1. HOME
  2. 特集
  3. 人気スタイリスト川上さやかさん指南!今年のコートはどう着こなす!? 川上さやかさんセレクト 旬顔コートBest7の着こなし術!


  • 今年のコートはコレ!というのが誰でも1着はあるものですよね。
    室内では脱ぐにしても、オシャレはやっぱりコートまで入れてのスタイリング!
    NOBLEの名品アウターから川上さんがセレクトしたコートスタイリング7撰。
    合わせるアイテム次第でワンランクアップした着こなしに。必見です!

     

  • コートに起毛感がありふわっとした素材が女性らしいので、インナーに女っぽいアイテムを合わせるとToo Muchになりがち。今回はフード付きのトップスに、ジョガーパンツのニットアップを合わせ、女らしさとカジュアルのMixコーデにしました。コートがボリューミーなので、インナーをワントーンにまとめると配色のコントラストで細く見える嬉しい効果もあります。コンサバになりがちなタイプのコートを、カジュアルにカッコよく着るのが“今”らしさがあっていいと思います。
     

  • ベースが黒のチェックコートには、オールブラックだけど素材感がそれぞれ違うアイテムを重ねてレイヤードを楽しんで欲しいです。シャリ感のある艶ブラウスとリブタートルを重ね、ウールでマットなスティックパンツを合わせる。そうするとチェックの白いラインが効いてコートを引き立てます。逆にオールホワイトのスタイリングでも◎。インナーを単色で揃えてコートで柄を取り入れるという考え方もいいのではと思います。
     

  • ガウンコートは引き続き人気のアイテムですよね。今まではカジュアルにカッコよくさっと羽織るスタイリングが人気でしたが、今期は少し着方を変えてみたい。インナーにはハイネックのニットワンピースを合わせ、ブラウンカラーでまとめました。今はこんなエレガントでクラシックな着こなし方も素敵だと思います。ポイントは筒形のブーツやファーバッグで“今顔”の小物を合わせるのがポイントです。
     

  • デザインが定番型のコートには、今年っぽいレイヤードスタイルを合わせました。カチっとしたデザインなのでハンサムコーデに振りがちですが、ティアードスカートなどフェミニンなアイテムとのMixを楽しむのもいいかと思います。「ハンサム」と「フェミニン」の逆テイストを掛け合わせているので、インナーはワントーンで仕上げると全体的なバランスがいいと思います。冬のオールホワイトのスタイリングはとても素敵なので、アウターにはそのムードを崩さないベージュやライトグレーを選ぶと全体を優しくまとめてくれます。
     

  • カラーコートとブルーデニムの色が合うなと思いコーディネートした上品カジュアルスタイル。コートの袖口のデザインがクラシカルな印象なので、ドットブラウスを大きなリボン結びにしてコートと同様クラシカルなイメージに印象付けました。ヴィンテージ加工されたデニムを合わせてますが、コートの色やデザイン、リボンブラウスで女っぽく底上げ。パンプスを合わせるとコンサバティブな印象になるので、白いブーツで今っぽい着こなしに。
     

  • 今年はこんな中綿のショートコートが沢山出てますね。このタイプで襟がないデザインを着るときは、インナーにはタートルネックなど首元を隠してくれるアイテムを選ぶのが正解。首元がスカスカだと、アウターのボリュームとのバランスが悪く統一感がなくなります。またアウターがマットな質感なので、ニットアップは単色ではなく、このようなメランジタイプやカラーニットを合わせてあげるのが◎。スタイリングがのっぺりせずメリハリがついておススメです。
     

  • チャコールグレーは色物と合わせる時にどんな色でも受け止めてくれる万能カラー。今回は旬カラーのパープルのパンツをチョイス。その場合チャコールグレーとパープルの中間色をトップスに合わせるのがポイントです。ニットが白だと浮きすぎるのですが、パンツの色からもっと濃い、もしくは薄いパープルを合わせるか、コートの色から薄いグレーを合わせるか。どちらかの延長線にあるカラーチョイスをすると全体的にまとまりがよくなります。ニットはアンサンブルなのですが、カーディガンを肩掛けにスタイリングすることでより全体がまとまります。
     
  • 川上さやか(スタイリスト)
    女性ファッション誌を中心に、WEBメディア、カタログなどで活躍する人気スタイリスト。初の著書「おしゃれになりたかったら、トレンドは買わない」(講談社刊)が発売中。
    Instagram :@sk_120