ベーシックアイテムをどう着る？
スタイリングの鍵を握るのは
程よい抜け感を感じるバランスを
大事にした一手間。
手持ちのアイテムも着方次第で
今年らしい旬なスタイルに。
ときにはメンズライクに、シンプルを極めて、潔く。
そこで気を付けたいのが柔らかさのさじ加減！
アンニュイに留めたヘアスタイルや、肌の⾒える分量、
はたまた少し愛嬌のあるアクセサリーなどなど。
どこかしらでふっと休まる⼥性らしさがあるとナチュラルに。
逆に、これ⾒よがしに⼥性らしさを⾜しすぎてしまうと
味が濃すぎてしまうので、加減に注意！
ロックTEEやタフタ素材のスカートなど、
ほんの少しクセのある
「キャラ⽴ち」アイテムを合わせたスタイルには
シャープなフォルムのコンバースをチョイス！
大人しくなりすぎないよう、
シュータン部分を
くしゃっとさせて⽴体的に、
さり気ない躍動感を。BLAND BLACKくらいの
スポーティさと分量感があれば、
本物志向のカッコよさを活かして
ボリュームスカートでハズすくらいで充分。デニムと馴染みの良いシルバーや
ターコイズでさらっと⾟⼝に。
着こなしで少しカッコよさをプラスするのが
洗練されるポイント。
デニムと馴染みの良いシルバーや
ターコイズでさらっと⾟⼝に。
着こなしで少しカッコよさをプラスするのが
洗練されるポイント。
トップスのように着たデニムJKは襟を⽴て、
上のみボタンを留めて少し格好良く。
すっきりさせた⾸元の対⽐で、袖はボタンを留めたまま、
迷いなく上にぐしゃぐしゃっと押し上げて
ボリュームを出すとこなれ感が。
メイクと同じで時折、
着こなし⽅の「アップデート」が必要です！
少し前だとかなり後ろに抜く着⽅でしたが、
今は深Ⅴのように、がばっと前を⼤きく開けて
タンクトップを⾒せて着るのが断然おススメ。
決して「はだけた感」の演出ではなく、
クリーンに、ヘルシーに。
袖のまくり⽅や裾の⼊れ⽅などエアリー感を⼤切に、
⼒みのない、ルーズさを演出して。
⼿持ちのシャツで気分を変えたいときにはほんのすこし男前に、
ボタンを⼀番上まできっちり留めてタイトに、
ヘアもすっきりとまとめるのがおススメ。
裾は、そのままきっちりインしてしまうと
野暮ったくなってしまうのでしっかり引き出し、
ウエストまわりに⽴体的感を。
ここで柔らかさがプラスされて⼥性らしい着こなしに。
拘りぬかれたシルエット、洗いざらしの⽣地感が際⽴つシャツは、
メンズのものをばさっと無造作に着た雰囲気を⼤事にしたい。
いわゆる「彼⽒のシャツ借りちゃった」的な空気！
抜きすぎず、襟を⽴てて。あくまでも作りこみすぎず、
裾も動きがでるよう、一番下のボタンを開けてみたり。
ナチュラルに、借り物感で！
いつの時代でも⼥性の美しさを
引き出してくれる⽩シャツは、
空気をはらんだような軽やかさ、
リラックス感が最⼤の肝。
Tシャツは袖を折り返し、肌を⾒せることで
⼀気にすっきりとして、着こなした雰囲気に。
ここでウエストもしっかりインしてしまうと、
なんだかやる気と気合が半端ないので
3回折った袖に対し、ウエストは⼀か所、
ラフに突っ込む程度でOK。
コーディネートの仕上げにヘアスタイルまでこだわりを。
きゅっと⾸元まで留めたシャツスタイルの⽇は ザクっと⼀つにまとめた後ろ姿がこなれ感を演出。
マニッシュなスニーカースタイルにはヘルシーな色気を味方につけて。
定番がゆえに、もはやユニフォーム化しつつあるボーダーとデニム。
ただ、着ていて⾼揚感のあるものにするには⼀⼯夫が必要です。
肩出ししたり、トップスの前だけインして、
ウエストまわりを覗かせたりなど、
⼥性の⾝体のヘルシーな要素を⾒せ、
元々タフな働く男のユニフォームであった
ボーダーやデニムにメリハリや
艶感をプラスしていくことが重要ポイント。
ぐっしゃと突っ込んだようなシワや、
たくし上げた袖の柔らかい膨らみは
平坦に⾒えるボーダー⽴体的に⾒せてくれます。
着丈の⻑いボーダーはそのまま着ると、
胴回りが⼤きく⾒えたり、野暮ったくなってしまうので、
サイドにざっくりインして躍動感をつけたいところ。
バックスタイルにも動きが出て、表情が⽣まれます。
腰まわりを全⾯的に露わにするには少し抵抗のあるスラックス。
サイドにインしたボーダーの流れるようなラインで
実物⼤を感じさせず、
⾝体のラインを⾃然にぼかす狙いも。
ゆるく編んだ⼤⼈の三つ編みや、
ツヤめきのある⼤振りのアクセサリーなど
意外性のある組み合わせは、
ボーダーのスタイリングを⼀新させてくれそう。
ボーダーの脇をかためる⼩物やヘアスタイルにも気を遣って。
シンプルなスタイリングのときこそ、アクセサリーでプレイフルに。
ゴールドとシルバーをレイヤードはためらうことなくトライあるのみ！
まずはメインとなるゴールドの中に、
少しだけシルバーをプラスするようなバランスだと取り⼊れやすくて◎
とにかくまずは細かいことは考えず、
とりあえず重ねてみる勇気を持つところから！
