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  3. I want it!スタイリスト大草直子のこれ“絶対”欲しい!BEST3
  • スタイリストの大草直子さんが、これからの季節に向けて、絶対に欲しいという“itアイテム”をご紹介。
    まだまだ暑いけれど、夏服には飽き、そろそろ秋を意識し始めたい今の時期。
    大草さんならではの審美眼で選ばれた3つのアイテムとそのスタイリングを、書き下ろしのメッセージとともにお届けします。

  • 立つだけで、空気が変わる、
    木の葉色のドレス

  • 秋になると、それまで重かった空気は一気に軽やかになり、街の風景も少し「ペタルな色」に変わります。そんな景色を映したような、ドラマティックなドレス。コンシャスな袖、ハイウエストの計算されたデザイン、そしてしっかりと長さを取った丈。コーディネートはいりません。小さなバッグからあえて大きなバッグ、きゃしゃなサンダルもフラットなパンプスも――あまり考えずとも、着てそこに立つだけで、人の記憶に残る、「あなたのおしゃれ」が完成します。

  • 女優のようなスカートで、
    黒と白を華やかに

  • ‘50年代の映画の女優を思わせる、ふっくらとしたシルエットと大胆なプリント。タイトなトップスを合わせて、正三角形のシルエットを作ると、整ったスタイルも手に入ります。黒×白のきっぱりとした配色を生かしたいから、合わせるほかのアイテムも、モノトーンに。白、という光と、黒、という影がぐんと際立って、遠目からも、しっかりとコーディネートのメッセージは伝わります。「今日会えるのを楽しみにしてきました」そんな気持ちが伝わる着こなしです。

  • 落ち着いた色、コクーン型。
    大人がはきたいチェックパンツ

  • モッズライクなチェックパンツも、こんなアーシーな色だから、私たちでも挑戦できる。クラシカルなロングカーディガンを肩から掛けて、一番上のボタンだけ留めて。片方の肩に無造作に引っ掛けるようにして着ると、肌の分量を調整できます。艶やかな腕の肌をアピールして、大人に、そして女性らしく着るのがオススメです。季節が進んだら、ざっくりニットを合わせても。その場合は、バッグや靴を淡い色にして、「素肌を出す」のと同じ効果を狙って。

  • WEBマガジン『AMARC』では
    9月→10月のおしゃれ計画を同時公開!

    今回の記事は、大草直子さんが主宰するメディア『AMARC(アマーク)』とのコラボレーション企画! AMARCでは、大草さんの、9月から10月のおしゃれ計画を公開しています。季節のはじめは「土台=ボトムス」から整えるというのが、大草さんのセオリー。そのセオリーに則って選んだ2本のボトムスを、9月と10月それぞれの着こなしとともにご紹介してくれました。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

    チェックする

  • 大草直子(スタイリスト)

    ファッション誌、新聞、カタログを中心にスタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。2019年4月には新しいメディア『AMARC』を立ち上げた。講談社のWEBマガジン『mi-mollet』コンセプト・ディレクターでもあり、新著『飽きる勇気 大草直子のNEW BASIC』ほか、インスタグラムも人気。
    Instagram:@naokookusa  @naokookusa_styling  @amarc_official

    Photo:Shogo Tanaka(MAETTICO)
    Hair & Make-up:Mami Numata(ilumini)
    Styling & Text:Naoko Okusa
    Edit:Ayako Suzuki(HRM)