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  3. WEARABLE ART 〜呼び起された経験や記憶の像〜 #01 清水智裕
  • 表現はどこか寂しげだけども、ユーモアも感じられ、心地よい曖昧さに惹きつけられる。色々な約束や予定が急に無くなったり、遅れたりする世の中で,まだまだ余白を楽しむ時間が必要と感じる。「やれやれ...」と思いながらも、温かいコーヒーでも飲みながら眺めていたい気持ちにさせる清水さんの作品。
    今回BOICEでは、期間限定でオーダーできるスペシャルな "着るアートピース” とより身近にアートを感じてもらうためのアート作品をご用意しました。アートとファッションのクロスオーバーをぜひお楽しみください。

    表現はどこか寂しげだけども、ユーモアも感じられ、心地よい曖昧さに惹きつけられる。色々な約束や予定が急に無くなったり、遅れたりする世の中で,まだまだ余白を楽しむ時間が必要と感じる。「やれやれ...」と思いながらも、温かいコーヒーでも飲みながら眺めていたい気持ちにさせる清水さんの作品。
    今回BOICEでは、期間限定でオーダーできるスペシャルな "着るアートピース” とより身近にアートを感じてもらうためのアート作品をご用意しました。アートとファッションのクロスオーバーをぜひお楽しみください。

  • WEAR

    2022年2月6日(日)までの期間限定で受注開始!※受注生産のため、返品交換不可

    2022年2月6日(日)までの
    期間限定で受注開始!※受注生産のため、返品交換不可

    「直感でいいと思ったものを購入してもらいたい。」と
    あえてフリーサイズにて展開するスペシャルな "着るアートピース” 。
    今回は、クリエイティブチームLAYOUTさんご協力の元、コラボレーションアイテムをご用意しました。
    更に、岐阜を拠点に活動しているフォトグラファーの高木 慎平氏が撮影、
    モデルはパートナーでもある高木 優衣氏が担当してくれました。

    「直感でいいと思ったものを購入してもらいたい。」とあえてフリーサイズにて展開するスペシャルな "着るアートピース” 。今回は、クリエイティブチームLAYOUTさんご協力の元、コラボレーションアイテムをご用意しました。更に、岐阜を拠点に活動しているフォトグラファーの高木 慎平氏が撮影、モデルはパートナーでもある高木 優衣氏が担当してくれました。

  • ART

    今回の ”呼び起された経験や記憶の像(カタチ)”は、
    より身近にアートを感じてもらうための入門編。
    手に取っていただきやすいドローイングを中心に、コンパクトで飾りやすい大きさ。
    カレンダーを飾るように、ご自宅に取り入れてもらいたい作品ばかりです。※アート作品は2/1より販売開始。すべて1点もので2月末まで受注、3月上旬お渡しです。

    今回の ”呼び起された経験や記憶の像(カタチ)”は、より身近にアートを感じてもらうための入門編。手に取っていただきやすいドローイングを中心に、コンパクトで飾りやすい大きさ。カレンダーを飾るように、ご自宅に取り入れてもらいたい作品ばかりです。※アート作品は2/1より販売開始。
    すべて1点もので2月末まで受注、3月上旬お渡しです。

    【清水智裕 作品コンセプト】

    何も描かれていない真っ白なキャンバスをじっと見つめているうちに、ふと幻影のようなぼんやりした形が立ち現れることがあります。日々蓄積される経験や記憶が呼び起こされて、何かの像を形作ったのかもしれません。 そのあやふやな、すぐ消えてしまいそうなその形をなんとかしてキャンバスの中から実際にすくい上げたい、という思いが私を制作に向かわせています。“描く”のではなく、“掘り起こす”といった方が感覚としては近いかもしれません。

    「大理石の中に天使が見える。私は彼を自由にするまで彫るのだ。」(ミケランジェロ)

  • Q:今回のコラボレーションのお話のファーストインスピレーションは?

    A:企業とのコラボレーションは初めてのことだったので、大変驚きました。
    絵画という形式上、今まで自分の作ったものを世間に知ってもらう手段が展示やアートフェアといったイベントに限られているうえ、基本的にひとつの作品はひとりのお客様にしかお渡しすることができなかったので、今回アパレルとして様々なアイテムに落とし込むことで、不特定多数の方々に手にとってもらえることがとても嬉しいです。

  • Q:今の作風に至るまでの経緯はどのようなものでしょうか?

    A:3年ほど前まではキャンバスすべてにぎっしり描き込むようなスタイルでした。 けれども、ある展示の際、自分の作品をずらっと並べてみたときに、色合いこそ違うけれども、どれもほぼ同じ構図で全く新鮮味がない。ワンパターンで退屈なものに思えてしまい、その日からもう何も描けない、描いたとしても途中でつまらなくなって結局全部消してしまうというような状況に陥りました。
    そんなことが数ヶ月続いたある時、キャンバスに描いた絵を溶剤で洗い落とそうとしたところ、洗いきれずに残った絵具の残骸が妙に魅力的に感じたことがありました。
    その体験から、“描く”のではなく“消し”ていく、そして消されずに残った形を作品として提示する、というやり方が生まれました。

  • Q:現在のアートシーンに対して清水さんが思っていることはありますか?

    A:最近は、いわゆる美大生が描くような「絵」っぽい絵(ニュアンスを伝えづらいですが…)よりも、もっと身近な、アニメやイラストやグラフィティなどをアイデアソースにした、ぱっと見て直感で「かわいい」「かっこいい」と思えるものにどんどん人気が出ているように思います。
    私もその魅力には抵抗できません。こちらが「コンセプト」とか「テーマ性」とかいくらこだわったところで、見る側が直感で飛びついてしまうものの方が真実のような気がします。
    そのことは踏まえつつ、しかし安易なフォロワーの一人にならないよう注意しながら、自分が“いい”と思えるものを作っていきたいです。

  • 【清水智裕 / TOMOHIRO SHIMIZU】

    東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
    Instagram:@shimizu__tomohiro
    HP:https://smztmhr.wixsite.com/shimizutomohiro

    2007年 個展「たべちゃいたいくらい。」(東京/トーキョーワンダーサイト本郷)
    2008年 個展「ひたひたの水」(東京/exhibit Live & Moris)
    2009年 個展「ま昼のまぼろし」(東京/ギャラリー坂巻)
    2011年 個展「Emerging Japanese Artist」(シンガポール/iPRECIATION Singapore)
    2012年 個展「清水智裕展“道の向こうに見えるもの”」(東京/銀座三越)
    2013年 個展「清水智裕特集“分離と沈澱”」(東京/銀座三越)
    2014年 「YOUNG ART TAIPEI 2014」(台湾/リージェント台北)
    2015年 個展「惑星Qの定時連絡」(大阪/DMO ARTS)
    「Affordable Art Fair Singapore 2015」(シンガポール/F1 Pit Building)
    2016年 個展「Wanderlust」(台湾/pon ding)
    2017年 「ART in PARK HOTEL TOKYO 2017」(東京/パークホテル東京)
    2018年 個展「THE 4TH CROSSLOADS HOTEL」(東京/銀座三越)
    2019年 「TAGBOAT AWARD Selected Exhibition」(上海/Shun Art Gallery)
    個展「侵食作用」(東京/亀戸アートセンター)
    個展「Full Empty」(東京/阪急メンズ東京・タグボートギャラリー)
    2020年 個展「反転の王国」(東京/KATSUMI YAMATO/無一物)
    個展「出現率1%」(東京/銀座三越)
    2021年 「Japanese Group Show」(フランス/gallery JOYANA)
    個展「ミカエル」(東京/KATSUMI YAMATO/無一物)
    個展「現出」(京都/藤井大丸 7gallery)

    「ふるさと文学さんぽ 岩手」(監修・須藤弘明、大和書房)の装画を担当
    「手のひらの花火」(山崎聡子、短歌研究社)の装画を担当

    【高木 慎平 / 高木 優衣】

    岐阜県出身。フォトグラファー。夫婦でディレクションから撮影まで行い、ファッション雑誌、企業広告など多くの作品制作を手掛けている。
    Instagram:@shimpei65 /@buibui1209

    【LAYOUT / レイアウト】

    展示やファッションなどのディレクションをメインに、クリエイターをマッチングさせ、新しい可能性を見つけるクリエイティブチーム。
    Instagram:@lay_out_1984