着映え感が際立つ初夏の新作で、14DAYS着回しを披露します。
上下白にリネンジャケットを羽織るスタイルは、私にとっての夏の鉄板コーデのひとつです。シワになりにくい合繊素材がベースだから、カーディガン感覚でバッグに入れて持ち運んでも安心。ボカニカルダイのTシャツ×リネンのロングスカートという、自分らしさを写すカジュアルコーデにプラスするだけで、どんなシーンでも臆することなく振る舞えるスタイルに。
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遊び心をひとさじ加えた
こなれ感たっぷりのジャケパンコーデ
オーバーサイズのリネン混ジャケットは、もちろんパンツスタイルにもぴったりです。とろみ素材のジョガーパンツと一緒に、メリハリのあるベージュ×ブラック配色を楽しみます。モノトーンのイラストをあしらった遊び心のあるTシャツを加えれば、こなれ感たっぷりの夏のジャケパンスタイルに。袖口ボタンのないジャケットなので、ロールアップも無理なく決まります。
コーディネートを考える時間のない朝も、旬のジレを味方にすればおしゃれ感がアピールできます。いつもの白シャツ×デニムに羽織っただけで、ほら!こんなにも今っぽいスタイルが誕生します。ストレッチ性ある素材を使用した一枚なら、堅苦しさもなく、夏でも涼しく振る舞えます。最近のお気に入り、ノースフェイスのリュックとの相性も抜群です!
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シックなグラデコーデに身を包み
友人が出演する舞台を観劇
今日は友人の舞台を見に、久しぶりに下北沢へ。古着っぽい味わいのチャンピオンのTシャツにメンズライクなパンツを合わせ、仕上げにトレンドのジレをON。女らしい小物も同系色でまとめて、ベージュ〜ブラウン系のシックなグラデコーデに。薄着になる今の季節は、意図的な配色を楽しむことで、カジュアルな着こなしに奥行きを出すようにしています。
週末を利用しての箱根へのショートトリップは、夏らしい着こなしで満喫します。この夏なら、きれい色×柄の思い切った組み合わせで、トレンドのおしゃれを全身でエンジョイ! 肌触りのいいリネン素材のシャツワンピース×レーヨン素材の涼しく着られるイージーパンツというきちんと見えコンビなら、格式のあるホテルやレストランにもふさわしい装いに。
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海辺への小旅行も、
柄のイージーパンツが大活躍!
鎌倉への日帰り旅行でも、柄パンツを活躍させます。グリーンをベースにしたマルチカラーの柄パンツにノースリーブTシャツとビーサンをコーディネートし、ヘルシーさをアピールする着こなしに。柄パンツが主役なら、シンプルなTシャツとのワンツーコーデとは思えないほど華やかな仕上がりが手に入ります。ほんのり焼けた肌に似合う夏コーデを堪能!
午前は公園や新しくできた都内のショップをロケハン、午後は渋谷や原宿の展示会巡りと、予定がいっぱいの一日。炎天下の屋外と冷房がきいた室内の寒暖差に対応してくれるのはやっぱりカーディガンです。体が泳ぐオーバーサイズの一枚は、シアー感のある涼しい素材が自慢。自宅でケアできるのも嬉しい! センターシーム入りのパンツを合わせたボーイッシュな着こなしに。
08
余裕たっぷりのベーシックコーデで
女友達とホテルランチへ
皇居を見渡すホテルのカフェで女友達とゆっくりとランチを楽しむ日は、ピンクのシャツ×ミディ丈のフレアスカートの、とびきりのベーシックでおめかしして。ほんのりとした光沢感のあるコットン素材を使用したシャツは、製品染めをすることにより独特の風合いがある仕上がりに。旬のボディバッグでスポーティさをトッピングすれば、ベーシックの鮮度が一気に上昇します。
カタログのデザイン打ち合わせのため、アートディレクターのアトリエへ。おしゃれなスタッフが集まる場では、きちんと感がありつつもちょっとモードなパンツが頼り。オーバーサイズのプルオーバーシャツをコーディネートし、印象的なシンプルスタイルを目指します。涼しいシャンブレー素材や美脚見えするセンタープレス入りの太めストレートなど、才色兼備の一本です。
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モノトーンのパンツスタイルに
きれい色小物を散らして
ピンストライプのリネンパンツに白のノースリーブTを合わせ、涼しげなモノトーンスタイルに。フルレングスのパンツなら、スニーカーやキャップを合わせたカジュアルコーデが、都会的かつ大人っぽく決まります。今年らしさの決め手は、きれい色の小物。ブルーのバッグ、ラベンダーのスニーカーと、あえて色味の違う小物を2点合わせることで、生き生きとした着こなしに着地します。
素肌にさらりと着られるワンピースは、この季節に欠かせないアイテムです。さらに黒ならスペシャル感がアップ。まだ明るさが残る夕暮れからのお出かけにもぴったりです。絶妙な開きのVネック、襟元から裾にかけてランダムに入れられたタックデザイン、ふんわりとしたギャザー袖、緩やかに描くコクーンシルエットと、どれをとってもとびきり女らしく、全方位どこから見ても美しい一枚です。
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ビタミンカラーのシャツで
黒ワンピをアクティブに彩って
この夏らしいビタミンカラーのシャツを羽織れば、黒ワンピースの表情がガラリと一変。アクティブなカジュアルコーデへと導いてくれます。こだわりのフレンチリネン素材はフレームワークの完全別注。製品洗いをかけることで、リネンの風合いをアップしました。羽織りとしても使えるゆったりめのシルエットながらもルーズすぎないサイズ感が、このシャツの魅力のひとつです。
外ロケ→ハウススタジオ→物撮影と続く、体力勝負の長丁場撮影。暑い時期に頼りになるのは、やっぱり夏素材のニットとパンツです。和紙を撚りこんだ素材を使用したゆるニットは、通気性の良さが自慢。日除けにもなる長めのロングスリーブも魅力のひとつです。シワになりづらいさらっと素材のきれい色パンツを合わせれば、着映え感も申し分ありません。
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清潔感のあるデニムスタイルは
夏の理想のカジュアルです
DAY13のニットと同型の一枚も、きれい色をチョイスするだけでガラリと雰囲気が変わります。太めの淡色デニムを合わせれば、清潔感があふれる夏のデニムスタイルに。体感も見た目も涼しくてノーストレス。でも、どこに行っても恥ずかしくないきちんと感もある。一見、シンプルな着こなしですが、私の夏カジュアルの理想が詰まった、スペシャルなスタイルです。
磯部安伽(いそべやすこ)
ファッションエディター。大手出版社で雑誌編集者として勤務したのち、2013年にフリーランスに。以後、集英社『Marisol』『LEE』『eclat』などのファッション誌を中心に活動する一方、アパレルのカタログ製作やブランディングディレクションなど、エディターの枠を超え活躍する。著書に、『ファッションエディター磯部安伽のスマートクローゼット』(KADOKAWA)。@yasukoisobe
STAFF
MODEL&TEXT: YASUKO ISOBE
PHOTO: SHOHEI KANAYA
STYLIST: KAYOKO MURAYAMA
HAIR&MAKE-UP: TOMIE