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  • 4人の女性スタッフが本音でジャッジ。冬のモテ・コーデの正解、教えて!

    モテる/モテないを比べれば、どうせならモテたいと思うのがオトコ心というもの。でも服装ひとつ取ってみても、メンズライクな着こなしがいいのか、ある程度トレンドを追うべきか、それとも開き直って、シンプル一辺倒で万人ウケを狙うか?......考えれば考えるほど、正解がわからなくなるばかり。そこで今回、ジャーナル スタンダードが独断と偏見で考える冬のモテ・コーデ5体を用意。恥を忍んで、女性スタッフ陣に率直な意見を訊いてみることにしました。ぶっちゃけ、どのコーディネートがモテるの?

    Photo_Shintaro Yoshimatsu(Men’s model)
    Text_Masahiro Kosaka【CORNELL】

  • 4人の女性スタッフが本音でジャッジ。冬のモテ・コーデの正解、教えて!

    モテる/モテないを比べれば、どうせならモテたいと思うのがオトコ心というもの。でも服装ひとつ取ってみても、メンズライクな着こなしがいいのか、ある程度トレンドを追うべきか、それとも開き直って、シンプル一辺倒で万人ウケを狙うか?......考えれば考えるほど、正解がわからなくなるばかり。そこで今回、ジャーナル スタンダードが独断と偏見で考える冬のモテ・コーデ5体を用意。恥を忍んで、女性スタッフ陣に率直な意見を訊いてみることにしました。ぶっちゃけ、どのコーディネートがモテるの?

    Photo_Shintaro Yoshimatsu(Men’s model)
    Text_Masahiro Kosaka【CORNELL】

  • 藤原 祥子JOURNAL STANDARD
    プレス

    今冬に行きたいデートスポットは?
    →長野や新潟でスノボー&スキーがしたいです⛄⛄

    instagram:@fujiwara_shoko_

  • 渡邉 茉耶JOURNAL STANDARD
    WEB ビジュアルコーディネーター

    今冬に行きたいデートスポットは?
    →箱根or軽井沢デート
    ぶらりと食べ歩きなどその街を楽しみながら、ゆっくり過ごしたいです。

    instagram:@mayawatanabe_

  • 村上 風菜JOURNAL STANDARD
    YouTube ナビゲーター

    今冬に行きたいデートスポットは?
    →行ったことのない街の探索、植物園。

    instagram:@murakamifuna_

  • 久保 麻琴JOURNAL STANDARD
    e-コマース

    今冬に行きたいデートスポットは?
    →浅草寺にお参りして、その後食べ歩きとかしたいです。

    instagram:@makoto__kubo

  • ー本日のテーマは“モテ”ということで、ジャーナルスタンダードが考えるモテ・コーデを5体用意してみました。集まってもらったみなさんには、いわば女性代表として、モテる服装について自由にトークしてもらいたいなと。まずはウォームアップがてら、男性のどんな服装が好きか1人ずつ教えてもらえますか?

    わたしは、古着と新品のミックススタイルが好きです。

    わたしはどちらかというと、ヴィンテージなんかを取り入れたこだわりの強い服装は苦手。オシャレすぎるひとは、こちらの服装までチェックが厳しそうで......(笑)。比較的ラフな格好の男性がいいです。

    自分自身があまり色モノを着ないので、モノトーン系の服装ですかね。小物で色を効かせるくらいがちょうどいいなと思います。

    わたしはそのひとに似合っていればあまり気にならないかも。自分もカジュアルな服装をすることが多いので、強いて言うなら、カジュアルをベースに少しトレンドを取り入れた格好でしょうか。

    ー四者四様ですね!5体のコーディネートに対しても、様々な意見が出てきそうです。それではさっそくですが、1体ずつ見ていきましょうか。

  • ー最初のコーディネートはこちらです。

    バランスはめちゃくちゃいいと思います。カジュアルだけど、きちんと感もある。

    王道な大人スタイルっていう感じですよね。

    わたしは結構好きなコーディネートかも。例えばデートで女性側がなにを着ていても、違和感なく馴染みそうだし。隣を歩きやすい服装ですよね。

  • ーー見優等生的なコーディネートですが、小物を使って、少しアソビも効かせています。

    たしかに、ストールやメガネがインテリな雰囲気も引き出していますね。

    マフラーの、シックだけどカラフルな色味もいい。

    確かにマフラーの色選びで、野暮ったさをうまく解消してる気がする。

    普通のチェスターコートと違ってコンパクトな立ち襟になってるから、ストールとかタートルネックが、より映えるんだろうね。

  • ジャーナルスタンダードのオリジナルコートは、あえてアップデートせずに定番的にリリースされている人気アイテム。ジャストフィットのパターンが、むしろいまは新鮮に映る。6色展開。
  • ーちなみにこのチェスターコート、遠目からだと単色に見えますが、じつは細かな千鳥格子柄。ウール地も毛足が長く、独特の奥行きがある表情を持ちます。

    このコーディネートにブラックやネイビーといった単色を持ってくると、カチッとしすぎちゃいそう。ちゃんと主張はあるけどやりすぎてない、絶妙なバランスの柄が素敵です!

  • ーお次は、スウェットパーカにワークパンツ、そこにダウンジャケットを羽織ったラフなスタイル。キメすぎてなく、街もアウトドアもござれな万能コーデって感じでしょうか。

    ん〜、普通......。

    一同:(笑)

    可もなく不可もなく、って感じですね。別にイヤじゃないですが、「あ、かわいいコーディネートだな」っていう風には思わないかも。

    付き合ってる彼氏ならいいです。でも、例えば付き合う前のデートにこの格好で来られたら、「もしかして気を抜いてるのかな......」って思っちゃうかも。

    定番アイテムで固めたコーディネートだけにね。

    どのアイテムも無難すぎるのかも。たとえば足元をレザーシューズに替えて、少しトレンド感を出すとか。

  • ー個性がなさすぎるってことでしょうか?

    モテを狙ってない感じがして、私は好きですけどね。羽織ってるダウンジャケットも、シンプルだけど実はちゃんと表情がある。最近はアウトドアブランドのいかにもなものを着ているひとが多いから、ダウンはむしろこれくらいサラッとしたものが好印象かも。

  • 毛羽立ちが少なく、コットンのような肌触りが特徴のLASKAファブリックは、撥水性と耐摩擦性に優れる。そんな機能素材を採用したダウンジャケットは、毎シーズンマイナーチェンジをおこないながらリリースされる人気作。今季はアームホールにゆとりを持たせ、淡いグレイッシュなブラックが新色として登場。
  • たしかに、全体的にカジュアルなので、ジャケットはスタイリッシュな方がバランスがいい。

    それでいて、アクティブに動くアウトドアデートにも着ていけそうだし。

  • けっこうパンチ効いてますね(笑)。

    インナーが柄モノのセットアップで、小物もしっかり使っているし。こだわりが強い感じがして、隣を歩くのが恐れ多いです......。

    これでデートに来られたら、「キメて来たんだな」って思います(笑)。キャップ無しくらいがちょうどいい気がします。

    “モテ”っていう意味では、違うかもね。

    友達ならいいかも。

    確かに。ファッションのことを相談できる相手としては、仲良くなりたいです。

    ーそっち方面のモテということですね。

    でも、広くはモテないかもしれないけど、特定の層には強く支持されるんじゃないでしょうか。

    モテを狙ってない感じも、逆にいいかもしれないですね。自分の好きなものをちゃんとわかっていて、それを貫いてる感じがする。

  • ー古着のミックススタイルが好きという村上さん的には、刺さる部分もあったりしますか?

    アウターに着ているバブアーは、生地のチョイスがいいですよね。この格好に定番のオイルド生地だと、ちょっとやりすぎ。軽い印象のナイロン生地を持ってくることで、うまくバランスが取れていると思います。

  • フィッシングジャケットをデザインモチーフにしたバブアーの定番品「SPEY」を、ジャーナルスタンダードがオーバーサイジングにアレンジ。撥水性のあるナイロン生地なので、雨天時やアウトドアユースにも。
  • 気兼ねなくタウンユースできそうだよね。

    バブアーをペアで着てるカップルってけっこう多いですけど、そういうときにも、きっと使いやすい。

    男女でオイルド生地だと、ちょっと目立ちすぎるもんね。ナイロン生地のバブアーを、男女で違う型を選んでシミラールックに、くらいがいいかも。

  • ーこちらはビッグシルエットが特徴的なコーディネートです。アウターは短丈&ワイドのピーコート。ここ数年、プレッピーはメンズで流行っているキーワードでもありますが、いかがですか?

    ピーコート、かわいいですよね。

    なんとなく懐かしいアイテムですが、シルエットがかなりいまっぽくアレンジされていて、カッコいいです。

  • アメリカのアウターブランド・フェデリティとジャーナルスタンダードの別注コートは、ロングとショートの2種類を展開(写真はショート)。アメリカ製。
  • オーバーサイジングで、トレンド感がありますよね。生地が硬くてウエストもシェイプした古着のピーコートと違って、普段のコーディネートに取り入れやすそう。

    とはいえアイテムとしてはトラッドなので、着こなしは重要ですよね。

    王道のアイテムだからこそ、オシャレに合わせるのが少し難しそう。その点、このコーディネートはすごくバランスがいいと思います。

    いまっぽく着ていて、すごくおしゃれだと思う。モテそう。

  • ーどんなところにバランスの良さを感じますか?

    ピーコートやワークパンツといった無骨なアイテムを、ストールやシューズの合わせでカジュアルダウンしてるところとか。

    ストレートに考えるとレザーシューズを合わせてしまいそうなところを、あえてスニーカーにすることで肩の力を抜いているのがいいですね。

    程よいラインを突いてきた感があるよね。

    盛り込みすぎてなくて、好印象。

    色の合わせ方も上手ですよね。ネイビーとブラウンの色の配分がいい塩梅で。

    全体にまとまりがありますよね。上半身ネイビー、下半身ブラウンとかにすると、多分パキッとしすぎちゃう。ストールの差し色が効いてます。

  • ーいよいよ最後のコーディネートです。ボアフリースのカットソーやコーデュロイのパンツなど、季節感のある素材を取り入れつつ、赤いキャップで差し色を効かせています。

    一同:ん〜......。

  • ー意外な反応です(笑)。どちらかというと万人ウケする王道コーデかと思っていましたが。

    コーディネート自体はまとまりがあって、すごくいいと思いますよ。

    一つひとつのアイテムを別々で見ても、こだわって選ばれているのがわかる。季節に合わせてきちんと素材を選ぶひとなんだな、って。

    ウールリッチのダウンジャケットも、スタイリッシュなボリューム感で、寒すぎない都会の冬にもぴったりですよね。

    アウトドアブランドによくあるようなオーバースペックなものより、街デートにはこれくらいの方が向いてるしね。

  • ウールリッチの定番「NEW ARCTIC PARKA」。ロクヨンクロスにテフロン加工を施すことで、高い撥水力を実現。ダウンを含む中綿は、街着としてちょうどいいボリュームに調整されている。
  • ーなるほど、問題はそこじゃないと。

    ぜんぜんイヤな気持ちにはならないんですよ。かわいい服着てるな、って。

    でも、「カッコいい!」とはならないかも......。

    それやね!!(笑)。

    たしかに、キュンとはしないかもね(笑)。

    ちょっと可愛すぎるのかもしれないですね。ボアフリースにコーデュロイ、っていう合わせなんかも。

    オトナの男性が着るといいのかもね。

    10歳くらい歳上の男性だったら、キュンですね。もしくは、ふだんスーツで働いてるひとの休日スタイルとか。

    ギャップね、いいかも。

  • 事前に訊いた服装の好みは四者四様だった彼女たち、でも蓋を開けてみれば、ベスト・モテ・コーデは満場一致でピーコートを使ったCoordinate04.でした。次いで、チェスターコートのCoordinate01.や、バブアーのCoordinate03.がランクイン。どうやら、ベーシックな装いのなかに色合わせや小物使いで個性をひとさじ忍ばせるくらいが、ちょうどいいみたい。究極言うとそのひとに似合ってればって話もあったけど、かといって、考えなさすぎも禁物。今回の4名の意見を参考に、この冬は、自分も相手も気持ちのいい服装を心がけたいものです。